カスダ(@ksd_illust)です。
イラストレーターになるには何が必要なのか?どうしたらイラストレーターになれるのか?
少し特殊な職種だけあって準備や進路がわかりづらいですよね?
そこで、イラストレーターとしてこれまで活動してきた僕が(今はアートディレクターですが)その疑問を解決すべく、この記事にイラストレーターになるための必要な情報をまとめたいと思います。
イラストレーターの進路・学歴
まず、イラストレーターになるために必要な学歴はどういったものでしょうか?例えば…

こんな感じの王道進路。美術大学や美術系専門学校へ進学し、絵を描く仕事に就職、または早速独立する感じですね。早々に独立する人は、在学時から何かしらの仕事を請け負い、既にイラストレーターとして活動している人が多いです。

と諦めないでください!実際にイラストレーターとして働いていた、私ksdの進路がコチラです。

高校も大学も、美術系とは程遠い学校でした。
ただ、大学在学時から絵の勉強や練習はたくさんこなしてきました。デッサンに関しては独学がしんどかったので、デッサンスクール(月4回授業、5000円)に半年くらい通いました。その分、大学の勉強はかなりおざなりになりましたが。。(一応卒業はしましたよ!)
▶現役イラストレーターが実践してきた効率的に絵が上手くなる方法5つ
そして大学卒業と同時にフリーランスのイラストレーターとなりました。
そう、実はイラストレーターになるには、自分がイラストレーターだと自覚するだけでいいのです。その時点であなたはイラストレーターなのです。
ただ、上述した通り、在学時から仕事を貰えるようなレベルの人以外は、この時点で安易に独立することはお勧めしません。
僕は、独立後、一応イラストレーターとしていくつかお仕事を貰いましたが、生活できるレベルの稼ぎは無く、メインの収入は飲食やテレアポのアルバイトでした。そもそも、まだまだ技術不足で仕事を貰えるようなレベルではなかった…。

では、なぜ当時の僕はフリーランスとして活動していたか。当時の僕はイラストレーターといったらフリーランスという認識しかなく、就職するという選択肢を持っていなかったからです。
もしかしたら、僕と同じような勘違いをされてる方もいらっしゃるかもしれませんが、当然ながらそんなことはありません。会社員としてイラストを描く職種もあります。
- イラストレーター
- CGデザイナー
- 2Dデザイナー
- グラフィックデザイナー
などなど。呼び方はいろいろありますが絵を描いたり、デザインをする仕事を任されます。
そして、今は会社員としてベンチャー企業でアートディレクターをしている僕ですが、うずうずと独立への野心が芽生え始めています。虎視眈々とフリーランス化を狙っているのです。
このように、一度就職したからといってフリーランスになれないわけでは決してありません。むしろ、一度就職して会社員として働いてみることは、いずれ独立するにしてもプラスでしかないので、
絶っっ対に会社なんかに属さないっ!!!!!
っていう人以外は、とりあえず就職してみることをお勧めします。

確かにそういう面はあるかもしれませんが、美術系の学校を卒業している人が絶対的に有利かといったらそういうわけではありません。
学歴よりもスキルが重要視される業界です。美術系の学校を出たからと言って必ずうまいとも限りません。しっかりと準備をしておくことが重要ですよ。
必要な資格
イラストレーターになるために必要な資格はありあません!
上にも書いた通り、あなたが名乗り始めたらもうイラストレーターなのです。特に試験や資格はありません。僕は普通自動車免許くらいしか資格は持ってません。
一応、adobeソフトの熟練度なんかをはかる能力資格試験があるようです。あったらまぁ良いけど無くてもいいかなってイメージですね。それよりもイラストやデザインの完成度を重視されるので、そっちに労力を割くべきかなというのが個人的な見識です。
アナログ?デジタル?
今の時代だと、イラストレーターにとってデジタル制作は必須項目です。アナログ作品を描く方でも、描いた絵をデジタル化できる程度の知識は必要です。
会社員でもフリーランスでも、仕事の受発注はメールでのやり取りとなりますし、作品はデータ化してメールやデータ便でやりとりします。納品時の画像サイズや容量の調整、書き出しの形式についてなど知っておかないと仕事にならない最低限の知識は覚えましょう。
ソフトに関しては基本的にadobe製品を推奨します。イラストやデザインを生業とする企業では必ずと言っていいほど導入されています。
イラストレーターであればadobeの Illustrator、photoshopあたりはある程度使えるようにしておくと間違いありません。
まとめ
いかがでしょうか?
今回はイラストレーターのなりかたを僕個人の実体験を踏まえたうえで解説しました。
進路で悩んでいる方の助けになれば幸いです。