僕はイラストレーターとして10年以上のキャリアがあります。
これだけやってるとイラストレーターとしてやっていける人、やっていけない人の特徴が見えてくるわけです。
やっていけない人が、ついついやってしまうやってはいけないこと(わかりづらいw)を5つに分けて解説してみたいと思います。
イラストレーターとして活動していくのであれば、この5つのことはやってはいけませんよ!!
ツールにとらわれる
現在は絵を描くためのツールが豊富です。
無料なものから有料なものまで多種多様で、絵を描く上で助けとなるあらゆる機能が搭載されていますね。
上手に活用すれば時短にもなるし、高度な表現も可能なデジタルツールですが、その機能に捉われてやしませんか?
本来、自分が描きたい絵があって、それを表現するためにツールを使うわけですが、これを見失ってツールの機能をふんだんに盛り込んで作品を作ろうという人がいます。
めっちゃオーバーレイかけまくってみたり…
とりあえずテクスチャはりつけまくってみたり…
これみよがしにフィルターかけまくってみたり…
はい、すべて昔の僕です。
デジタルツールに初めて触れるとその多機能さに圧巻されて、あれもこれも試してみたくなるもの。
でも、ツールは使いこなすものであり、ツールに使われてるようでは三流です。
ある程度いじってみたら気づくはず。自分が描きたい絵を表現するために使う機能はほんの一部なんだと。(描きたい絵にもよるけど)
まず描きたい絵があって、それを表現するためにはどの機能を使えば効率良いか、という使い方を心がけましょう。
引きこもる
イラストレーター引きこもって絵を描きすぎる説。
確かに描画力を高めるためには日々の鍛錬は欠かせません。
でも外に出てあらゆる刺激を受けることはそれと同等に大切なことなんです。
異業種の人と交流をもつと、イラストの依頼に繋がるかもしれません。
あなたにイラストを依頼してくれるのは、SNSでフォローしまくってる憧れの絵描きさんたちではなく絵を描けない人たちだからです。
積極的に交流をもつようにしましょう。
超有名なイラストレーターよりも知り合いのイラストレーターのほうが依頼しやすいものです。
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発信しない
いまだに
だなんて考えてる昔の僕のようなイラストレーターは成功しません!
仮にあなたが超絶絵が上手いイラストレーターだとしてもWEB上に何の痕跡もなければ探しようがないですし、別にあなた以外で上手い人たくさんいるし…となってしまいます。
いまや検索すれば超絶絵が上手いイラストレーターは簡単にいくらでも探せますからね。
上にも書いた通り、人は「超有名なイラストレーターよりも知り合いのイラストレーターのほうが依頼しやすい」のです。
仕事が欲しければ、ガンガン発信してアピールして少しでも見込み顧客との接点を持っておくことが重要です。
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イラストレーターがブログで作品を公開して仕事に繋げるための2つのポイントとは
インプット・アウトプットを怠る
基本的にイラストを描くことが好きな人たちがイラストレーターを目指すので、絵を描くことに関してのアンテナは高い人が多いでしょう。
でも、特定の分野の情報に挿絵を描くことがイラストレーターの仕事の基本です。
なので、イラストを使ってもらえる分野(または自分がイラストを提供したい分野)にたいしての情報を常日頃から取り入れておかないといけません。
イラストレーターをやっていて思うのはイラストを描くこと以外に必要なスキルがアレコレある!ってことです。
マーケティングを学び、自分の絵を売り出すプロモーション能力なんかは必須だと感じます。
そういったインプットも怠らず、全般的な能力を高めていきたいですね!
ビジネス感覚を養わない
クリエイターは商売下手なんてよく言われます。
こだわりが強かったり、自分の作品に対して真摯に取り組むからこそ採算度外視で仕事をしてしまうことがあるからです。
1枚1000円のイラストカットに5時間もかけてしまっては時給換算で200円の仕事となってしまいます。
最低限、報酬が幾らで、この仕事にどれだけの時間・労力が割けるかという算段はとれなくてはいけませんね。
そのために仕事を請ける前段階での見積もりをしっかりとらなくてはいけません。
見積もりの仕方の一例をコチラの記事に書いたので良かったら参考にしてみてくださいね。
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また、金銭以外の報酬を得ることで価値を見出すこともできますね。
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プロイラストレーターがやってはいけない5つのこと まとめ
プロのイラストレーターとしてやってはいけないことを5つ紹介しました。
- ツールにとらわれる
- 引きこもる
- 発信しない
- インプット・アウトプットを怠る
- ビジネス感覚を養わない
この5つはやらないように心がけて、稼げるイラストレーターとなれるよう精進していきましょう!!