友達からのイラスト制作依頼でお金貰うってどうなの?実はそこにイラストレーターに必要な技能が学べるチャンスもあったりするって話

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社畜アートディレクターksd(@ksd_illust)です。

名前
なあなあ、ちょこっと絵描いてくれない?

絵を描くことが得意なあなたは、身近な人からそんなふうに頼られることもあるでしょう。

僕はこれまで

  • 会社の資料の挿し絵
  • 結婚式のウェルカムボード
  • 子供やペットの似顔絵
  • お店のポスターや名刺(自営業の友人)
  • 友達のインディーズバンドのCDジャケット

などを友人依頼で請け負ってきました。

で、こういった依頼でよくあるトラブルが

タダで頼むよ~

ってやつですね。または破格に安かったりとか…。

あるある!

でも、実は友人・知人依頼のやり取りの中でプロのイラストレーターとして活動するうえで必要な技能が学べたりもするんです。

今回はそういった困った依頼の対処法を紹介するとともに、その裏に隠されたイラストレーターに必要な技能を書いていきたいと思います。

まだ自分の絵に自信が無いのに頼まれちゃった場合

例えばあなたがまだ自分の絵に自信がない場合。

今後ちゃんとした仕事としてお金を貰って描く前に練習として受けても良いか。

と割りきれるならタダでも受けてみましょう。

なぜなら、他人が求めているイラストを描くという工程を学べますし、それはイラストレーターの基本でもあります。

今まで自分が描きたい絵しか描いてこなかったから人に依頼されて描くのって新鮮だ!

自分を表現する絵と、他人が求めている絵はまったくの別物です。機会があれば引き受けてみましょう。新たな発見や難しさを感じ取れると思います。

そして、他人から頼まれて描くということに慣れて自信を持てるようになるはずです。

この場合、クオリティは担保できない旨を事前に伝えておくことを忘れずに。

タダで請け負うとはいえ、相手はそれなりを期待して依頼してきます。

そこそこ自信がある時に依頼された場合

さすがにタダは…と考えるのであれば、しっかりと交渉してみましょう。

企業から制作依頼をされた時も、しっかりと価格交渉をしておかないと安く買い叩かれて損をしてしまうこともあります。

交渉の仕方を学ぶうえで友人相手は丁度いい練習相手かもしれません。

例えば

  1. 依頼されたイラストが友人の収益に関与しない場合
  2. 依頼されたイラストが友人の収益に関与する場合

の2パターンから交渉方法を考えてみましょう。

依頼されたイラストが友人の収益に関与しない場合の交渉方法

  • 子供の似顔絵を描いてほしい
  • 携帯の待受用に絵を描いてほしい

など描いたイラストが直接、友人の収益に関与せず、あなたのイラストを単に楽しみたいために依頼してきたパターン。描いても描かなくても損益が無い場合。

〇1000円~5000円程度で描く

〇夕飯を1回奢ってもらう

〇あなたが納得する交換条件(描く代わりに〇〇を手伝ってもらう)

あたりで交渉してみるのはいかがでしょうか?もちろん、必要経費(画材代、プリント代など)はきっちり説明したうえで頂きましょう。

依頼されたイラストが友人の収益に関与する場合の交渉方法

  • バンドのCDジャケットを描いてほしい
  • お店のメニューに挿絵を描いてほしい

など、あなたが描かないとしたら他で頼まざるをえないパターン。友人の損益に関与する場合。これはもう普通のビジネスとなりますので

〇あなたが納得する金額を提示する

べきでしょう。

いくらくらいが妥当かわからないよ~

という方は、

あなたが欲しい時給 × 依頼されたイラストを制作するためにかかるであろう時間 + 必要経費(画材代・プリント代・交通費など)

こちらの計算式から算出してみましょう。

う~ん。今やってるバイトの時給が1000円だから…欲しい時給は1500円として、多分5時間もあれば描けるだろうな…で絵の具代が1000円くらいとしたら、合わせて8500円だ!
8500円か…。ごめん、何とか5000円までならすぐ出せるんだけど…。残りは今度うちでご飯ご馳走するから頼むよ。。
…まあ、いいか。その代わり、肉料理な!
任せてよ!おいしいの作るから!

友人同士であれば、ガツガツせず柔軟に対応してあげることも重要です。

お金がなければ、他の対価で支払ってもらえるように交渉しましょう。

交渉のタイミング

よくあるのは、なあなあで引き受けて、結局完成した後に報酬が無かったというケース。

これは企業とのやりとりでもあったりします。

イラスト納品したら連絡とれなくなっちゃった…

こういうずるい会社も存在するので、事前に報酬が決定したうえで制作に入るようにしましょう。

こいつは信用ならないな…。という相手の依頼を受ける場合は前金で半額貰ってから制作に入るようにするなど対策しましょう。(友人間でそれも悲しいですが…)

既にイラストの仕事をこなして自信と実績がある場合

そんなあなたに「タダで…」と依頼してくることはそうそう無いでしょうが、もしあったら毅然と断りましょう。

そこでタダや破格で受けてしまうと、報酬をしっかり払ってくれるクライアントを裏切ってしまうことになります。

もちろん、あなたと友人の関係性にもよるところではあります。

コイツには世話になったし、タダでも描いてやりたい!

と思うのであれば、全然問題ありません。あなたは既に対価を受け取っていることになりますからね。

最後に

なんだよ!ちょろっと簡単に描いてくれればいいんだよ!頼むよ!
ちょろっと簡単に描くくらいでいいなら自分で描けばいいじゃないか
いや、おまえ絵が得意なんだから、おまえならちょろっと描けるだろって言ってるんだよ!
僕がその絵をちょろっと描けるようになるまで練習した期間は10年だよ。君も10年かければちょろっと描けるようになるだろう。10年かけて自分で描くか、相応の対価を支払って僕に依頼するかどっちだ?
ぐぬぬ。

あなたが今まで積み重ねてきた努力を安売りしないように、しっかり交渉できるようにしておきましょう。

経験が浅い場合は、身の回りの人からの依頼でも学べることはたくさんあります。

参考になりましたら幸いです。

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2 件のコメント

  • まさに云わんとされる事がビシビシっと胸に突き刺さりました。。
    ksdさんの仰るように注意を払いながら相手先と交渉をしているのですが
    未だに交渉が上手く行かない事も多い私です。

    本当に書かれているように『今まで積み重ねてきた努力を安売りしないように、しっかり交渉できるように』
    に尽きますよね(しみじみ)

    交渉術のスキルをもっと磨いていきたいと思いました(勿論絵の技術もですがw)

    • damibassさん

      コメントありがとうございます!
      なかなか難しいですよね。僕もまだまだです。

      クリエイティブワークの交渉で、安売りしないために、値下げの条件を提示すると良いと聞いたことがあります。
      例えば
      〇万円引く代わりに…
      ・納期を伸ばす
      ・今後継続して仕事を発注してもらう
      ・ブログやSNSで実績として社名を掲載させてもらう
      ・クレジットを明記してもらう
      などですね。
      交渉に根負けして値下げするよりも展開できますしおすすめです。
      お金ではない価値を付加してもらうっていうのは、企業相手でも友人相手でも効果的な手段かと思います。
      参考になれば幸いです。

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