初めまして。わんたそ(@genkaimakeinu)と申します。
今回はデザイナーとしての本業で電子書籍事業に関わっている私から、電子書籍でマンガを売りたいプロ漫画家志望の方へ向けたオススメ投稿サイトについて詳しく解説していきたいと思います。
漫画を売る側としての意見が少しでも漫画を売りたい方のためになれば幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。
プロ漫画家を目指したい!でもどうしたら?
漫画家を目指す人はとても多いと思います。そして、「漫画家」の中にも沢山種類があるかと思います。例えば…
- 紙媒体の雑誌で連載を持つ漫画家
- ウェブ上で連載を持つ漫画家
- コミックマーケット等で完全に個人で活動する漫画家(セミプロ)
などなど…どのタイプの漫画家を目指すかにもよりますが、今回は「特に決まってないけどとにかく漫画家になりたいんだ!」「とりあえず描いてみたマンガを誰かに読んでほしい!」というざっくりした方向けです。(笑)
そして、そんなざっくり漫画家になりたい人にオススメしたいのが電子書籍での販売!
昨今、電子書籍の漫画販売はかなり敷居が低くなってます。
「でも私はまだ下手だし…」
なんて思っている方にもぜひ気軽にチャレンジしていただきたいです!
ぜひこの記事を最後まで読んで漫画家への第一歩を踏み出していただければなと思います。
漫画ができたらウェブ投稿!どこがオススメなの?
漫画が投稿できるサイト・アプリは沢山あります。
どうやって選んでいけばいいのかを解説していきます。
とにかく数重視!利用者が多い投稿サイト
マンガアプリという枠で比較すると、LINEマンガは他のマンガアプリと比べ物にならないほど圧倒的な利用者数を誇っています。
カラー・モノクロ、縦読み・横読みどの形式でも投稿できるのも強み。
最近では中国・韓国など中心に完全に書籍化を度外視した縦読みスクロールのカラー漫画が増えていて、LINEマンガではプロでも縦読みフルカラーのマンガが増えています。(モノクロ横読みのマンガはもう終わり?!なんて噂も…。)
大きいサイトだけあって、人気があればそのままプロデビューなんかもありえるサイトです。
こちらもLINEマンガ同様、カラー・白黒、縦横を問わない投稿サイト。利用者数も多いです。
こちらのサイトは私も投稿していたことがあるのですが、まったくの無名な私でも沢山の読者さんに読んでいただけたことが印象的でした。
更新するたびに新着として上がるのでPVが強めです。
comicoというサイトでも同じものをあげていたのですが、圧倒的にこちらのほうがPVは上でした。
上の2つのサイトに共通して言える注意点は、利用者数が多いからかコメント欄が荒れやすいところです。(なかなかそこまで運営も行き渡らないのでしょう…)
作者側からするとそこまで言うか?!というくらい辛辣なコメントがついたりなんかもあるので、辛辣なコメントに耐える強い心が必要です。(笑)
コメントがつくということは沢山読まれてるということなので、皆様どうかくじけずに…。
また、主な利用層という点では、どちらも若く、LINEマンガのほうが女性寄り、マンガボックスのほうが男性よりといった印象です。
マンガのテイスト別!特定のジャンルが強い投稿サイト
マンガといってもいろいろなマンガがありますよね。少女漫画に少年漫画、萌え系、シリアスなど…
以下ではマンガのジャンル別で強い投稿サイトを紹介していきます。
◆【少年漫画】少年ジャンプルーキー
憧れのジャンプで雑誌連載を目指したい!という少年漫画作家志望の方向けの投稿サイトです!
うまくいったらあの少年ジャンプで連載できるだなんてとても夢がありますよね。
自信作の少年漫画が描けたぞ!という方はぜひ投稿してみては。
◆【少女漫画】comico
comicoでの読者層は女性よりな印象が強いです。女性向けならオススメです。
こちらもプロデビューへの道があるようです。
アクセス解析など機能が充実しています。
◆【萌え系】ニコニコ静画
ニコニコ動画のドワンゴが運営しているサイトです。
デフォルメ系やラノベっぽいものがウケる印象です。
コメントもつきやすく、TOPページのバナーに乗れればたくさんのアクセスが見込めます。
◆【ヤクザ・ヤンキー・ギャンブル・セクシー系等】マンガKINGインディーズ
主な利用者層が若いサイトが多い中、40代50代の男性が多い印象なのがマンガKING。
上記のようなオジサンウケしそうな系統のマンガはここが強いです。
ただこちらは現時点で配信先がアプリ限定ですので、セクシー系などはapple側の規則により強く修正が入ることに注意してください。(サイトを問わずアプリでの配信ですとそうなります。)
電子書籍限定で既存マンガを取り扱ってくれる出版社
ここまで読んで、面倒くさい!よくわからない!とりあえずもっと沢山の人に読んでもらいたい!と思った方も多いのではないでしょうか。
そんなあなたにもっと大規模に一斉に様々な電子マンガ配信媒体にマンガを載せてもらえる方法があります。
制作したマンガを持ち込むと電子書籍としての販売を代行してくれる出版社があるのです。
それがナンバーナインという出版社です。
個人ではとてもできない数のサイトにインディーズではなく出版社として配信してくれるのでここまでくればもうプロと言っていいのではないでしょうか。
自信作ができた方はぜひこちらをオススメします。
WEBを活用して憧れの漫画家デビューを!
様々な方法でのマンガ投稿方法をご紹介しましたが、一概して言いたいのは最近では漫画家への敷居が低くなっている!ということです。(敷居が低いぶん、満足に稼げない漫画家がほとんどだとも言えますが…。)
情報の拡散もいつどこでどのタイミングで起こるかわからないような時代ですので、最初は地味でも投稿しておけばある日突然人気マンガ家に!な〜んて可能性もゼロではありません。
この機会にぜひ漫画家をめざしてみてはいかがでしょうか?
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