イラストレーターが注意すべき地雷クライアントの種類や特徴まとめ

イラストレーターにとって地雷クライアント
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時効の人
ネット漫画家。ワニブックスでの出版やGANMA!での連載を経て、現在はMediassortでイラストレーター/アニメーターとしても活動中。

漫画/イラストのお仕事をいただく時って、どんな感じでいただきますか?僕の場合、

  1. 普段からお世話になっている企業から
  2. SNSやアドレスから直接
  3. クラウドソーシング

この3つの経験があります。

普段お世話になっている企業や契約している会社からの案件は既に信用がある上、やりとりや契約内容、報酬の流れもはっきりしてるので問題ないのですが、新規で案件をいただいたときは「ん?」っとなってしまうようなクライアントさんも結構いたりします。

それでも「まあいいか」と流されて契約してしまった結果、ちょっと痛い目を見たりすることも実際よく聞く話ですし、僕も経験があります。

双方win-winになるのが一番なのに、一方的にクリエイターが損をすることってやっぱりあるんですよね。

今回はそんな悲しい思いをしないよう、僕の敗走経験を含め注意喚起として「あんまり良くないクライアントさんの種類と特徴」を紹介します!

 

①「とにかく安くしてくれ!」「低予算系企業」

広告やマーケティングにお金をかけたくない企業って結構ありますよね。

気持ちはわかるのですが、ちょっと作業量と報酬金額が見合ってない案件を依頼してくる企業があります。

こちらが見積もりを提示しても、「まだ実力がわからないのでトライアル料金でお願いします」と言われたり…(2敗)。

これは僕の結論ですが、自身でポートフォリオを持っていたりしっかりとした実績がある場合は、優良なクライアントさんはそれだけでしっかり判断してくれます。

「トライアル」とはあくまでも金額を下げるための交渉でしかありません。

絵、特にデジ絵は誰にでも描けるわけではないのです!

安価での受注は、自分の価値を下げてしまうだけではなく、クリエイティブ職全般の価格破壊に繋がってしまうと僕は思っています。

そして、一度契約してしまったら、次回以降はその金額をベースに考えられてしまうので、単価交渉が難しくなります。

トライアル、と言われても自分の最低受注金額を下回るような契約はしない方が、今後のイラストレーター生活にとって絶対メリットになると僕は思います!

 

自分の中の最低受注金額の算出方法はこちら!

 

②何度もリテイク!「ふわふわ系企業」

何度もリテイクを無料でお願いしていくる企業も結構多いです。

特に、企画内容が固まっていなかったりふわついていたりする場合が多いです。制作会社の下請けをする場合などにもたまにあります。

修正内容をまとめず、「細かな修正だから、お願いします」という連絡がこまめにきて、蓋を開けてみれば大分最初の納品時と変わっていた、ということも(5敗)。

フリーランスの場合様々な案件を同時並行で行うこともあると思いますが、そういうときにくる小さな修正は結構煩わしいのです…。

そのため、制作意欲の下降につながってしまうことも実際ありました。

これも僕の出した結論ですが、まともな企業であれば計画外のリテイク時の追加費用は必ず先方から金額交渉があります。

だからこそ、過度なリテイクを防ぐには契約時にしっかりとリテイク回数を決めておくことが大事です。

 

何度もリテイク(修正)しないようにする絵仕事の進め方とは?

 

③クライアントの上司が鬼門!「上司強い系企業」

ほぼ出来上がっているものが上司の鶴の一声で最初からやり直しに…ということも何度もあります。

直接やりとりをするのはその部下のため、裁量権がないのはわかりますが、「いい感じです!引き続きこの感じでお願いします」と言われたのに、最後になって「すみません。上司からこのテイストだと合わないとのコメントがあり…」ってなんだよ!メラメラ(3敗)

い、いかん。ボルテージが上がってしまった…。

そう、この手のクライアントさんの難しいところは「契約・制作段階での判別ができない」ということです。

そのため、出くわしてしまった際はもう仕方ない…。

2回目以降の契約を依頼される時は、できるだけ段階ごとにしっかりと上司に確認をしてもらうなどの対応をお願いすることにしましょう。

 

制作内容をしっかり聞き出してパーフェクトな仕事をするための打ち合わせ術!

 

④とりあえず本社においでよ!「引っこ抜き系企業」

クラウドソーシング上で依頼があった場合、「本社で面接できませんか?」というメッセージが届くことがあります。

経験上、この8割は「引き抜き」目的です。

クラウドソーシングの手数料を払いたくない、あるいは直接社員として雇うことでコストを下げようとする企業です。2割はそんなことないのですが。

そもそも、多くのクラウドソーシングでは最初の直接契約を禁止していますので、明確な規約違反になります。

フリーランスとしてイラストレーターを続けたいというビジョンがある方にとっては、こういう企業は割と厄介になります。

いきなり「入社して」とは言わず、何回か飲みの席を設けながら外堀を固めていくというやり口をとったりします(言い方がとんでもなく悪いですが)。

「うちの子会社を君にあげる」(1敗)

「うちの空のオフィス使っていいよ」(1敗)

「こんな大きい案件があるから、いずれ君に一任したい」(1敗)

などという甘い言葉を囁き、少しずつ取り込むのです。もはやホラー。

そういう会社に見積もりを提示した時、値切らずに了承してくれたことは一度もありませんし、オフィスをくれたことももちろんありません。

よくわかりませんが僕は取引先の会社名義での名刺まで勝手に作られていたこともあります(1敗)。

優良企業はクラウドソーシングやメールのやりとりで全て完結します。

特にクラウドソーシングでは個人の評価や実績も簡単に見れるため、イラスト関係の仕事は面接をしたところで何かが変わるというわけでもないと僕は思うのです。

ということで面接は行ってもいいと思いますが、すぐに信用しない方が良いというのが僕の考えです。

 

フリーランスでも副業でも!イラストレーターの仕事が見つかるサイトまとめ

 

⑤とりあえずやってよ!「ぶん投げ系企業」

「おたくは専門家だから、全部任せるよ」という企業も厄介です。

こういう仕事の振り方は、裁量権のある代表や管理職から直接依頼を受けるケースが多いです。

イラスト制作に必要な構図や展開の確認はめんどくさいからしないというスタンスで、「雰囲気でわかるでしょ?」とややマウント気味に仕事を投げてきます(2敗)。

僕の場合は、文面での交渉を重ねることで問題を解決しました。

「これこれこういうイメージでよろしいでしょうか? 確認をお願いします」

「フローごとの修正は対応しますが、それ以外の修正は追加費用をいただきます」

こういう連絡をしつこいくらい送りました。

それでも対応してくれないような企業からは、新規の依頼をしっかり断ることも大事だと思います。

 

イラストレーターあるある4コマ漫画『修正?』

 

⑥制作途中で音信不通に…!「蒸発系企業」

企業はもとより、個人からの依頼は特にこういうクライアントがいます。

僕の漫画家の友達からもこういった経験を聞くことがあるので、残念ながらある程度の数はいるということです。

小規模の会社や事業者の場合、会社のクライアントへの提案段階であるのに下請けへ依頼することがたまにあり、キャッシュフローがしっかり出来てないとトンズラしてしまう、ということが多いようです。

個人の場合は、「詳細を詰めるのがめんどくさい」というだけで蒸発してしまうケースもありました(1敗)。

結果、僕は個人からの依頼はほとんど受けないことにしています。

受ける際も、しっかりと相手の素性をわかった上で契約することが大切です。

 

ネットの反応

イラストレーターにとってあんまり良くないクライアントさんまとめ

ということで、今回は6タイプの「あんまり良くないクライアントさん」を紹介させていただきました。

何より、イラストレーターとしての自信がある人は、できる限り自分を安売りしない方が絶対にいいと僕は思います。

まだ自信がなく実績がない方も、修行というスタンスで低価格で受注するとしても、後々までそれを引きずってしまうことの無いよう、頑張って欲しいです。

なあなあな契約で自分の不利益にならないように、時には毅然とした対応が大事だと思います!



 

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ネット漫画家。ワニブックスでの出版やGANMA!での連載を経て、現在はMediassortでイラストレーター/アニメーターとしても活動中。
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