フリーランスになったら収入が安定しないし不安・・・
フリーで働く憧れはあるけどイラストレーターって稼げないっていうし・・・
と、独立したいけど一歩が踏み出せないあなたに朗報です!
実はイラストレーター業って儲かるビジネスモデルにがっちり当てはまるんです。
儲かるビジネスモデルは・・・
- 設備投資費用がかからない
- 売上が季節に左右されない
- 商品のロスが少ない
- 小資本で始められる
- 在庫がない(あるいは少ない)
- 利益率が高い
- 毎月の定期収入が確保できる
と言われています。
これは一般的に言われている儲かる商売の三原則に、ホリエモンが提唱するビジネス四原則を足したものです。
これに当てはまるビジネスモデルはまずこけないのですが、なんとイラストレーターはバッチリ合致するんですよ。
音声版はこちら。作業用BGMとして聞いてくださいね^^
イラストレーターが儲かるビジネスの原則にあてはまる理由
7つの原則に対してイラストレーター業がどう当てはまるか順を追って解説していきます。
設備投資費用がかからない
イラストを制作するための設備投資はそこまでかかりません。
パソコンや制作ソフト、ペンタブなど一式揃えたとしても数万円~十数万円もあれば足りるでしょう。
クリエイティブツール界で高いシェア率を誇るadobe製品がサブスプリクション(月額制)で利用できるようになったのは大きいですね。
以前はAdobeのPhotoshopやIllustratorを揃えるだけで結構な金額が必要でしたから。今は月数百円~数千円で使えちゃいます。
AdobeだけでなくCLIP STUDIOなどの高品質なペイントソフトも安価で手に入るので、大金を用意せずともプロの制作環境を整えることはできるようになりました。
クリエイティブ業界で生きるならAdobeは必須!主なアプリに関して解説します
無料で絵のプロの技術を学べる!Adobe短期集中ゼミが開催!イラスト・LINEスタンプなど・・・
売り上げが季節に左右されない
夏は儲かるけど冬は閑散としてしまう・・・。
そんな季節による変動がイラストレーターにはありません。
各メディアで春夏秋冬いつでも発注があります。
商品のロスが少ない
イラストレーターにおいて商品とは制作したイラストレーションになるでしょう。
仕事で提案をする際にラフ案をいくつか提出したり、検討用のバリエーション違いデザインを制作することもあります。
そういった意味では、採用されなかった案はロスとなります。
しかし、ロスを活用できないワケではありません。
イラストAC、またはピクスタのようなストックフォトサイトにデータをあげておけば、半永久的に収益を生み出してくれる資産となるかもしれません。
実際にロスイラストデータをまとめてどかっとイラストACにあげて放置し続けたレポートも書いていますので良かったらご覧下さい。
小資本で始められる
イラストレーター業を始める上で大金は必要ありません。
設備投資費用以外でかかるお金もほとんどないので銀行に借り入れをしたりリスクを背負うこともありません。
副業から始めて本業へとスライドしていく方法もありますね。
ただ、個人的な考えで言うと独立したフリーランスで活動するのであれば、数か月分の生活費は用意しておいた方が無難かと思います。
フリーランスイラストレーターになる前にした7つの準備!独立前にすべきことにお金の話も含めて書いていますので是非ご覧下さい。
気をつけろ!こういうイラストレーターは二度と依頼されないぞ!
在庫が無い
現物を扱うビジネスは在庫を抱えるため、一時的にでも含み損となるリスクがありますし、在庫を管理するスペース(倉庫など)も必要となります。
飲食店では食材を用意しなければなりません。消費する期限があるものを在庫でもつことは結構なリスクです。
そういった心配がないこともイラストレーターの良いところ。
PC内に保存する容量がなくなれば外付けでHDDを購入すれば済む話ですね。
利益率が高い
必要な設備を揃えることができれば、他にイラストを制作するのにかかる経費はほとんどありません。
ゼロからイラストを描き上げ、それを売れるイラストレーターの利益率は高いです。
また、ひとりで完結することもできるので人件費がかかることもありません(外部発注しなければ)
制作すればしただけ儲かります。効率よく稼げますね。
毎月の定期収入が確保できる
唯一、ここだけ当てはまりづらいポイントです。
しかし先にも紹介したストックイラスト系サービスを活用したりブログ運営による広告収入など、ある程度定期収入を確保することは可能です。
特にブログは営業にも使えて広告による収益化も見込めるのでやらない手はありません!
イラストレーターがポートフォリオ兼ブログサイトを作ると得する5つの理由
また、仕事によっては毎月定期的に任せてもらえるものもあります。
雑誌やWEBメディアの連載記事用イラストカットなどですね。
そういう仕事が取れれば契約期間中の定期収入が見込めます。
また、フリーランス向けの週2,3勤務の仕事などもありますので、そういう求人を探すのも手ですね。
イラストレーター業の弱点
イラストレーター業が儲かるビジネスの原則に当てはまるということがお分かり頂けたかと思います。
しかし、それでも稼げない、儲からないと言われているのは単価が安いという弱点があるからです。
イラストの相場で言えば1枚あたり数千円(下手すりゃ数百円)~数万円くらいです。
単価が上がればそれだけ制作期間も長くなるので、数万円クラスの仕事を月に何枚も請けるのは難しいでしょう。
常に手を動かし制作し続けて月に十数万~二十数万円では続けていくことが困難になってしまいます。
これがイラストレーターが儲からないといわれる所以です。
これを解決するためには
- 収益の柱を増やす
- 単価を上げる施策をうつ
が効果的です。
収益の柱を増やす
イラスト制作を請け負う以外にも複数のキャッシュポイントをもつことで収入をあげることができます。
ひとつひとつは少なくても月に5万円稼げるキャッシュポイントが6個あるだけで30万円になります。
イラストレーターにオススメしたいのが
- ストック収入
- 広告収入
- グッズ・イラスト販売
- スポンサー収入
- 有料記事収入
- クラウドファウンディング
などです。それぞれ詳しくはイラストレーターが展開できる7つの事業!キャッシュポイントを増やそうに書いてますので参考にしてみてください。
単価を上げる施策をうつ
ひとつひとつの案件の単価を上げることができれば単純に収入は増えます。
とはいえ単価をあげるのは難しいですよね。具体的にどうすれば良いのか。。それは
- 自分の希少価値を高める(ブランディングする)
- スキルセットの幅を広げる
と良いでしょう。
基本的には同じことなんですが・・・
イラストが描けるだけじゃなく、アニメも作れる・漫画も描ける・レポート記事も書けるなどスキルに幅を持たせることで仕事のカバーできる範囲を広げることができます。
これだけで単純に単価を上げることができますね。
また、唯一無二のイラストレーターとなれるブランディングをすることで、あなたの仕事の価値を上げられます。
この辺詳しくは
をご覧下さい!
絵を描くだけじゃない!ビジネスセンスを高めろ!
ビジネスモデルとして優秀であってもライバルは多いし単価が安いのは事実です。
イラストレーターとしてマネタイズして生活していきたいのであればビジネスとして絵を描くことを覚えなければいけません。
あなたのビジネスの参考になれば幸いです。