デジタルイラストの塗り方には
- アニメ塗り
- ブラシ塗り
- 水彩塗り
- 厚塗り
- ギャルゲ塗り
など種類があります。
デジタルイラストってどう色塗りしたらいいかわからない・・・
いろんな塗り方を学びたい・・・
そんなあなたのために!今回はキャラクターのデジタル彩色について詳しく解説された書籍「プロ絵師の技を完全マスター キャラ塗り上達術 決定版」を参考に色の塗り方について紹介していきたいと思います!
プロの絵を見て塗り方を学ぼう!
今回参考にした「プロ絵師の技を完全マスター キャラ塗り上達術 決定版」は10人のプロイラストレーターが実際に色を塗っていく過程を段階ごとに解説されています。
まさに十人十色な多彩な塗り方を学べます。
CLIP STUDIO PAINT PRO / EX対応とのことなので、クリスタ使ってる方はより実践しやすい解説となってます。
さらに書籍購入すると限定ダウンロード特典付き!特典内容も凄いです!
- レイヤー別完成イラスト
- カスタムカラーセット
- カスタムブラシ
- 練習用線画
プロが使っているブラシやカラーセットが手に入るのは嬉しいですね!
レイヤーが分かれた状態で完成イラストが見れるのもたまりません!
気になったら是非、購入してみてくださいね!
それでは、この本の内容に少し触れてキャラクターイラストの塗り方の種類について学んでいきましょう!
デジタルイラストの塗り方①アニメ塗り
アニメ塗りとは、アニメーションに見られるような仕上がりの彩色方法です。影の形をくっきりと描き、べた塗りやグラデーションで塗ります。工程はシンプルですが、配色や仕上げの加工などで見栄えのよいイラストに仕上げられます。
イラスト制作:月森フユカ(@albino_karasu)
アニメ塗りはベースの色をのせてから影やハイライトをのせていくという塗り方ですね。
本の中ではその工程を詳しく解説されています。
髪の塗り方なんかも画像つきで工程にわけて解説されているので、塗り方の手順がわかりますね。
全体を描き上げた後の仕上げのテクニックも重要です。
グラデーションを重ねて空気感を演出したり、グロー効果をかけたり・・・。
デジタルイラストの塗り方②ブラシ塗り
デジ絵では、アニメ塗りをベースにブラシによる塗りやグラデーションなどを加えて仕上げたものがよく見られます。本書ではその技法を「ブラシ塗り」として分類しました。特に塗れたシャツや髪の影などの微細な表現が必要なところにブラシのタッチが生かされています。
イラスト制作:玄米(@gm_uu)
アニメ塗りをベースにブラシでタッチをつけたりする塗り方。
デジタル彩色ではよくある塗りですね。
瞳の塗り方ひとつでも3ページに渡って詳しく解説されています。
色を的確に乗せてぼかしたり、タッチをつけたりすることで生き生きとした瞳を描くことができます。
イラスト制作:美和野らぐ(@rag_ragko)
ブラシ塗りは2作品紹介されています。
美和野らぐさんの描く、透明感のあるイラストの塗り方も学べます。
色収差を加えるというテクニック。
カラー印刷の版ずれを意図的につくることでイラストに絶妙な変化を加えることができます。
塗り方はもちろん、プロがこっそり使ってるテクニックが学べるのも本書の魅力です!
デジタルイラストの塗り方③ブラシ+厚塗り
筆のタッチを生かしながら描かれたイラストには、独特の魅力があります。仕上げをよくするポイントは、立体感と描き込みの密度です。一見複雑に見えても、一気に描こうとせず、ひとつずつ段階を踏めば難しいことはありません。
イラスト制作:吉村拓也(@takuyayoshimura)
ブラシ塗りに厚塗り感を加えた塗り方です。
装飾品など難しそうに見えますが段階を踏んで塗っていくことで精巧な仕上がりを再現できます。
どういう設定のブラシを使っているか気になりますね。
本書ではブラシやカラーパレットなども購入者特典でダウンロードができます!
デジタルイラストの塗り方④水彩塗り
水彩塗りは、水を多く含んだ絵筆で紙に描いたときに絵の具がにじむような表現や、複数の色が複雑に混ざる描画がポイントです。CLIP STUDIO PAINTは、にじみを表現するツールや、色を混ぜながら塗る機能があり、それらを上手に使いながら作品を仕上げていきます。
イラスト制作:紅木春(@Camellia_0x0)
デジタルだけどアナログ感を演出できる水彩塗り。
色のにじみや、混ざり具合がポイントです!
水彩テイストの瞳の塗り方。
色の乗せ方となじませ方がとても参考になります。
水彩イラストを描くことに特化したツールについてはコチラの記事をご覧ください↓
リアルな水彩イラストをデジタルで描けるツール「Rebelle」を使ってみた
デジタルイラストの塗り方⑤水彩+厚塗り
[筆]ツール→[水彩]グループにあるサブツールを使い分け、筆のタッチや潤いを感じさせるグラデーションで名暗や質感を表現した本作例は、水彩塗りと厚塗りの中間のような仕上がりになりました。
イラスト制作:青紅(@ao_beni)
透明感のある水彩塗りと、質感表現に長けた厚塗りの合わせ塗りです!
逆光気味の美しいハイライトの描きこみ方も詳しく解説!
ドラマチックなイラストに合いそうな塗り方ですね。
デジタルイラストの塗り方⑥厚塗り
ブラシのタッチを残しつつ重ねて塗る厚塗り。線画を描かずにラフの上から色を乗せていく描き方もあります。ファンタジー設定のキャラクターを繊細な塗りで表現したり、モノトーンを基調とした重厚な厚塗りを作例で紹介しています。
イラスト制作:吉岡愛理
厚塗りといえば、ゴリゴリに描かれたいかつい世界観を思い浮かべてしまうのですが、こういうファンタジックな雰囲気も素敵ですね!
こちらは最終工程のエフェクトを乗せる解説です。
デジタル効果を厚塗りイラストになじませる技が解説されています。
イラスト制作:江川あきら(@rev_akira)
THE厚塗りといった表現!格好良いですね!
線画を塗るという手順ではなく、ラフの上から色をのせていくスタイルです。
厚塗りは質感を表現しやすいので重厚なイメージと相性がいいです。
デジタルイラストの塗り方⑦ギャルゲ塗り
ギャルゲ塗りは、きれいなグラデーションを中心とした描画で、女の子を可愛く仕上げられる塗り方です。ベタ塗りした部分をぼかしたり、[グラデーション]ツールを使ったりと、グラデーションを作る方法も様々です。
イラスト制作:鈴城敦(@atsushixxx00)
グラデーションを巧みに操るテクニックが満載です!
美しいグラデーションを使えるようになると女の子描くときに重宝しそうですね。
瞳だけでも、あらゆる色とグラデで美しく表現しています。
拡大して見せてもらえるのはありがたい!
デジタルイラストの塗り方⑧宝石塗り
宝石やエフェクトなど、キラキラと光る表現を使った作例です。宝石は複雑に光を反射するため複数のレイヤーで表現しています。合成モードやブラシ、描画色の選択でどのように光を表現しているのか見ていきましょう。
イラスト制作: 珠樹みつね(@tamaki_mitune)
合成モードやブラシをうまく活用することでキラキラと輝く美麗な表現ができます。
輝く宝石の塗り方。光の反射をうまく表現するための手順が書かれています。
デジタルイラストの塗り方は十人十色
以上、デジタルイラストの塗り方の種類を解説してきました。
- アニメ塗り
- ブラシ塗り
- ブラシ+厚塗り
- 水彩塗り
- 水彩+厚塗り
- 厚塗り
- ギャルゲ塗り
- 宝石塗り
これらの塗り方をより詳しく学びたいということであれば是非「プロ絵師の技を完全マスター キャラ塗り上達術 決定版」をご購入ください!
各塗り方についてステップ毎に詳しく解説しています。
購入者限定で
- レイヤー別完成イラスト
- カスタムカラーセット
- カスタムブラシ
- 練習用線画
の特典もついてますよ!!