僕は現在パラレルワーカーとして会社の仕事と並行して個人でもイラストやアニメーションの仕事を請け負っています。
ゆくゆくは独立したいと思っているのですが、実際フリーランスになった時に仕事が途絶えてしまったらどうしよう…なんて不安もあります。
今はランサーズをはじめとしたクラウドソーシングがありますのでライフラインとして活用もできますが、ガンガン自分に依頼がきてほしいとイラストレーターなら誰もが考えることでしょう。
そこで、稼いでるイラストレーターさんを独自調査してみたところ、仕事を絶やさないためにしている(であろう)3つの習慣を発見しました!
どんなイラストレーターさんでも当てはまるかと言ったら、違うかもしれませんが参考にして頂けましたら幸いです。
仕事が絶えないイラストレーターが実践してる3つの習慣
①デザインを学ぶ
最近「イラストもデザインも関心があるが、どっちの勉強からすべきか悩んでる」と相談され、迷わずデザインを勧めた。デザインのスキルがあれば、フリーでも会社員でも働けるし、何よりデザインスキルはイラストにも直接応用が利く(逆は無い)。そしてデザインができるイラストレーターは重宝される。
— 高田ゲンキ/『フリーランスの教科書 1年生』発売中 (@Genki119) October 9, 2017
これはまさに!そうですよね。
なにかしらの媒体(WEBや雑誌、看板とか)のデザインの中でイラストって使われるわけです。
デザインから逆算してイラストを作れる技能があれば重宝されます。
その媒体に合ったテイスト・カラーを提案できればクライアントも安心して依頼できます。
もはやデザインの知識を学んでおくのはイラストレーターにとっても必須項目!
高田ゲンキさんもツイートされてるとおり、デザインの知識はイラストをよく見せるためにも役立ちます。
色の関係やオブジェクトの配置、構図そのものにもデザイン知識は活かせるでしょう!
イラストは、媒体全体のデザインの一部ということを認識したうえで、バランスのとれた絵作りができるイラストレーターであれば安心して仕事が任されそう。
あと単純にデザインの仕事も請け負えますし。
自分の守備範囲を広げることで仕事を絶やさないこともできますね。
②加熱するであろう分野の情報を学んで発信する
イラストレーションは何かしらの媒体のデザインの一部であると①で書きました。
②ではその媒体が取り扱うネタに詳しくあれ!ということです。
例えば2018年1月現在であれば
- 仮想通貨
- ブロックチェーン
辺りのアンテナは張っておきたいところ。
コインチェック騒動について何となくでも理解できてますか?
ブロックチェーンが一体何なのか説明できますか?
こういった分野が過熱すればするほど、報道回数が増え、認知され始めてメディアでは記事が溢れます。
その際、挿絵が必要となるはず。
この場合、その仕組みをわかりやすく説明するイラストや、風刺が効いたイラストなんかが求められそうです。
であれば、ある程度知識のある人に描いてもらいたいもの。
→知識のあるイラストレーターに仕事が回ってくる、というサイクルになるわけです。
なので、常に世間の流れには目を光らせてアンテナを張り、わからないことは調べる習慣をつけておくことが重要です。
ちょっと前であれば空前のソシャゲブームであったこともありソシャゲ用イラスト案件はメッチャありました。(今もまだあるでしょうが)
この時、ソシャゲに詳しかったり、世界観に理解のあるイラストレーターが優先されて採用されたのも同じ原理です。(イラストの腕前は置いといて)
変わったんです!よろしくです!
そうですね!あとは好きなもの(こと)を増やすと強いですね!例えばバスケが好きな人の描くバスケの絵は魅力的になります。好きなもの(こと)が増えると魅力的に描けるものが増えるはずです!— イラストレーター生存戦略の粕田 (@ksd_illust) January 24, 2018
僕もカスダさんと同意見です。好きなものが明確な人は強い(でも、好きなものしか描けない人は逆に弱いですけど)。例えば僕の場合ITとかデジタルとか好きなのでIT書籍の表紙イラストとかやりたい!っていう憧れが駆け出しの頃から強くてそういうタッチの絵を描き続けた結果、今そういう仕事してます。
— 高田ゲンキ/『フリーランスの教科書 1年生』発売中 (@Genki119) January 25, 2018
好きなものを増やすってことと似てるんですが、興味があるものを増やす努力をしておくと良いかと思います。
自分が興味あるものこそ魅力的に描けるものなので。
絵は上手いけど全然興味ない人より、仮想通貨をめっちゃ勉強してる人のビットコイン解説イラストやソシャゲが大好きな人のカードイラストの方が目を引くものですし、エンドユーザーに刺さる絵になると僕は思います。
③人との交流を大切にする
結局、依頼は人から貰うわけですから、ここを大切にするのは当たり前っちゃ当たり前。
交流が多い方が依頼が舞い込む確率も高まります。
実際に会って交流するに越したことはありませんが、今やSNSでコミュニケーションが取れる時代なので積極的に活用するといいでしょう。
自分がされて嬉しいことは、相手も嬉しいはずです。
特に、相手が拡散してほしいであろう投稿を積極的にシェアしてあげると喜ばれます。
とはいえ、人によって受け取り方はまちまちなので、やりすぎは注意!距離感はしっかり確認しながら交流していきましょう。
人は接触が深まれば深まるほど、認識も強くなっていくものです。
「ここにイラストが欲しいな。えーっとこのテイストで描ける人は…」と雑誌編集者が思考を巡らせたときにあなたのことが思い浮かぶようになれば成功です。
もちろん絵の練習も大切ですが、作品を持ってbarに行って隣のおじさんと仲良くなった方が仕事が貰えたりする場合も…(僕は経験あり)
僕の場合、個別に依頼を頂くクライアントさんは結構リピーターさん多いですね。
ランサーズでもそうですが、満足度の高い仕事結果を残せれば再度依頼してくれることも多いです。
あとは仕事中のやりとりで、できるだけコミュニケーションをとることかな。
リピートしてくれるお客さんが増えれば増えるほど仕事が絶えなくなっていきますね。
仕事が絶えないイラストレーターが実践してる絵描く以外の3つの習慣まとめ
仕事を絶やさないために実践していきたいのは
- デザインを学ぶ
- 加熱するであろう分野の情報を学んで発信する
- 人との交流を大切にする
でした。
僕も現状に満足することなく、ガンガン実践していきたいと思います。
参考になれば幸いです!