絵コンテ制作の仕事を解説!仕事の流れや報酬金額、参考図書も紹介します

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カスダタツヤ
フリーランスのイラストレーター・アニメーター・漫画家。企画から参画できるクリエイター。妻と娘と犬を幸せにするために今日もがんばるパパであり、当サイトの編集長でもある。現役バスケットプレイヤーで筋トレ熱も再燃中!あと投資話も好き。お金大好き。

フリーランスのクリエイター、カスダ(@kasudatatsuya)です!

僕はイラストだけでなく、アニメーション制作も請け負っています(というか、むしろアニメ案件メイン)。

そうすると絵コンテの制作も含むことが多いのですが、単発で絵コンテ制作のみ依頼されることもあったりします。

今後、動画コンテンツが主流となっていくのは明白!それに合わせて絵コンテを作る機会も増えるでしょう。

そこで、この記事では絵コンテ制作に興味がある  あなたのために、仕事内容や気になる単価まで詳しく書いていきたいと思います。

意外と絵コンテ制作って割が良い仕事なんじゃないかなと思ったりしてます…。

僕が請けた案件での話になりますので、これが全てというわけではないでしょうけど、だいたい合ってるんじゃないかなと思います!

 

絵コンテ制作の仕事内容

映像コンテンツの設計図的な役割として絵コンテを描きます。

多いのはテレビCMやネットの広告動画とか。

だいたい15秒~60秒くらいの広告動画用の絵コンテ依頼が多い印象です。

 

絵コンテの形態

クライアント側から指定されない限り、特にフォーマットは決めずこんな感じで描いてます。

フォーマットを決めず、というよりその都度一番伝わりやすい書き方をするように心がけています。

こう見せたら分かりやすいかな~というのはコンテンツの内容によって変わったりするので。

最近は効率性も重視しつつGoogleスプレッドシートを活用することも多いです。

URLリンクを共有するだけでクライアントに確認してもらえるし、メモ書きを残してもらえたりするのでフィードバックもスピーディーに伝えてもらえたりします。(これも、そういうのよくわからない!ってクライアントもいたりするので、その場合はPDFやPNGで送信したりとケースバイケースです)

目的としては、この映像がどういう内容で、どういう見せ方で、視聴者( ターゲット )に何を伝えるのか、を共有することなので、それが達成できていればOKっていう考えですね。

僕はアニメーション制作を依頼されることが多く、自分で描いた絵コンテをもとに自分で動画制作をする機会も多いです。

なので、絵コンテと一緒にメインとなるワンカットのグラフィックイメージも制作して添付しています。

絵コンテの絵は基本ラフなので、しっかり描きこまれたグラフィックイメージが1枚あると、映像のイメージがしやすいからです。

実写撮影の動画用絵コンテを依頼された場合は、できるだけリアリティのある絵になるよう描いたり工夫してます。

 

2パターンの絵コンテ制作

絵コンテ制作の仕事には

A:動画制作者間で共有するための設計図
B:動画コンテンツを生み出すための企画構成

の2パターンあります。

Aの方が簡単でBは難易度がグッと上がります。

具体的に言うと…

★動画制作者間で共有するための設計図
企画や構成は既に決まっていて、それに沿って絵コンテを作ってほしいというパターン。
絵コンテは動画制作者の間で共有され、それを撮影・制作する。

★動画コンテンツを生み出すための企画構成
広告や新卒採用など、目的があって動画を作ろうと企画されているが、どういう内容にすればその目的が達成されるかわからないので、提案してほしいパターン。
目的を達成するための構成を絵コンテにおこして確認してもう。

という違いがあります。

最終的にBはAにもなるんですが、依頼時の状況が違うので難易度が変わります。

 

絵コンテ制作の進め方

どのように仕事を進めていくか解説していきます。

(これも我流なので、専業でやられてる絵コンテ会社さんなんかだと変わってくるかもしれません…)

 

①ヒアリング

最初に制作する動画の企画意図やターゲット層、掲載メディア(YouTubeやSNSがほとんど)についてしっかりヒアリングします。

メールで詳細を記載してもらうか電話やビデオ会議で打ち合わせることが多いです。

どちらにせよ、メールやチャットなどでテキストとして打ち合わせた内容を残しておいて、お互いに確認できる状態にしておきましょう。

残しておかないと、後々「言った!言ってない!」のトラブルにもなりかねないので。

あと、報酬金額やスケジュールについても事前に確認しておきましょうね!

参考>
クリエイティブワークに必須な打ち合わせ(ヒアリング)を成功させるための準備

 

②構成案出し

ヒアリング内容をもとに動画の構成やイラストのテイスト(アニメの場合)をざっくり超絶ラフに形にして2~3パターンの構成案を作成します。

つまり絵コンテのラフみたいなイメージです。

これで構成の方向性を決めます。

こんな感じ。

テキストと絵のイメージで構成の意図や趣旨を伝えます。

だいたい一発で通ることはまれで、ここから

1番目の構成と2番目の構成を合わせた感じで…

もうちょっと華やかな要素を加えたいなぁ…

3番目の方向性で良いんだけどインパクト欲しいですね…

などのフィードバックが返ってくるので、それに応じて修正をして構成やテイストを整えていきます。

このやり取りは数回繰り返されることもあります。

なので、最初から絵コンテを描いてしまうと修正が大変!

絵コンテ制作に入る前に方向性を決めておく必要があるわけです。

クライアント側で構成を決めていて、それを絵コンテに落とし込んでほしいという依頼もあります。

この場合は詳細なヒアリングや構成案出しの段階はスキップして絵コンテだけ制作します。

 

③絵コンテ制作

構成の方向性が決まったら、それを絵コンテにしていきます。

上述したように映像の内容が伝わるように制作します。

物事を伝えるために絵を描く、というのはイラストレーターの仕事の基本であり根幹でもありますね!

参考>
イラストレーターに最も必要なスキルは画力の高さではなく伝える力!

数秒間のカットの内容を伝えるイラストを連続的に描いていくイメージです。

何を描くべきか、描かずに省略すべきか、取捨選択しながら白紙を埋めていきます。

合わせて

・セリフ、ナレーション
・SE、BGM
・情景説明
・動きの説明

をテキストで記載していきます。

マンガを描き慣れてる方ならスムーズにこなせるかもしれません。

マンガのコマ割りは動画のカット割りに通じるところがあります。

僕も過去に漫画を描いていた経験が生きているような気がします。

 

もちろんここでも

このカットの表現がわかりづらい…

このシーンが単調なのでメリハリが欲しい…

もうちょっと最初の5秒に惹きが欲しいなぁ…(YouTube広告なんかの場合)

みたいなフィードバックが返ってくるので、1発OKが出ることはまれです。

修正を繰り返して完成していきます。

僕の所感ですが、実写系の絵コンテ制作は割とスケジュールがカツカツな場合が多い印象です。

明日の昼までに上げてもらいたいです!とか朝までに制作できませんか!?みたいなノリが多いですね。

 

ビデオコンテ( Vコン )について

あまり聞きなれないかもしれませんがビデオコンテというものもあります。

絵コンテの映像版です。

僕が過去に制作したものでいうと、こんな感じです▼

絵コンテで描いた絵をセリフと合わせて切り替えていき、動画化したものです。

雰囲気が伝わるように簡単なエフェクトやとりあえずのBGMを載せたりもします。

ビデオコンテも作ることで、絵コンテでは伝えきれない動画の雰囲気や尺感を共有することができます。

あと、僕は結構、歌ものを作ることも多いので、そういう場合は自分で歌ってみて尺に収まるのかなどチェックできるので必須だったりします。(自分で歌うの下手だし、恥ずかしいですが…)

ビデオコンテは必要に応じて作っていますが、作った方が伝わるなーって時はできるだけ作るようにしています。

 

絵コンテ制作の金額感

これも多分まちまちなので一概に幾らとは言いづらいのですが、参考までにお伝えすると

30秒程度の動画の絵コンテで3~5万円前後ってイメージでしょうか。(ざっくりですが汗)

構成から担当したり、カラーだったり、結構描きこまなくちゃいけない場合だったり、納期が短い場合は、もっと高く請求しています。

尺が長くなれば基本その分高くなりますが、結局カット数であったり動きの多い・少ないで絵コンテ制作の労力は変わってくるので、その辺で判断することも多いです。

極端な話、1時間の動画の絵コンテでも、人がずーっと立ってるだけの映像だったら絵コンテ制作は超楽ですよね(そんなシュールな映像無いでしょうけどw)

また、コンペで提案するために絵コンテが欲しいという場合もあります。

この場合は格安で依頼されたりもします。コンペが通れば…追加報酬 or 動画制作もお願いされる(アニメの場合。もちろんちゃんと予算を割いて)ということが多いです。僕の場合。

 

絵コンテづくりに生かせる本

やはり自分で制作した絵コンテをもとに動画が作られるのは嬉しいものです。

動画での伝え方や演出については、こういう本を読んで学びました!



↓この本は個人的に面白かった!

 

あとは自分が知ってるアニメの絵コンテを研究してみるのも面白いと思います!


 

あとはCMなど実際に企業が公開している動画コンテンツを見て、各カットの意図や目的を研究してみるといろいろ発見がありますよ!

動画から絵コンテに直してみるっていうのも効果的だと思います。

 


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イラストレーターの仕事の種類は他にもいろいろある!チェックしてみよう!

 

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