はじめまして!フリーランスで、
- 企業様:スマートフォンアプリやブラウザゲームに使用するイラスト、キャラクターデザイン、グッズ用イラスト
- 個人様:個人観賞イラストやSNSアイコン、web小説挿絵、グッズ用イラスト
などのお仕事をさせていただいております。あっきコタロウ(@and_dance_waltz)と申します。よろしくお願いいたします。
お仕事のかたわら、趣味で個人創作として小説/漫画/イラストをかいています。
非常にありがたいことに、現在、この”趣味でやっている個人創作”には、読者様から身に余るご支援をいただいております。
好きなことをして応援をいただけるなんて、もう全国どこにも足を向けて寝られません。こうなったら立って寝るしかない……。
今回は、一体なぜ、私が趣味の個人創作にご支援をいただけるようになったのか。そのためにした施策について書いて行きたいと思います。
個人創作で収入を得る(支援をしてもらえる)ようになりたいクリエイターの方の参考になれば幸いです!
コミックマーケットからフリーのイラストレーターになった私がその魅力を解説します
個人創作に支援してもらえるサイト
私が創作物で支援を頂いているサイトは以下です。
- pixivFANBOX
「安定した収入で、好きなだけ創作活動に専念したい!」というクリエイターと「大好きなクリエイターを支えたい、もっと作品が見たい!」というファンの想いをつなぐファンコミニティです。ファンから月額制の支援金を受け取ることができます。 - MAGNET!
投げ銭システムのある小説投稿サイトです。挿絵や表紙をいれる機能が充実しており、イラストを描く方であればサイトの利点を活かしやすいです。 - かべうち
Twitterと連携した、イラストやちょっとした文章を投稿できるサービスです。オマケ要素として「さしいれ」という機能が追加され気軽にクリエイター支援ができるようになりました。
それぞれ異なるクリエイター支援の機能があります。
私はpixivFANBOXは定期支援、MAGNET!は小説への支援、かべうちでイラストへの不定期支援を受け取るといった使い分けをしています。
作品を発表し、ファンから支援をしてもらうためのプラットフォームはこれらを使っています。
これらのプラットフォームを使ってファンに支援してもらうためには3つのポイントがあります。
- 熱意を持った作品作り
- 支援したくなる仕組みづくり
- 作品関連グッズ販売
です。
それぞれ解説していきます。
熱意を持った作品作り
趣味でやっている=好きなことを好きなようにしている
なので、ひとつの作品にどれくらい時間をかけるか?どの程度の完成度で良しとするか?は、自分で好きなように決められます。
趣味の創作において、クライアントは自分自身。自分が納得行くまで何十時間でも、何千時間でもセルフリテイクを繰り返し、全力で仕上げた作品は、見ている人にもその熱量が伝わるのではないかと思います。
支援を受けるには大前提として「見て損をした」ではなく「良いものが見れた!」と思ってもらえる作品作りが必須です!
また、他のクリエイターが制作した作品に興味をもつことも大切です。
「好きだなぁ。素敵だなぁ」と思った作品には、どんどん感想コメントを残したりリアクションしていきましょう。
あなたが気に入った作品=あなたの好みに合っている
ということなので、相手から見ても、あなたの作品を好きな確率が高いです。
そうしてお互いに好きの関係を築くことで双方にとって、創作への刺激や勉強になったり、情報の交換ができたりと、良いことだらけです。
現在私が支援をいただいている方のなかにも、こうして趣味が合ったことがきっかけで親しくなった方もいます。
支援したくなる仕組みづくり
趣味の創作は金銭を得る手段ではなく、ただただ好きだから続けていたことで、なんなら「こちらからお金を払うから見て下さい!」くらいの気持ちを持っていました。
実際に、作品のグッズを自腹で作って無料で読者様にプレゼントしたり、読者獲得のためにツイッターで10万円分の広告を出したりしました。
そんな私がpixivFANBOXを利用し始めた理由は「支援プランの金額や名前、特典をクリエイターが自由に設定できる」というシステムが面白いと思ったからです。
これは……遊び甲斐がある!
本来は「クリエイターを支援する」というコンセプトのサービスではありますが、私はここで、「クリエイターである私自身」ではなく、「漫画作品のキャラクターを支援する」というテーマでプランを作成しました。
- ヒロインにプリンを買ってあげるプラン
- 執事のキャラクターのお給料になるプラン
- マッドサイエンティストキャラの研究費用になるプラン
- 旅をしているキャラの旅費になるプラン
などを作成し、読者様に笑っていただこうと思い、SNSで告知しました。
もともと支援を受けることが目的ではなかったので、そのときは支援特典の記事は公開していませんでした。
ところが、その何の特典もないプランに、キャラクターのファンの方から課金支援をしてもらえました!
「◯◯くんのお給料になるなら」「◯◯様の旅費として使ってほしい」というコメントとともに・・・。
なので、こういった支援サービスを利用するときは、支援していただけると嬉しいですという気持ちにひとつプラスして、「支援すると楽しい!」と思っていただけるようなちょっとした遊び心を取り入れていくと、win-winの関係に近づくのではないか、と思います。
なお、さすがに何も特典が無いままでは申し訳無いので、現在は特典記事を作成済みです。
グッズ販売するならマスコットキャラクターがオススメ
また、BOOTHというネットショップサービスを開設し、作品のグッズを販売しています。
BOOTHもpixivが運営しているサービスで、pixivFACTORYというグッズ製作サービスとの連携により、注文を受けてから製造を開始するオンデマンド販売が可能です。
値段は少し割高にはなりますが、大量に在庫を抱える心配が無いので安心です。
オンデマンド販売のほかには、DL販売の商品や、印刷した同人誌、ロット製作したアイテムなど自宅や倉庫から発送するものも棚に並べることができます。
そのグッズについて気づいたことがあります。
イケメンキャラや美少女キャラよりも、マスコットキャラクターのほうが手に取ってもらいやすいことがある。ということです。
どうやら、アクセサリーや日用品として好きな作品のグッズを持ちたいけれど、二次元的イケメンや美少女の絵が描かれたグッズを持ち歩くことに抵抗を覚える、という方が一定数いらっしゃいます。
そんな方に人気があるのが、「マスコットキャラクターのグッズ」です。
動物キャラや、架空の生き物など、パッと見で「オタクっぽさ」の無いキャラクターのグッズがあると、割とと手にとってもらえます。
グッズ販売を考えておられる方は、配慮としていくつかそういったものも品揃えにいれておくと良いかもしれません。
グッズやデータ販売を考えてるならこちらもオススメ!上手に売るノウハウも合わせてどうぞ!
イベントに出展することで個人作品を広めることもできます。
クリエイターEXPOのような商談会は即売会とは違う性格ですが企業との繋がりができるかも…
支援行為そのものを楽しんでいただく!
私の個人創作の作品は、小説もイラストも漫画も、基本は全て無料でお楽しみいただけるようにつくっています。(FANBOX特典で先行公開や線画配布はありますが、完成作品は全て無料公開です)
グッズについても、原価(+システム上上乗せしなければならない最低額)で販売しており、グッズ売上の利益はほぼありません。
それでも、ありがたいことに、支援者様方のおかげで、毎月数冊、資料本を買えるくらいの金額をいただけています。
投げ銭システムにより臨時の応援をいただいたときには、グッズをつくって配ることもできます。
今回は、それだけ応援していただけている理由を考えて、紹介してみました。
- 見て損をしたではなく、見て良かった!と思ってもらう作品をつくる努力
- 支援が楽しい!と思ってもらえる遊びを取り入れる
- グッズ販売はマスコットキャラクターが強い
好きな創作活動をして、ご支援をいただきたい!という方のお役にたちましたら光栄です。
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