漫画制作:黒木めぐみ( WEBサイト )
幼子を抱え離婚し在宅で出来る仕事をと漫画を生業に10うん年。2018年9月よりクラウドソーシングをはじめた漫画家、イラストレーターです。Lancersでは「めめ」名義にて活動しております。
漫画の反響
ツイッターでたくさんの方にRT、コメントをして頂きました。
制作業において、まさに「あるある」だったということでしょうか・・・。一部抜粋。
「このままイラスト描いても修正入る可能性あるんで もうちょっと細かくお客さんからヒアリングしてから作業したいです」って営業さんに言ったら「なんでやってくれないの💢めんどくさがってるのかよ💢」ってキレられた
わかりあえない・・・ https://t.co/tFDDQKkL71
— 明後日キララ♂変態なのに1億円 (@hitsuji_kaitai) 2019年1月14日
↑なんでや!なんでわかってくれないんや!!
web制作においてもこれは日常のようにあるんだよなあ。特に大手企業の場合に多くて担当ベースで理解しててもその上が無茶言うから「これも何とか……」って降りてくるケースも非常に多い。 https://t.co/Y4CC0NZfO3
— あおば🍡はてなブロガー (@aobalog) 2019年1月15日
↑大きな案件になればなるほど間に入る人が増える分こういうこと起きがち!!でもお金が良ければ耐えられる・・・!
だから、クラウドソーシングは極力使うべきではないし、
自分のサイトを持っておいて、料金設定等のコピペ可能なベースを作るのが最良 https://t.co/lMipJdSenZ— ユタ△ (@ao_pixiv) 2019年1月15日
↑こういうご意見もあれば・・・
これねえ。
逆にクラウドソーシングはまだ「契約と違う」で関係終了もできるんだよ。
企業内で出鱈目な事やる馬鹿が権限持ってると逃げ場すらない。 https://t.co/3lq1ij5Xib— COBRA (@ns_torg) 2019年1月15日
↑こういう捉え方もある。確かに!
ネット上で打ち合わせや修正を入れたりすると、依頼主の思うつぼになってしまうので、「依頼から納品まで、会ってお仕事ができる人」の方の方が重宝される。
私は予測不能の事態に対応ができないため、「依頼から納品まで会ってお仕事ができる人」の依頼を受けたい。 https://t.co/4abwaBkPJv— 芝﨑絵里 (@stepgirleri0108) 2019年1月13日
↑面と向かって堂々と主導権を握れる人は直接会うのが一番!でも逆に足元見られて値切られるパターンもありうる。。
なぜデザイナ・イラストレーターとディレクターが分業なのかがわかる典型的な例ですね、作るだけが仕事じゃないという意味で。クライアントとの共有や条件設定って想像以上に細かいので、そりゃ職業が1つ出来上がるわけです。なお、できないディレクターが間に入ると、同じような問題が2倍になりますw https://t.co/v61Taa9m1I
— Dスケ@30歳からはじめる広告ディレクター (@Dsuke203) 2019年1月14日
↑そうそう、間に入るディレクターの力量で仕事の難易度はかなり変わるのです!!
こういうの見るたびに思うのが、フリーランスやデザイナーは芸能人みたいなものだからマネージャーいると良いだろうなと。やりとりはかなり時間とられるし、断ったり交渉は第三者が対応した方が穏便‥。あ、というかそれが広告代理店の仕事か‥。 https://t.co/VIpWXxWWGc
— にじのあめこ (@nijinoameko) 2019年1月14日
↑うーん、マネージャーほしい!!
これはものすごくありがち。ほとんどのクライアントは修正と変更(後から気が変わった)の違いをわかってないので、事前によぉく釘を刺しておかないと危ないのだ。それも口頭だけじゃなく、メールでもいいから記録に残る形で。 https://t.co/1G0wob19ys
— うるの拓也@電子書籍&ブログ読んでね (@takuya_uruno) 2019年1月14日
↑口頭でのやり取りは後々言った・言ってないの水掛け論になるので、テキストで残しておくの大事よ!
ダメージに思わないで、追加料金ゲットのチャンスきたー♪ってビジネスライクに対応した方が良いと思う。多分相手に親身になりすぎなのではないだろうか? https://t.co/jn6QTgKZIm
— カモンエギ (@kamonnegi) 2019年1月14日
↑これくらいポジティブに臨んだほうが仕事は楽しい!!ボーナスチャンスや!!
他にもたくさんのご意見頂きました!紹介できない分はこちらでご確認ください!!
こういう場合の解決策は・・・
わかりみ(こういう時どうすればいいんやろ) https://t.co/34xtbiBdF4
— ヤドカリコ🏡お絵かきパラレルワーカー (@yadokarikodayo) 2019年1月13日
どうすれば良いか考えてみましょう。
①先に修正費込みの金額をもらっておく
最初から大幅修正込みのお値段で
お見積をお送りしておいて
修正や変更少なかったら
お値引きサービスよ♥️って
請求書をお送りするって
どうかしら?
イラスト発注が希な業者さんは
予防策も大切だね☺️ https://t.co/0iAiHG60C9— ナガイクミコ🍔イラストレーター (@Kumiko_Nagai) 2019年1月15日
ナガイ先生の作戦!
事前に修正費含む金額で請けておけば、いざ修正がかさんだとしても穏やかに過ごせますね。
修正が無ければ返金サービスも喜ばれるかも!(特に個人向けとかだと)
ただ既に予算確定してるので値引きされても困っちゃう(稟議再申請するのめんどいし)みたいな依頼者もいそうなので、見積もり時点で
「これは修正費込みの金額です。修正少なければ~~~円は返金いたします」
と伝えておけば余分な修正を減らす抑止力にもなりそう。
さすがナガイ先生!そんなナガイ先生に貴重な営業方法などをアレコレ伺ったインタビュー記事はコチラ▼
フリーランスイラストレーター・ナガイクミコに聞く!イラストレーターの営業・仕事について
②事前打ち合わせでしっかり詰めておく!
これイラストレーター側の気持ちが書かれてるんだけど、発注側も困惑する事がある
自分はしっかりイラストを描いた事が無いので、それにどんな時間がかかってどんな工程があるのかわからない
バカなクライアント!最悪!
って言うのは簡単だけど、作業前の説明で予防線を張るのも仕事かと https://t.co/TZLVGMZsVr
— だてりょうや*複業コンサル (@Tanojob) 2019年1月14日
気軽に発注も受注も出来る世の中になり、”発注初心者”が増えたってのもあると思うのです。
何を隠そう僕がそうでした。。。
発注したことがないと、何がダメなのかもわからなくて探り探りだったりするのですよね。
発注初心者のリテラシー向上が急務だと思う今日この頃。 https://t.co/RwfvuIj0T4— 山中@ダーマ神殿の様なアプリを作りました (@app_choice_LLC) 2019年1月14日
今回のご意見の中にはこういった発注者側からの貴重な意見もありました。
そう、我々イラストレーターはもう描くことに慣れてしまっているので「これは言わなくてもわかるだろ」と説明を省いたり、段取りいついて説明していなかったり、ということもあるあるではないでしょうか?
特に事前に作業工程をクライアントさんに共有しておくのって結構大事!
こちらからしたら当たり前でも、初めて発注する人だったり慣れてない人だったら、どう絵が仕上がっていくかさっぱりわからない!
だから「これは簡単にできるんじゃないかな?」ってノリで無慈悲な修正(という名の描き直し)を強いられてしまうという可能性もありますね。
じゃあ一体どういうふうに作業を進めていけばいいんだよ!?って方は
イラストの仕事の進め方!修正を減らす効率的な流れを解説します
を参考にしてみてくださいね。
コミュニケーションが鍵!
イラストレーターを目指すあなたに伝えておきたい7つの真実にも書きましたが、クライアントとしっかりコミュニケーションを取れないと辛い仕事でもあります。
できるだけ大きな修正が出ないようチェックポイントを設けてすり合わせながらクライアントと二人三脚で仕事を進めていく意識が重要!
独りよがりでは良い仕事はできないのです。