練習しても練習してもなかなか絵が上達しない人は
- 練習のやり方が間違ってる
- 絵を描くための考え方が備わっていない
という可能性があります。
そんなあなたにオススメしたいのがどんなに下手でも必ず絵が上達する思考術という本です。
「何枚も描いているけど上達しない。」「デジタルばかりでいいの?」「○○のプロになるには?」
「効率の良い練習方法は?」「何を勉強したらいいかわからない。」「デッサンは必要なの?」そんな疑問に説得力のある説明ができるのは、本書だけです。
それは、絵心が全くなくて、天才でもなかった著者ならではの経験によるものです。
著者の佐藤けんじさんはこんな人
佐藤けんじ
ゲームクリエイター。
絵心が全くない状態で専門学校へ入学する。
あまりにも下手だった為、授業では失笑を買う。
卒業後、就職出来ずに暫くフリーターとして過ごす。
フリーターでの日々の中で独自な方法で、絵の学習をし続ける。
その後、ゲームクリエイターとして就職を果たす。
仕事では、コンシュマーゲームの3Dキャラクターのモデリングや
2DCGのイラストを長年手掛けている。
まったく絵心のない状態から絵を学び、ゲームクリエイターに就職。現在はゲームのキャラクターデザインをはじめ、3D・2DのCG制作をされてるそうです。
そんな佐藤さんが絵を練習していたときの思考が学べる本ってことですね。
インタブーしてみた
絵の指南本ではない
■上達しない理由
・はじめに
・なぜ上達しないのか?
・核となる目的を立てよう
・核となる目的を逆算する
・小さな目的の達成
・大事なのは実践
<コラム>見るときも考えよう
■絵の捉え方
・上手いとは何か
・アナログは考えやすい
・漢字から学ぶ絵の考え方
・ゲーム的に捉える
・クロッキーは注意が必要
・数値化する
<コラム>よく聞くデッサン力とは
■絵ならではの問題点
・メイキング本は必要最低限
・彩色ばかりやってしまう
・不気味の谷現象について
・はまる行為と解決法
・必要となったときに学ぶ
・記憶の観点からの学習方法
・デジタル絵ばっかりはダメ?
<コラム>SNSとは距離をとる
■絵を制作する上での思考術
・削ぎ落とし
・絵にもPDCAを活用する
・悩まず作品を生み出す
・既存のものを最適化する
・完成度を上げるには
・大事なのは結果
・上手いが全てではない
<コラム>絵は見せた方が上達は早い
最近、技法書が多くある影響で余計に初心者の人ほど本質を見失いやすい環境になっているのかなーとも思いまして。
努力していても上手く努力しなければ実を結ばない努力になってしまいます。そういった悲しい事にならない様に私の失敗談も踏まえて読んだ上で努力して頂きたいです。
▲どんなに下手でも必ず絵が上達する思考術25ページより 目的を細分化して考える図
なかなか絵が上手くならない人は考え方を変えてみよう!
いくら練習しても絵が上手くならなくて困ってるというあなた!
本書を手に取り絵の上手い人の思考を覗いてみてはいかがでしょうか?
あ、”手に取り”といってもこちらの本はKindleの電子書籍でしか読めません。。
まだKindleアプリを入れてないということであれば、無料ですし是非この機会に!
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スマホでもちゃんと読めました!(一応5インチ以上の画面を推奨してるみたいです。)
ピンチイン(二本指でグワッと広げるやつ)で拡大もできるのであまりストレスなく読めましたよ!