カスダ(@ksd_illust)です。
イラストレーターは、どういう会社からどんな仕事を受注するのでしょうか?
イラストが使われる媒体とイラスト制作の依頼元を調べてまとめてみました。
出版社・編集プロダクション
書籍の表紙やカットイラストなど
THE イラストレーターの仕事といったイメージです。雑誌や小説の表紙にイラストが使われることはイラストレーターとして憧れる人も多いのではないでしょうか。
学習系の書籍なんかはカットイラストを大量に使うので、ガッツリまとめて仕事が貰えたりしそうです。
印刷の関係で色数を抑えた発注などもあるので、そういう依頼にも応えられる仕事が求められます。
広告代理店・デザイン会社・印刷会社
各種広告用イラスト(新聞・雑誌・ポスター・チラシ・電車中吊り・WEB・車体ラッピングなど) / ショップカード / カタログ・パンフレット など
それぞれ制作部門を有してる会社が多く(デザイン会社は基本制作会社ですが)そこや、グループ会社の下請けに制作依頼することが多いようです。
フリーのイラストレーターに回ってくるとしたら、下請けの下請けみたいな感じで依頼されます。
デジタルコンテンツ制作会社・アプリ開発会社
現代のイラストレーターの仕事と言えばこの辺が多いイメージです。
WEB広告は多様化していて、イラストカットはもちろん、マンガやアニメーション(動画)などバラエティに富んでます。
また、アプリに関してもゲーム用キャラクターデザインやアイテムデザインなど必要なイラスト数が多いのが特徴です。
ここを主戦場とするイラストレーターは多いでしょう。
クラウドソーシングサイト
ちょっとずれるかもしれませんが、これも無視はできません。
クライアントとクリエイターをマッチングするWEBサービスです。こういったサービスを提供しているサイトはいくつかあり、クリエイターとして登録して、イラストやマンガ、アニメーションなどの仕事を受注することができます。
SKIMAやCrowd Gate、Skillots、ランサーズ辺りに登録しておくと仕事に繋がるかもしれません。
個人依頼
SNS用アイコン・ヘッダー・アイキャッチ用イラスト / 結婚式関連(ウェルカムボード・プロフィールムービー・ペーパー関連)など
個人依頼といえどバカにはできません。
昨今、SNSやブログの流行で、オリジナリティのあるアイコンやヘッダー画像を欲す人は割と多いです。また、お金を稼ぐためのアフィリエイトブログやYOUTUBEチャンネルなどは他との差別化を図るべく、良質なイラストを求める傾向にあります。
発信力のある人のイラストを担当すれば、ブログやSNSで拡散され、思いもよらない宣伝効果があるかもしれません。
そしてオリジナリティを求めると言えば、結婚式関連のオーダーです。ウェディング関連業者のテンプレート形式のものではなく、自分たちだけのデザインを求めイラストレーターへ依頼するカップルの需要もあります。
まとめ
以上、イラストの仕事の種類と、依頼する人をまとめました。
自分の絵がどの媒体に合っているか把握して、依頼されるようになる戦略を練ることが、プロのイラストレーターとして活躍する第一歩となるでしょう。