現役イラストレーターが実践してきた効率的に絵が上手くなる方法7つ

絵が上手くなる練習法
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社畜アートディレクターのksd(@ksd_illust)です。

ディレクションしながらも自ら手を動かしてイラストやアニメーションの制作に終われる日々です。なんせ社畜ですからね(泣)

この記事では、僕がこれまでに実践してきた絵を描くスキルを高める方法を紹介していきたいと思います。

なかなか絵が上達しない
もっともっとうまくなりたい

という人たちは是非参考にしてみて下さいね!

①会社に勤めてみる or 転職してみる

就職

あなたが今現在、フリーランスまたは学生の場合

一度就職してみるのも良いかもしれません。

大概、どこの会社にもエース的なイラストレーターがいたりするので、そういう人と親しくなり、教えを乞うとビックリするぐらいの早さで成長できますよ!

僕は大学を卒業した後、フリーランスとして活動したのですが、生活が破綻し、アルバイトとして携帯ゲームを制作してる会社に勤めました。

そこで超絶絵がうまいうえにアニメーション制作の技術もある先輩と出会ったんです。

とにかく描き方や考え方、ソフトの使い方などなんでも質問してアドバイスをもらいました。

仕事以外でも家で描いてきたオリジナルのイラストの添削してもらったり。その先輩が制作してる過程を後ろから見せてもらえたり。(←特にこれは本当に勉強になりました。なかなかそんな機会無いですし)

そこから学べることは図り知れません。毎日が発見の連続で、日々成長でした。

セミナーや、イラスト教室なんかに行くくらいならよっぽど就職した方が良いです。なんせ、お金貰いながら学べちゃうんですよ!コスパ最強!

就職を考えるのであれば、イラストレーターやデザイナーなどクリエイティブ関係の求人が充実しているマイナビクリエイターがオススメです。

クリエイター業界の勉強会やセミナーも開催しているので覗いてみるだけでも勉強になるはず。

既に就職している場合

もし、あなたが今既に会社に勤めていて、憧れるようなスキルの先輩がいないのであれば、取る選択はふたつです。

Ⅰ)その会社のエースとして君臨して周りを引っ張っていく存在となる

Ⅱ)よりハイレベルな会社へ転職して、新たに学べる環境に飛び込む

前者の場合、イラストの上達は鈍化するかもしれませんが、マネジメント能力を高めることができます。

ほとんどのクリエイターはマネジメント業務を嫌いますが、より高待遇を期待するならマネージャーへのステップアップは必須です。

いち企業のトップレベルまで上り詰めたのであれば、そういう方向への転換も考えて良いかもしれません。

いやいや!まだまだ絵で成長したいんだ!って人は迷わず後者を選んでください。

新たな環境で刺激的に成長できるかもしれません。

とにかく、自分より高みにいる人に教われる環境に身をおくということが、イラスト上達の近道なんです。

②デッサンを学ぶ

月並みで申し訳ありませんが、大切だと思います。↑でコスパ最強!とか言ってますけど、さすがに会社でデッサン教えてくれ!とも言えないので、これに関しては社会人向けデッサンコースみたいなのに通いました。。月4回授業で8000円くらいだった。確か。

でも結果としてこれが大正解でした。それまでスルーしてきた「基礎」と向き合い学ぶことで、会社の先輩のアドバイスを、より具体的に理解できるようになりました。

デッサンを学ぶ意義

マンガでも、アニメでも「絵」は誰かがデフォルメして作り上げたものなんです。

鉄球

例えばこの2つの鉄球。パッと見でどちらがツルっとしてるかわかりますか?

左の方がツルっとしてて硬そうじゃないですか?

ハイライトと陰影(この絵にはあえてくわえてませんが)の入れ方で、ここまでデフォルメしてても物の質感を伝えることができるんです。

どんなハイライトを入れたら、どういう影をつけたら、どう見えるのか?

その決まり事みたいなのを学ぶだけでも絵に説得力を与えることができます。

なんとか簡略化しつつもツルリンとさせたい!と思った誰かが

鉄球2

こういうハイライトの描き方を発明して、みんなが使うようになりました。でも、もともとはツルっとした物をよく観察して、そのハイライトの入り方を研究したからこういう記号になったんです。

この記号の本当の意味は、実際にツルッとしたものを研究しないと見えてこないでしょう。

その理解を深めるためにデッサンは最適なんです!

また、時々

デッサンを学んじゃうと、個性が無くなってつまらない絵しか描けなくなっちゃうよ!

という人がいますが、そんなことないです。

例えば、ドレスダウンっていうファッションの着こなし方がありますね。ジャケットにあえてスウェットを合わせる、みたいなあれです。

これって、基本のドレススタイルがあるからこそできる遊び心であって、それを理解せずやると途端にダサくなるわけです。

絵も同じで、基本を知らずに崩そうとすると、ただの崩れた絵にしかなりません。

何事も基礎は重要です。

デッサンがだるそう。。と感じてる方へ

理論を学んだうえで描いてみると意外とはまりますよ!僕はスクールに通ってた頃、デッサンにはまり、暇さえあれば目の前の何かをデッサンしてました。

 

③模写しまくる

模写

あなたの好きなマンガやアニメの絵をひたすら模写しまくりましょう。

僕の場合、

昨日は鳥山明、今日は井上雄彦で、明日は松本大洋

といった具合にローテーションを組みつつ、毎日違う漫画家の絵を模写してました。

このように複数の作家さんの絵を描くことで、よく言われている

模写すると自分のオリジナリティが失われるんじゃ…

という心配も無くなります。むしろ、今は絵の技術を高める段階なので、オリジナリティよりもスキルアップを目指しましょう。

何百、何千と描くうちにオリジナリティは自然と出てきます。安心して模写に取り組んでください。

模写はインプットとアウトプットを兼ね備えた効率的な練習方法です。

ポイントは描いてる箇所がどのような形でどういう質感か、など考えながら描くこと。

そうすることで、その作家さんが

なぜ、そういう線をひくのか

なぜ、こういうテクスチャを使うのか

微妙な線の強弱

などの意味がわかってくるでしょう。ひとつひとつの発見を取り組みながら描き進めると、そこで得た知識はあなたの血となり肉となります。

上に書きましたがデッサンの理論を学んだうえで模写すると、作家さんの施すデフォルメの凄さに気づけるはずです。

プロの絵の技術に触れ、それを理解しながら描き留めていく。模写は超効率的練習方法なんです。

アラレちゃん模写

アラレちゃんの千兵衛さんをペンで模写したもの。実際に描いてみるとデフォルメされながらも細かく描写されていることに気づく。

マンガの1ページをガッツリ模写すると、その線の細かさや、絶妙な描写、想像以上の作業量を感じ取れるかと思います。

僕はそれのせいで、マンガをペラペラ見ることができなくなってしまいました(笑)なんか申し訳なくって……。

④3DCGを学ぶ

なぜに3D!?2Dの絵を描きたいんだけど!?と思われるかもしれませんが、これ結構オススメです。

3Dソフトにはblenderを使いましょう。

ハイレベルな3D表現ができるにも関わらず無料で使えちゃいます!使い方もネット上に詳しく説明してくれてるサイトがたくさんあるので活用しましょう。

少しクセの強いソフトですが、慣れればなんとかなるかと思います。あなたが今まで描いてきた2Dの世界を3D化して見てください。

3Dを制作していると

・描く対象を立体的に捉えられるようになる

・質感の表現への理解が深まる

・光と影の表現への理解が深まる

・光と質感の関係の理解が深まる

・カメラのレンズ、画角という考え方が備わる

という効果が期待できると思います。

僕は、友人から結婚式のムービーを依頼された時に、せっかくだから勉強のために3Dを取り入れてみようと思い立ちチャレンジしてみました。

まさかここまで2Dイラストへの考え方が変わるとは思ってもみませんでした。

ついでにここで3Dの作り方も覚えておくと、表現の幅を広げられますし受けられる仕事も増えるので、一度ガッツリ勉強してみることをオススメします。3Dも楽しいですよ!

 

⑤多ジャンルの絵を分析して盗む

目を鍛える
僕はアメコミみたいな格好いい絵が描きたいから、萌絵なんか興味ないぜ!
おいらは可愛いおにゃの子しか描きたくない!男臭い絵は嫌いだぜ!

そんなこと言わずに、自分が描かないジャンルの絵もちゃんと研究してみましょう。意外な発見があるかもしれません。

分析の仕方

どんな絵のジャンルでも評価されてるプロがいます。まず、そういう人たちが描いた絵をパッと見て下さい。どんな感想を抱きましたか?

  • 格好いい
  • 可愛い
  • 透明感がある
  • 神秘的

などなど。パッと見の感想を思い浮かべましょう。

その思い浮かべた感想こそが、その絵から盗めるスキルです。

次に、なぜそういう感想を抱いたのか、その原因を追求してみましょう。

どのような演出をくわえて、どのような画面で構成すると、見た人にどんな感情を与えることができるのか。

そういう知識を取り入れることで表現の幅をどんどん広げられます。そうして引き出しを増やせれば、

このおにゃのこのイラストは格好よく描きたいから、この前見たアメコミ絵の逆光演出を加えてみよう

というふうに逆算的に表現方法を考えることができるようになります!

それに研究を重ねると、だんだんそのジャンルの絵も好きになってくるもんですよ。

(お、カバの絵、格好いいし、可愛いな……萌絵も悪くないかもな……。)

⑥必ず資料を用意して描く

資料サイトアイキャッチ

いくら描いても絵が上手くならない!って方は手癖で描いてしまってませんか?

  • 人の顔を描く時はいつも同じ向き
  • ポーズも似たようなポーズ
  • 背景は描かない

などなど。同じような絵を手癖で描き続けても上手くなりようはありません。

なぜ、そうなってしまうのか?

理由は簡単。今描ける絵以外のイメージがインプットされていないからです。

対処方法としては、

  1. 描く前に描きたい絵のイメージを思い浮かべる
  2. それを描く上で必要な資料を集める
  3. 用意した資料をよーく見ながら描く

これを繰り返すことで描ける絵の幅が広がります。

絵を描くプロたちほど資料準備に時間をかけます。

でも絵が上手い人たちって何も見ずにサラサラっと描くじゃんか!

そうなるためにはインプットを増やすしかありません。

常日頃、資料をよく見て描いて知識と技術を吸収しているからこそ、そこで得たものでサラサラっとかけるようになるわけです。

資料集めに最適なサイトはこちらにまとめましたのでご参考ください。

参考:【保存版】絵を描く上で資料集めに使える厳選13サイトとお勧め資料本

⑦仕事として請け負ってみる

日々描いている絵の練習が訓練だとしたら、依頼されて描く絵は実践です。

何でもそうですが、実戦経験を積んでこそ上達速度が飛躍的に向上するものですよ。

でもまだ依頼されたりするほど上手くないんだけど・・・だから練習してるわけだし

そういう場合は身近な人、親や兄弟、友達に描いて欲しい絵はないか聞いてみましょう。具体的には

  • プレゼント用の似顔絵
  • 仕事や授業に使う資料やレポートなどに添える挿絵
  • 個人観賞用としてのイラスト

などは必要ないか尋ねてみてください。

もしお願いされたら次のことを意識しましょう。

  • どういう感じで描いて欲しいのか詳しくヒアリングする
  • 可能であれば(少しだけでも)報酬を貰う
  • 期限を決める

実際に絵の仕事を依頼された時と同じ状況にして臨むとより効果的です。

特に依頼内容の詳細をヒアリングして描くイラストに反映させるよう心がけましょう。

自分で好き勝手描く絵誰かのために描く絵の違いを感じ取れると思います。

お金に関しては無理して貰う事はありませんが、実際に賃金が発生したほうが緊張感を得られます。

この辺についてはこちらの記事に詳しく書いていますので良かったらご覧下さい。

(参考:友達からのイラスト制作依頼でお金貰うってどうなの?実はそこにイラストレーターに必要な技能が学べるチャンスもあったりするって話

周りにはなかなか言いづらいよ・・・

という方はクラウドソーシングのランサーズがオススメ!

シンプルに説明すると↓こういうサイトです。

クラウドソーシングとは

簡単に絵の仕事ができたりします。まずはコンペ案件からチャレンジしてみましょう。

仕事の責任も無く、好きな時に始められて、絵の仕事を体験できますよ!

イラストレーターとしての技能を効率よく伸ばすためにもランサーズは最適だったりします。

 

スキマ時間を使ってお小遣い稼ぎにも最適!

(参考:【副業】普通のサラリーマンがランサーズで1か月いくら稼げるか検証してみた【お小遣い】

イラストの仕事をこなしていきたいのであればこちらも是非読んでみてください。

(参考:ランサーズでイラストレーターが稼ぐための具体的アドバイス5個

もっと受け身で絵の依頼を待てるようなサービスは無いの?

それであればココナラはいかがでしょうか?

無料登録して自分が得意なことを出品しておくと、欲しい人が依頼してくれるサービスです。

実際に描いた絵を販売したいということであればココナラハンドメイドに無料登録後、自分の絵を販売することもできますよ!

まとめ

以上、実際に僕がやってきて効果的だった絵の上達法を紹介しました。

あとやはり大切なのは継続することです。頭を働かせながら描き続けていれば、絵は必ずうまくなります。

伸び悩んでる方は、是非今回紹介した方法を参考にして頂き、トレーニングしてみてくださいね!

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