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マンガでわかる!主婦がツイッターをバズらせてイラストの仕事に繋がったお話

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はじめまして、”森山めらみ ”と申します。

これまでアパレル小物のデザイナーやアート系の営業職など様々な仕事を経験してきましたが、子供が生まれたことをきっかけに在宅でできる仕事をしたいと考え、「絵を描く仕事がしたい」という幼少期の夢を引っ張り出し、現在イラストレーター、漫画家を目指して活動中です。

この仕事はある程度自分の都合に合わせて作業ができるので、子育て中の方や事情があって時間や場所に縛られず働きたい、といった方にも是非オススメしたいと思っています。

 

フルデジタルでの作画に慣れるための練習を始めてからまだ数ヶ月しか経っておらず、まさに実績ゼロの私でしたが、一回のtwitter投稿で「バズる」経験をし、それがきっかけで小さな仕事の依頼や問い合わせがあり、現在少しずつイラストが「仕事」として回りはじめてきました。

今回はその経緯を、マンガも交えて紹介したいと思います。

 

 

 

 

イラストレーターがSNSを活用するならココを抑えておくと良い!

 

 

 

 

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Twitterをマンガでバズらせた!

 

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絵の学校に通ったことも無く、最後に人物画を描いたのは確か中学生。

adobeのIllustratorもいまだに初心者マーク…そんな私でしたが、フルデジタルで作画の練習を始めて3ヶ月ほど経った頃、初めてコマ割りをした数ページの漫画を制作し、意を決してtwitterに投稿してみました。

Twitterを選んだ理由ですが、超・初心者の私がイラストで仕事を取っていくためには、企業などに直接アプローチするよりもSNSで話題になったことを実績にして少しずつ仕事を取っていく方が勝率が高いように思えたからです。

Instagramtwitterかは迷いましたが、フォロワー0人で始めることになったで、twitterの持つ拡散力に期待してtwitterを選びました。

また、イラストでは無く漫画という形式を選んだのは、Instagramtwitterにおいて漫画の投稿が話題になっていることが多く、拡散される際に「共感力」がキーテーマとなってくるSNSではイラストより漫画が親和性があるのでは、と思ったからです。

まず最初の投稿は10枚程度のエッセイ調の漫画でしたが、twitterは一回の投稿で4枚の写真データまでしか載せられないので数回に分けて投稿しました。

そして案の定リアクションはほぼありませんでした。

その後、他のバズっている投稿を参考に漫画を書き直し、1週間後に再チャレンジしてみたところ…

なんと、その投稿がバズりました…!!

 

 

 

 

絵垢のフォロワーの増やし方、教えます・・・!え?これで増えるの!?

 

 

 

 

バズるツイートを研究

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他のバズっている投稿を見ると、

  • 一回のツイートで完結する内容になっている
  • ツイート文も文字数内でぎゅっと伝えたいことを凝縮して書いてる

など、共通のバズる要素があることを自分なりに見つけることができました。(恐ろしく自己流のマーケティングですが…)

本当に絵の上手い方や実力のある方は、どんどん作品をアップすればフォロワーがついてきたり、話題になったりするのだと思います。

でも、

  • たいして絵もうまくない
  • 高い頻度でコンスタントに作品をアップするほどの時間は無い
  • でも少しでも早くイラストを仕事にしたい(こらえ性が無い)

という私にとっては、スピード感のある「一回のツイートでバズる」ことが目標でした。

 

そこで、以下の点に注意して漫画を書き直しました。

  1. イラスト(漫画)データは一回のツイートに収まる枚数にする(現段階でおそらく4枚)
  2. ツイート文の文字制限をめいっぱい使って、伝えたい内容を簡潔に、わかりやすくまとめる。
  3. 検索でひっかかりそうなハッシュタグをツイート文に入れる(#イラスト#漫画、など)
  4. 投稿する作品のテーマ、文章は「共感力」の強いものにする。

特に4つ目が重要かと思います。

「このツイートを人に伝えたい」と思うことが「リツート」のアクションにつながるので、たとえニッチなテーマであっても、一定数の共感力を得ることができる内容にすると良いかと思います。

すでにSNS上で飽和状態のテーマもありますが、動物、育児、恋愛、夫婦、仕事、病気 などが一定の人が共感しやすいのかな、と思います。

 

初日の夜にリアクションが100件程度になっていて、「やったー!!」と心の中で小躍りしていましたが、漫画の順番を間違えて投稿していたことが発覚。

翌日順序を整えて再投稿すると、リアクションがものすごい速さで増えていき…毎日2000件近いリアクションがある日が1週間程度続きました。

結果、「リツイート」と「いいね」の総数は13,000程度で落ち着きましたが、自分の描いたものが自分の手を離れたところでどんどん広がっていく様子は本当に不思議でしたし、また、個人で発信する時代なんだ…SNSって本当にすごい、と今更ながら実感しました。

 

 

 

 

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ツイートがバズって反省したこと

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リツイートといいねがどんどん増えていく中で気になるコメントを発見しました。

「バズっているこの漫画の絵、漫画家の○○に似ててかわいい」

批判的な内容ではありませんでしたが、「あっ」と思いました。

描いた当時は話題になることを期待しつつも「こんな素人の描いたものが多くの人の目に触れることはないだろう」と思っていたので、あまり深く考えずに著名な漫画家さんの絵柄や登場人物の服装などをオマージュにして描いていました。

しかし、作中でオマージュであることに触れていなかったこと、絵柄のオマージュの仕方が中途半端であったことで(100パーセントのオマージュだ!!とまで振り切れていない)、ただ絵が似てる、パクってる感がある…と見られてしまうのでは!!と大慌てになってしまいました。

また、練りに練ったはずの渾身のツイート文に載せたある統計数が誤りともとれる情報であったことも発覚し、どんどん増えていく「リツイート」と「いいね」を見ながら暗い気持ちになってしまいました。

情報は後日訂正しましたし、もちろん商用では無いので素人の描いたマンガに対し炎上もしませんでしたが、やはりたった数人でも「パクリ」とつぶやかれるのにはひどく落ち込みました。(自分で真似しておいて勝手な話ですが…)

この件で、今後仕事につながるように作品を作っていく上で、著作権の権利侵害や、誤った情報を流すことがないよう気をつけなければ、と強く思いました。

※件のマンガツイートについて

実際にどのようなマンガツイートをしたのか気になるかと思いますが、共感力を重視した結果…作者の森山めらみにとって非常に個人的な内容(プライベートな内容)の漫画になってしまったので、こちらの公開は伏せさせていただきます。

 

 

 

 

必見!実績ゼロのイラストレーターでもSNSをこうやって使うと仕事が舞い込む実例!

 

 

 

 

ツイートがバズった結果・・・

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結果、シリーズで2回投稿したツイートがバズったのですが、1回目の投稿は「リツイート」と「いいね」の総数は13,000以上、インプレッション(ユーザーがこのツイートを見た回数)70万回以上もありました。

二回目の投稿は「リツイート」と「いいね」の総数は900程度、インプレッションは5万回程度でした。

私のイラストを多くの人に見てもらう、という試みとしては、今回のtwitterの活用は上々の結果となりました。

そして嬉しいことに、ツイートを見て小さな仕事の依頼があり(商用漫画の制作)、漫画やイラスト制作の見積もりの依頼もtwitter経由で(ほんの少しですが)ありました。

そして、これらの依頼や問い合わせももちろん嬉しかったのですが、今回のtwitterがバズった経験で

「もしかして私でもイラストを仕事にしていくことができるのでは…!!

と自信を持つことができ、自ら仕事を取りに行くモチベーションを上げることに繋がったことがとても大きかったです。

その後すぐココナラでイラストの販売を始めてみましたが、仕事の実績の無い私はココナラでは短期間で販売に結びつけることが難しいと判断し、すぐにランサーズに切り替えました。

ランサーズでは、自分から企業に提案する形のコンペにひとまず3件応募してみたところ、2件仕事を得ることができました。

私の様に仕事の実績が少なく、早く仕事に結びつけたい人には、クチコミと実績数がアカウントの表示に大きく左右するココナラより、コンペ型で提案に力を入れて能動的に仕事を取って行く方がオススメな気がしています。

また、Twitterと連動してnoteの利用を始めていたので、noteが企業と組んで行なっている一つのコンテストに応募してみましたが、なんと先日グランプリを取ることができました。

グランプリをとったマンガ

 

 

 

 

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SNSを戦略的に活用できれば仕事を獲得できる!

下手だから誰にも評価されないだろうな…、もうちょっと絵が上手くなってから発表しよう…などと思ってためらっている方がいたら、どんどんご自身の作品を発表することをオススメしたいです。

私の様に実績の無い人の中には、イラストがヘタだ、と思っている方も少なく無いと思いますが、今は「ヘタウマ」や味のある絵を好まれるケースもありますし、実際に驚くほどの「ヘタ」ウマ感でたくさんお仕事をされている方もたくさんいます。

バズった漫画や賞を獲った漫画の絵でも、一ヶ月前に描いたはずなのにヘタすぎて見返すと恥ずかしくなります。

それでも、見る人が変われば評価も変わります。

みなさん、ぜひ作品をどんどん発表していってください!!

 

 

ママイラストレーターはSNSとWEBを活用して出版までこぎつけたようです