この記事ではイラストレーター・絵描きさんが新たに活躍できる市場として今大注目のNFTアートについて解説します。
NFTアートメチャクチャ盛り上がってますよね!
★【日本初!ライブペインティングNFT】日本人クリエイターGODTAILがアバターイラストをライブ制作してくれる「共創NFT」をオークション販売!
PR TIMES
★NFTアートが約1300万円で落札
IT media NEWS
★デジタルアート、75億円で落札 NFTで史上最高額
AFP BB News
要は、現物の絵画がオークションなどで売買取引されてるように、デジタルアート・イラストなども価値をもって取引されるようになったよってことなんですが
▶ NFTって何?
▶ え?なんでJpegがそんな高く売れるの?
▶ いろいろ調べてみたけど小難しい言葉がモリモリでチンプンカンプンなんですけど?
という絵描きさんのためにNFTアートについて分かりやすく解説していきます!
今後、絵を描く者として、知らなかったじゃ損しちゃうことだと思うので是非最後までご覧くださいね!
動画でもわかりやすく解説してみました▼
まずはブロックチェーンをぼんやり把握しよう
ブロックチェーンってよく耳にしませんか?
これはインターネット以来の発明!なんて言われてる技術なんですが
インターネットで繋がれた複数のコンピューターで監視しあいながら情報を記録し蓄積していくって仕組みで、超ざっくり言うと
- 特定の企業や国ではなくて、みんなで管理して記録する
- 仕組み上、データを書き換えたり、ウソ情報をにすり替えることができない
ということ。
ネットワーク上の情報を安全に記録できる技術なんです!
ネット上の情報ってハッカーに書き換えられたり乗っ取られたりしないかしら~?
って不安になりますよね。
でもブロックチェーンで記録された情報は勝手に書き換えることが、ほぼ不可能!なぜなら世界中のみんなで管理しあってるからね!ってわけです。
企業や国、権力者やインフルエンサーであっても、過去に記録された情報を改ざんできないんです。
ブロックチェーン=みんなで管理する書き換え不可能な記録技術
と認識したうえで次に行きましょう!
NFTって何?
NFTとはNon-Fungible Tokenの略で、訳すと非代替性のものってことなんですが
マジわけワカメ 笑
わかりやすく例を出しましょう。
例えばあなたのお財布の中に入ってる1万円札(入ってなかったらゴメンね!1000円でもいいよ!)。
これは代替性があります。
なぜなら日本人なら、誰もがそれを1万円札と認識していて1万円分の価値があると認識しているからです。
1万円札(他の1万円札と交換こできる)=代替できる=Fungible Token(FT)
というわけ。
ところが…
お手元のお札をご覧ください。そこにはアルファベットと数字で管理番号がついていますよね?
もしこれが全部ゾロ目で揃ってるとしたらどうでしょう?
ゾロ目の1万円札はコレクターにとっては1万円以上の価値をもちます。
オークションにかけたらメチャクチャ高く売れます。
他の1万円とは価値が異なりますね。
ゾロ目の1万円札(他の1万円札と交換こできない)=代替できない=Non-Fungible Token(NFT)
となります。
NFTとはつまり、交換こできない唯一無二の存在ってことなのです。
ブロックチェーン技術がNFTを保証してくれる
例えばゴッホが描いた「ひまわり」って1点ものですよね。唯一無二。だから価値がある。
「ひまわり」をコピーしてポスターにしたり、スキャンして画像化しても価値は薄まります。
オリジナルの「ひまわり」はNFTで、コピーした「ひまわり」はFTです。(コピーしたもの同士、同価値で交換できる)
だからオリジナルの絵画には値が付くし、高値で取引されたりする市場がある。資産価値があるから。
ブロックチェーン技術によってデジタルアートでもこの唯一無二性が担保されるようになりました!
あなたが描いたデジタルアートは、いくらでも複製・コピーできますよね。
でもこれからは、そのオリジナルデータがどれなのか、ブロックチェーン技術で誰でも識別することができるのです。
オリジナルデータには著作者や歴代の所有者が記録されます。ブロックチェーンで改変されない情報なので、コピーとオリジナルの見分けが容易にできる。
つまり、デジタルデータでも現物の絵画のように、唯一無二のオリジナルに価値を見出せるようになったということです。
NFTアート市場について
冒頭にもリンクを掲載した通り、唯一無二性が保証されたデジタルアートは、現物絵画と同じように市場で売買されるようになりました。
既に数千万、数十億という金額で取引されているアートもあります。
ちなみに、これはアートに関わらずデジタルデータなら何でも売買対象だったりします。
有名な例で言うと
- ツイッター創業者の一人、ジャック・ドーシー氏の「最初のツイート」→約290万ドル(約3億1500万円)で落札
- NBAのスター選手・レブロンジェームズのダンクシーンの10秒程度の動画→約21万ドル(約2300万円)で落札
など。コレクターがこぞって競売しています。
わけわかんないですよね?
僕もわけわかんないです。
でも、これまでもプロ野球カードやポケモンカードなんかのトレーディングカードでレアものってありましたよね。
そういうカードは高値で取引されてたはずです。
長嶋茂雄のホームランボールとかも高額でしょう。
そういう感覚でデジタルデータも取引される時代になったということです。
転売時にも収益化できる!
実は現物絵画って最初に販売するときしか画家にお金は入らないんです。
最初に10万円で絵画を売ったら、収益は+10万円のみ。
その絵画が後に価値が高まって数千、数億円で取引されるようになっても制作者に入るお金は最初の10万円だけです。(もちろん、その画家の作品に価値があると見なされれば2作目、3作目は相応の金額で売れますが)
ところがNFTアートでは、二次販売、三次販売時などアートが転売される度にクリエイターに収益が入る仕組みを作れます。
最初に10万円で売れたら+10万円。その後、10万円で買った購入者が、第三者に15万円で売ったら、そのうちの1割の1万5千円が制作者に入ります。(転売時の収益を10%に設定している場合)
さらに、また別の人が50万円で購入してくれたら5万円が入ってくる…という仕組みです。
市場でアートに価値が見いだされ、コレクター間で転売される度に制作者の懐にお金が入ってくる。
なんて素晴らしいのでしょう!
クリエイターが儲かる時代がやってくる!?
注意点
NFTアートを売るということは、その絵の所有権を売るということです。
購入者は購入した作品を使ってグッズ販売など商業利用することができたりします。ちょっと気持ち悪い気もしますよね…。
↑認識違い。基本は購入者が商業利用しちゃダメみたいです。(商業利用権も売ることはできる)
考え方としてはトレーディングカードと一緒。トレーディングカードを所有するのはOKだし、レア物を定価以上の値で売ることもできる。けど、トレーディングカードのデザインを勝手にTシャツ化して売ってお金儲けしちゃダメですよね。そういうことです。
商業利用できる権利についてはNFTを販売するプラットフォームにもよるみたいです。サービスによっては、購入者の商業利用不可にもできる、とのこと。
ちなみに作品の著作権についてはクリエイターに帰属するそうです。
その他にもNFTを作り販売することに警鐘を鳴らす意見もあります
NFTをひとつ作るのに多くの二酸化炭素などが排出されると言われていて、環境問題の観点から否定的な意見もあります。
これによりArtStationはNFT市場への参入を一時撤退する運びとなりました。
ただ、改善傾向にはあるようで、2022年までには現在よりエネルギー消費量が大幅に削減されるともいわれています。
この辺についてもチェックしていきたいところです!
NFTアート展示に参加してみよう!
NFTアートの概要がぼんやりと掴めたかと思います。
NFTアート市場に参戦するためには以下の手順を踏む必要があります。
- 仮想通貨の取引所で口座を作ってETHを入手する
- ウォレットアプリをセットアップする
- NFTアートが売買されているプラットフォームに登録する
え、仮想通貨…?恐い…。
やだ、、プラットフォーム、英語だけじゃん…。
何をどうしたらいいかわからない…!
そんな絵描きさんのために!
株式会社NOKIDがNFTアート展覧会を企画しました!(イラストレーター生存戦略も運営お手伝いしてます^^)
世界最大規模のNFTアート展覧会「Project Emotion」に参加しよう!
開催期間:2021年5月1日~5日(ゴールデンウィーク中)
YouTube上で誰でも閲覧できる3D空間に、参加者からご提供いただいたイラストや動画作品を展示します。
こんなイメージ▼
観覧者は気に入った作品番号をProject Emotion公式ページで検索することで、作品を購入できるオークションに参加できる仕組みとなっています。
面倒な手続きや仮想通貨のアレコレは代行しますので不要!
参加費も無料!その他費用もかかりません!
作品が販売された際の収益はプラットフォーム利用料・手数料を引いた金額の80%を、ご提供いただいたクリエイターにお支払いします。
展示頂く作品は既にSNSやネット上で公開しているものでもOK!ただし
・著作権をクリエイター本人が持っていること
・肖像権等侵害していないこと(似顔絵などはNG)
・二次創作や18禁作品でないこと
は、お約束頂きたいです。
NFT市場という全く新しいマーケットである暗黒大陸にイラスト作品を結集させ、世界最大規模のイベントを一緒に盛り上げてくれませんか!?
★ 世界中が注目する新しいマーケットで自分の絵を販売してみたい!
★ NFTという新しい技術を体感したい!
★ イラスト収益化の新たな販路を確立したい!
★ 面白そうだから展示会を盛り上げたい!
というイラストを描かれてる皆さんにご参加いただけると大変嬉しいです!!
是非フォローしてくださいね!
イベント続報
この度CryptoGames株式会社様(https://t.co/3EfwR5k1sL)が #ProjectEmotion にて作品のNFT化における技術協力会社様としてのご協力いただくこととなりました!
同社のNFTStudio上でもNFTの購入が対応可能となります!(日本語サイトでクレジット決済も可能です!)#NFT #NFTStudio pic.twitter.com/kmWnOVwuUE
— PROJECT EMOTION (@emotion_project) April 19, 2021
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