とお悩みのあなた!諦めないでください。未経験者でもイラストレーターとして採用される確率を高める方法があります!
僕は現在アートディレクターという立場で何人ものクリエイターを面接してきましたが、その中でも普通に未経験者も採用してきました。
25歳、前職:飲食店員って人も採用しています。なんなら経験者と未経験者を天秤にかけて、未経験者を採用したことだってありますよ普通に。
そんな採用を勝ち取る未経験者たちには共通点があります。それは
ポートフォリオ(作品集)が素晴らしい
です。
まぁそりゃあ、うまい方がいいんですけど、ポートフォリオの魅せ方はそれだけじゃありません。
今回は、思わず採用しちゃいたくなるようなポートフォリオの作り方をご紹介したいと思います。
中身の絵のクオリティをあげたいって方はこちらの記事をご参考にどうぞ
自信作の見せ方
ポートフォリオの最所の方にはあなたの自信作を掲載しましょう。
重要なのは1ページまるまる使って見せること。そして、見開き反対側の1ページには、その作品のラフや、設定画などを載せましょう。
ただ作品を掲載するよりも、その作品に対する熱意が伝わります。
更に
- 力を入れた箇所の説明
- 制作時間
- 使用したツール
などを明記しておくとアピールに繋がると共に面接時の質問のとっかかりとなります。
志望先のテイストに合わせた絵を入れる
例えば、志望先がソーシャルゲームを開発してる会社であれば、その企業がリリースしているゲームのテイストに会わせた絵を描きおろしましょう。
そういう絵が入ってるだけで面接官はグッときます。間違いなく好印象を与えられます。
大変かもしれませんが、いくつかの会社を受ける場合は、各志望先に合わせて数枚ずつ準備しましょう。
かなり効果的な方法なので、確実に用意すべしです。
お金を貰って描いた絵を入れる
それは、誰かがお金を払ってでも欲したあなたの絵なので積極的にラインナップに加えましょう。その際、
- クライアント名
- 依頼内容
- 依頼内容を反映させるために注意したポイント
- 制作時間
を明記しましょう。
お金を貰って描いた実積がない場合
クラウドソーシングを活用して実積をつくる
ランサーズなどのクラウドソーシングサイトで募集されているイラスト制作の案件に応募して採用された作品を実積としてポートフォリオに載せましょう。
アクティブに応募する姿勢は好印象です。
架空の依頼内容を設定した作品を描く
どれだけ依頼内容に則して描けるかというアピールになります。
依頼内容が思い付かない場合は、上にも挙げたクラウドソーシングサイトで募集されている内容を参考にしましょう。
作品の横に依頼内容等の明記を忘れずに。
その他注意事項
印刷は綺麗に
せっかくの作品もガビガビに荒れた印刷ではちゃんと見てもらえません。
細部へのこだわりが行き届かない人なんだと評価されてしまいます。
多く載せすぎない
- 自信作3~5作品
- 志望先のテイストで描いたイラスト2~5作品
- 志望先に合ったイラスト(ゲーム会社なら、他のタッチ、テイストのゲーム系イラスト)3ページ程度
- その他イラスト(カットなど小さいものや、デッサンなど)1~3ページ程度
くらいが理想的かと思います。
もし他にも見てもらいたい、というイラストがある場合はブログやホームページに載せてそのURLを伝えるといいでしょう。
アナログ作品はできれば原画を
もし邪魔にならないくらいのサイズであればアナログ作品の原画を持ち込むのもありです。
アナログ作品はやはりインパクトがあるので他の志望者と一線を画してアピールに繋がるでしょう
まとめ
いかがでしょうか?ここに書かれた内容のポートフォリオであれば、僕は間違いなくおっ!となります。
熱意が伝われば、未経験だとしても採用されます。いかに自分がその会社に入りたいのか、そういう気持ちが詰まったポートフォリオを作ってみてくださいね。