イラスト上達法

背景イラストレーターが選ぶ世界観構築の参考になる書籍3選!

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ari
背景イラストレーターのariです。 主にゲーム、アニメ、映画の背景イラスト、コンセプトアート、設定イラスト等キャラクター関係以外のイラストをなんでも楽しく描いています。 YouTubeで背景講座配信中!
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こんにちは!背景イラストレーターのari@arimac02)です。

この記事では

背景イラストレーター目線で選んだ世界観構築におすすめの書籍

を紹介していきたいと思います。

実際に僕が読んでみて役に立ったなと思える書籍を厳選しました!

・イラストの世界観に深みをもたせたい
・背景イラストの仕事に興味がある

という方は是非最後までご覧いただき、気になった本があれば買ってみてください!

動画でご覧いただく場合はこちら▼

【おすすめ書籍】背景イラストレーターが選ぶ世界観構築の参考になる書籍3選!

背景イラストレーターのariが背景イラストの描き方、またPhotoshopの機能などについて説明しています。 背景のパーツパーツを1つずつ説明していますので、 背景の描き方がよくわからない! 背景が描いてみたい! といった方々の助けに少しでもなればと思います。 これから背景を描いてみたい、風景イラストを描いてみたいという方は是非御覧ください。

 

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イラストの世界観とは?

まずは本の紹介の前に世界観とは?を軽く説明します。

ここで言う世界観とは、イラストを描く際にその世界がどこなのか、どういった雰囲気でどういった人が住んでいるのか?等のイラストに説得力を持たせる設定のことです。

世界観がしっかりとしていると、イラストを見る方にさらなる広がりを想像させることもできるので非常に重要な要素となっています。

特にオリジナルのイラストを描く場合は、イメージしておくことでリアリティを持たせることもできるのでオススメです!

そういったリアリティを持たせるために参考になる本を紹介します。

 

空想リアリズム


世界観を構築するための知識が得られる

ジェームズ・ガーニー著。架空の世界を作りあげる上で必ず読むことをオススメする1冊!

世界観を作りあげるうえで必要な知識を学べます。

イラストの世界観を構築するためには描く前の段階が非常に重要になります。

描く前に考えたほうがいい、試行錯誤したら良い事が解説されています。

少しピックアップすると

★ サムネイルスケッチで構図を練る
★ 目的の効果を与えるために色を実験する
★ 
リアリティを持たせるためにモデルを撮影する

など非常に様々な事がイラストを描く際に必要になると説明してくれています。

オリジナルイラストを描く際にぶつかる疑問についての解決方法が見つかるかもしれません。

 

世界観にリアリティを持たせるヒントが紹介されている

さらに、リアリティを持たせるためのヒントを見つけることができます。

構図やカラー等の実験をして準備をしたあとに、実際のラフに取り掛かる際、参考になります。

★ キャラクター造形を実際にして確認する方法
★ 近景か遠景どちらがよいのか
★ 物体の原理にさらに説得力をもたせるコツ

などについて参考になる解説があります。

実際には造形まですると大変ですが、こういうやり方があると知ることも重要です!

 

作例がメチャクチャ良い!

作者の絵が最高!上記のような色々な知識が学べるのももちろんですが。

作者が描いているダイノトピアという世界観のイラストを多数見ることができます。

そのイラストの完成度が高く見る側の想像力を刺激してくれるので見るだけでやる気がでてくる!

これが最高!イラストを楽しみながら勉強をしたい方は必読です!

 

ファンタジーの世界観を描く


株式会社INEIアーティスト達の作業工程を見ることができる本!

日本トップのコンセプトアート会社のコンセプトアーティスト達が、どのようにアートを作り進るのかの解説が贅沢にも見ることができます!

企画があり、ミーティングをしてどのように構図を考えるのか等々、この本を読めばどのようにイラストを作り上げていくのか道筋が分かります。

コンセプトアーティストを目指している方必読の1冊!

 

絵作りについて学べる

コンセプトアートの作り方の道筋だけではなく、

・イラストに説得力を持たせるために必要なパースの使用方法
・色や光、空気感の出し方
・構図

といった絵作りに必要不可欠な要素があますことなく解説されています。

それぞれしっかりと理由が書かれているので理解しながら絵の勉強ができるのがありがたい!

 

絵を描くうえでの豆知識が随所に散りばめられている

各章の間や色々な場所に豆知識が載っています。

・Photoshopのレイヤーは1枚の絵でどのくらい使う?
・絵を描くときに音楽を聴くか?
・目のリセット方法とは?

等々。なんとなく気になるけど、わざわざ他人には聞きにくいな…と思うようなカユイ所に手が届く疑問のQ&Aが掲載されていて、これを見るだけでも面白いです。

このポイント知識は本当にオススメ!

コンセプトアートについて全てを網羅しているのでは?と思える1冊となっていますのでコンセプトアートに興味があるかたは必読です!

また株式会社INEIのコンセプトアートがさらに楽しめる『THE ART OF INEI』もおすすめです!


 

Vision ヴィジョン ーストーリーを伝える:色、光、構図


最後にオススメする本はイラスト描く上で必要な様々な要素や理論が大量に解説してあるVisionです!

この本はイラストを構成する要素を学べます!

イラストとは、様々な要素で構成されています。

  1. 構図
  2. ライン
  3. 明暗
  4. 光・ライティング

これらの各要素についてしっかりと解説されています。

参考例や分かりやすい解説付きなので近くに置いて困ったときはサッと開いて確認できます。

他にも画像の心理学や、焦点のコントロールといった少し高度な知識、理論も載っているので見ているだけでも楽しいです。

内容も50項目以上とかなりボリューム満点!

ずっと使える内容が詰まっているのでおすすめです!

 

背景は世界観で完成度が高まる!

世界観を作るのはイラストを描く上で重要なポイントになるので、今回紹介した書籍を見て参考にしていただければと思います。

今回紹介した書籍以外にも良い本が沢山ありますので、色々な本との出会いも楽しんでください!

背景イラスト楽しんでいきましょう!

 

 



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