イラストレーターのなり方

実績ゼロの障害者イラストレーターが在宅で仕事をするためにした3つのこと

実績ゼロの障害者が在宅イラストレーターになるまでにしたこと

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又村大地
1991年生まれ、横浜市出身・在住。 筋ジストロフィーという障害があり、在宅でフリーのイラストレーターとして活動中。 シンプルでかわいいタッチのイラストが得意です。
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はじめまして。イラストレーターの又村大地と申します。

僕は重度身体障害があって、在宅でフリーのイラストレーターとして活動しています。

障害があるため会社に就職するのが難しく、在宅でなんとか仕事ができないかと考えていました。

そこで、イラストを描くのが好きだったこともあり、フリーのイラストレーターとして活動を始めました。

この記事では、そんな障害者の僕が実績ゼロから、在宅でイラストの仕事をするためにしたことを書いています。

  • 障害を抱えていて、会社で働くのは難しい・・・
  • 得意なことを生かして、在宅で仕事にできないかな・・・

そんな方への参考になったら嬉しいです。

 

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Webサイト開設

イラストレーター_webサイト開設

イラストレーターとして活動するにあたり、まずやったことは営業用のWebサイト開設です。

HTML/CSSをネットで調べながらサイトを作り、サーバーを借りて、独自ドメインを取得しました。

独自ドメインのほうが信頼度が上がるし、イラストレーターとして仕事をするんだ!という気合も入るかなと。

実績がなかったので、とにかく自分のテイストが分かるイラストを載せました。

またWebサイトのデザインにイラストを組み込むなどして、サイト全体で自分のイラストの世界観が伝わるようにしています。

少しでも仕事が依頼しやすいように、問い合せフォームも設置しました。

又村大地WEBサイトはコチラ

 

周りの人へ宣伝

イラストレーターであることを周囲に伝える

障害があるので自分から外へ向かうことは難しいですが、障害があるからこそ家に来る人はなにかと多いのです。

ヘルパー・看護師・訪問医など、いろいろな人がやってきます。

そういった周りの人たちへ「イラストレーターとして仕事を始めました!」と宣伝しました。

すると何人かは「それじゃあお願いしようかな」と、名刺やカレンダー制作の依頼をしてくれました。

宣伝するときに先ほどのWebサイトを見せてあげると、より興味を持ってもらえると思います。

また、依頼した人がさらに知り合いに広めてくれて、仕事につながることもあります。

SNSなどでシェアしてもらうのも、いいと思います。

 

売り込み

イラストレーターの売り込み

最近始めたのが、出版社や編集プロダクションへの売り込みです。

とはいえ障害のある僕はひとりで外出ができないため、持ち込み営業はほぼ不可能です。

そこで僕は、作品ファイルをつくって送付することにしました。

仕事がしたい出版社へ「作品ファイルを送るので、見てもらえませんか?」とメールを送り、返信をもらえたところに作品ファイルを郵送しました。

出版社の中には、データでの送付を希望するところもあるので、PDFデータも用意しておくといいです。

 

まとめ

こうした営業で少しずつではありますが、仕事が増えてきました。

まだまだイラスト収入だけでは生活はできませんが、そうなれるように頑張っていきたいです。

そしてイラストレーターの活動をして感じたことは、まずやってみることって大事だな、ということです。

最初は不安でしたが、思い切ってサイト開設や売り込みをしたからこそ、仕事につながったのだと思います。

この記事で少しでも、同じような境遇の方の背中を押すことができたら幸いです。