社会人になってからイラストレーターに憧れる人、結構多いです。
絵を描くのが好きなのであれば、それを活かして仕事にしてみたいと一度は思うことでしょう。
それでも一度就職してしまうと、方向転換するのは至難の業。
自分の画力では到底プロにはなれっこないと思っていませんか?
ここでは社会人の方が忙しい時間の中で、画力をUPしていける方法や習慣を紹介していきます。
- 異業種からイラストレーターに転職したいと思っている
- イラストレーターになりたいけど仕事が忙しくて絵の勉強をする時間がなかなかない
そんなあなたは是非参考にしてみてください。
社会人からイラストレーターを目指すには?目標達成のために守るべき習慣とは?
まずそもそも社会人がイラストレーターになるにあたって必要なことって何なのか?を考えてみました。
社会人からイラストレーターになるために必要なこととは?
まず画力をプロとして仕事にできるレベルにまで高めることです。
仕事を辞めてイラストレーターになるための努力をする人もいるかもしれませんが、社会人として働きながら頑張ろうとすると、そのための時間や労力は大変なものになります。
また
- 自分なりの世界観を示せるような表現力
- 依頼された内容を理解してそれに合ったイラストを仕上げる力
- 自分をクライアントに売り込む営業力
なども必要なので、これも身に付ける必要があります。
忙しい中でも画力を上げる習慣とは?
社会人として働きながらイラストレーターを目指そうとすると、多くの場合忙しい時間を上手くやりくりしながら、画力の向上を図ることになります。
目標達成のための習慣の一つ目に挙げるのは、少しでも空いた時間があれば絵を描くようにする!です。
- 仕事の休憩時間
- 通勤する際に生じる電車やバスの待ち時間
- 夜家に帰ってほっと一息ついた時
など、自由に使える時間が出来たら少しでもイラストを描いてみるようにしましょう。
イラストを描くためにはペンなどの道具と紙があれば良いので、音楽の練習に必要な楽器などとは違って、いつも持ち歩くことは簡単です。
今はスマホやタブレットを使って無料ペイントソフトで描くこともできます。
その際に何を描くかは自由ですが、目の前にあって自分が関心を惹かれるものをスケッチするとなお良いでしょう。
画力を上げるために必要な力の一つに観察力がありますが、目に見えるものをしっかりと観察し、それを忠実に再現することでその力が磨かれて行くからです。
立体的な表現力をみにつけよう!
多忙な日々の合間を縫って画力を底上げするには、やはり立体的な表現を身につける事が第一です。
そもそも絵が上手いとはデッサンが整っている事で、いわゆる単に観察して物を写し取る事とは異なります。
本来二次元である紙の世界で、私たちが奥行やリアリティーを感じるのは、描く人が立体感を意識して作画しているためです。
漫画のハウツー本や美術デッサンの本には、必ず立方体や丸や円錐などで人体やキャラクターの顏の「アタリ」を描くページがあります。
アタリとは下書きの下書きのようなラフの事です。上手いプロは省略する事も多いですが、人体をシンプルな箱や球体で最初にとらえて、そこに粘土を乗せていくような感覚で、フィギュアを紙の中で組み立てるような感覚で作画をすればミスを予防出来ます。
プロの世界で活躍するクリエイターは皆一流の画力ですが、何よりもイラストとして安定している事が大事であり、面倒だと感じても練習をする時は丸や四角の立体を下書きする習慣を持ち、作画崩壊を避ける事が大事です。
まとまった時間には、模写をしよう。
忙しい中でも画力を上げる習慣として二つ目に挙げられるのは、家に帰った後などのある程度まとまった時間が取れた時に、自分が良いと思うイラストの模写を行なうことです。
おすすめの練習方法は、有名なクリエイターの作品の模写です。
古今東西、有名な画家やイラストレーターは一つの例外なく尊敬するベテランの模写をしています。
正しく対象を写すというよりも
- どういった風に人体を描いているか
- 小物はどういった風に表現しているか
- どの部分を簡略化すれば絵柄が素敵になるか
- 背景はどのようなパースで作画しているか
など、ただ模倣するのではなく、常に考えながら、観察して紙に描いてく練習方法が効果的です。
そもそも自分の目指す方向性がそこで決まるといっても過言ではありません。
一口に絵が上手いベテランクリエイターといっても今では星の数程いらっしゃいます。
自分が憧れるプロを探す事が、自分の絵柄や目指す画風の基礎になるため、理想の好きな作家を見つける事は想像以上に大事です。
SNSを活用して積極的に作品を掲載していこう!
忙しい中でも画力を上げる習慣のラストに挙げるのは、毎日一枚のイラストを必ず仕上げて、それをSNSなどに掲載することです。
模写などによってある程度技術が身に付いたら、そのようにしてみると良いでしょう。
画力がなかなか向上しない人にありがちな問題が、少しでも上手く描けなかったり、自分が気に入らない部分が見つかったりすると、すぐに投げ出して別のイラストに取りかかってしまうことです。
しかし、途中で何があっても最後まで完成させることによって、得られるものが大きいことを知る必要があります。
出来れば様々な題材にチャレンジしたり、同じものでも構図の取り方やタッチを変えてみたりして、色々なタイプのイラストを描けるようにするのが理想的です。
そして、例え出来が悪いと自分で感じたとしても、毎日一枚は必ずSNSにアップする習慣をつけると、自分で見返すだけの場合よりも続けやすくなります。
また、それらを見た人からの反応が悪かったとしても、そのことがより奮起するための材料になることが期待出来ます。
夜間通える専門学校などに通うのも手
専門学校や教室に通って指導を受けるというやり方です。
専門学校の中には、仕事が終わった後の夜間や休みの日など、働きながらでも通うことが可能なところがいくつもあります。
そういった専門学校の中から、自分に合ったところを探して通うと、実践的な技術をスピーディーに身に付けることが期待出来ます。
学校以外にもは、通信講座を受講するというやり方もあります。
この方法だと空いた時間に練習出来るので、社会人には取り組みやすいとは言えますが、強制されたり誰かと競い合ったりすることがないため、人によってはモチベーションを保つのが難しいかも知れません。
また、本を読んだりネット上の情報を調べたりして、自力で技術の習得を図るというやり方もあります。
このやり方は学ぶ費用がおさえられ、マイペースに続けられるという利点があります。
いずれにしても、画力アップには継続しなければ、効果がでません。
効率がよい、悪いといった視点以外にも、自分が継続しやすい方法を習慣化することが大切です。
モチベーションが下がってきたら
もしもモチベーションがさがってきたら、ペンタブなど環境を変えてみることもおすすめです。
よい作業環境があることは、モチベーションアップに繋がります。とくに最近は大多数のイラストレーターがデジタルで作画しています。
ネットで仕事を請け負う事も普通になっており納品もデータ形式が一般的になりました。
モチベーションが下がってきたら、そういった設備を刷新するのも、将来への投資にもなりおすすめです。
とくに、ペンタブレットとパソコン、イラスト作画ソフトの三点は是非揃えておきたいものです。
安価なエントリーモデルも売っているので、安いペンタブでも十分な創作活動ができおすすめです。
デジタル作画のメリットのひとつは、多忙な社会人でも紙やアナログの画材を準備する事なく、大量のラフの練習が行えることですね。
とくに初心者の間は品質よりも数をこなす事も大事です。
これは脳科学的にも正しい事と言われており、ゆっくりと丁寧に一枚絵を模写するよりも、クロッキーのように対象物の気になる部分を手早くラフスケッチし、それを毎日丁寧に繰り返した方が画力の底上げが捗るともいわれていますので、ぜひ一度挑戦してみてください。
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