イラストレーターを目指すのであれば、まずポートフォリオ(作品集)をまとめて営業をして仕事を獲得していくわけですが
ポートフォリオにどんな作品を掲載したら良いのか・・・
と悩まれる方も多いしょう。
公開できる実績があればそれを堂々と掲載すればいいのですが、無い場合はとりあえず趣味で描いた絵でも載せておくか・・・となりがち。
でも、ここでひと工夫加えることでその後の営業が物凄くしやすくなるんです!
この記事では、実績が無いイラストレーターにオススメのポートフォリオに掲載する作品について解説します。
ラジオ版はこちらです。作業用BGM代わりにどうぞ↓
まずは自分の”好き”か”得意”を探そう!
あなたが何を描きたいのかを自問自答してみてください。
特にあなたが好きなモノ・コトで「描きたい!」と思える何か。
それは何でしょう?
- 可愛い女の子を見るのも描くのも大好きだ!
- 筋肉隆々のゴリマッチョ描いてるときが一番イキイキしてる。
- 植物がとても好きで詳しいし、描いてて飽きない。
- 動物に詳しくて、周りから動物博士と呼ばれてる。
などなど。何でもOKです!
偽り無く好き!楽しい!面白い!と思えるものの方が良いでしょう。
そんなに好きなものが思い浮かばない・・・という方は描いてて苦にならないテーマやモチーフを探してみてください。
描くことに慣れた・得意なモノ・コトですね。
【”好き”なものか”得意”なもの。あるいは好きで得意なもの】
を探してみてください!
それがあなたがイラストレーターとして描くと幸せになれるものです。
駆け出し中なんかはなおさらです。
ただ、イラストレーターとして活動していく中で自分の中で方向性を定めておいた方が仕事を取りに行きやすいのも事実ですよ!
ポートフォリオには、仕方なく請けた実績よりも、自分の方向性に即した作品を掲載した方がアピールしやすいです。
媒体(メディア)を探してみよう!
描くべきテーマが決まれば、今度はそのテーマを扱った媒体を探してみましょう。
- 雑誌
- WEBサイト
- イベント
- 施設
など、あなたが描きたいテーマを扱っているメディアをチェックします。
すると、その中で使われているイラストレーションが見つかるはず。
そのスペースにあなたがイラストを描くとしたらどう描きますか?
早速描いてみましょう!
描くときに注意すべき点は独りよがりな絵にならないこと。
その媒体がターゲットとしている年代や性別を想定して、何を伝えなきゃいけないのかを考えて描いてみてください。
あなたのタッチで、あなたの表現で描くとどんなイラストレーションになるでしょうか?
描けましたか?
おめでとうございます!それがポートフォリオに掲載できる作品になります!
こんな感じで作品を描いていけば、あなたが描きたいテーマ・ジャンルの作品集が完成するはずです!
さらに、作品イラストだけペタっと貼り付けるのではなく、制作時に気をつけたことや考えたことをテキストで加えて解説しましょう。
30代女性をターゲットにした化粧品〇〇のWEBサイト用イメージイラストを想定して制作しました。
この商品は大人の女性の魅力を引き出すことをコンセプトにしているので、大人の魅力的な女性のシルエットを基調としながら・・・
と、いった感じで書けると、たとえ実績ではなく自主制作だとしても説得力のあるポートフォリオができあがるはずです。
WEBサイトの場合は作品画像だけでなくテキストで解説文を載せておいた方が検索にも引っかかりやすくなります。
検索されたいキーワードを意識してタイトルや本文を書き込んでおきましょう!
この辺詳しくは以下の記事で書いてます。
【イラストレーターのブログ集客】イラストSEOを意識した営業戦略
WEBで集客を考えるなら是非参考にしてみてください。
ポートフォリオ用作品のイメージ
こんな感じで自分の絵をどういったシーンで使って欲しいか?をイメージさせるサンプルがあると良いと思います。
ソシャゲのイラストなら、カードっぽいフォーマットを作ってそこにはめ込むなどしてあげると良いかと思います☺️✨ pic.twitter.com/BixX7htllG— 常盤クニオ@ガールズイラストレーター係長 (@illustrator920) 2019年2月24日
こちらはイラストレーターの常盤クニオさんのツイートです。
”自分の絵をどういったシーンで使って欲しいか?をイメージさせるサンプル”
まさにこれができれば強いですね!
イラスト単体で見せるよりもモックアップで見せられると依頼する側もイメージしやすい。
高品質なモックアップ用の素材も今や無料で手に入ります!
こちらとかオススメ→PHOTOSHOP VIPモックアップアーカイブ
イラスト作品にひと工夫加えてあげるだけで見栄えがガラリと変わり訴求効果も高まります!!
例えば雑誌の表紙をイメージして
こういうイラストを描いたとしましょう。(ちなみに、これは昔僕が描いた「詐欺師とじじい」という作品です)
このイラストをこのままポートフォリオに掲載しても良いのですが、ひと工夫加えてみましょう。
雑誌の表紙を想定して描いた(という体なので)雑誌のモックアップに当て込んでみました。
こういう画像も合わせて掲載してあげると、イメージがつきやすいのかなとも思います。
ポートフォリオを武器に営業を!
ただ趣味で描いたイラストを掲載するより、よっぽど説得力が強くアピールしやすい作品制作について解説しました。
この方法でポートフォリオを組み立てれば営業先も絞れるので効率的かつ効果的です!
営業先としても自社にあてがったような作品でアピールされるので高評価・・・なはず!
営業方法としては待ちの営業であるWEB集客、攻めの営業である持ち込みなど網羅して多角的に攻めましょう!
こちらの記事が参考になるかと↓
- イラストレーターがブログで作品を公開して仕事に繋げるための2つのポイントとは
- ホームページを作ったけどアクセスがないイラストレーターが試すべき方法
- イラストレーターの持ち込み営業をステップ毎に解説!持ち込みは恐くない!
- イラスト初心者でも「営業ゼロ」で仕事をもらえるようになる5つの方法
- 営業苦手なイラストレーター必見!ストックフォトでイラスト販売するメリット
- 絵の仕事に繋げられる!実践していきたいイラストレーターの営業方法
この記事があなたのイラストレーターライフの後押しになれば幸いです!
★コチラの記事もオススメ!
- マンガでわかる!主婦がツイッターをバズらせてイラストの仕事に繋がったお話
- 営業しなくても依頼されるイラストレーターのアイドマの法則って知ってる?
- 企業がイラストレーターに仕事を依頼する際チェックする4つのポイント
- イラストレーターがポートフォリオ兼ブログサイトを作ると得する5つの理由
- イラストレーターのnote活用術!営業・収益化するアイデア6選!