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背景イラストレーターの需要と仕事の種類|実は稼ぎやすいブルーオーシャンな理由

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クメキ
愛知の田舎でのんびりと暮らしているイラストレーターのクメキと申します。( ・∇・) 普段はゲーム背景やジャケットイラスト等を描いています。 ツイッターで発信をしているので是非フォローして頂けると嬉しいです。
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はじめまして、愛知県の田舎でのんびりと風景や背景専門のイラストレーターをしているクメキ(@KUMEKI_3)と申します。

この記事では、イラストレーターとして実際に仕事を頂いているわたし自身の経験をもとに「風景・背景イラストレーターの仕事の種類・内容」について詳しく解説していきたいと思います。

後半では、わたしが仕事を請ける際に注意していることもお伝えしますので風景・背景イラストの仕事に興味がある方は是非最後まで見ていただけるとうれしいです。

*あくまで私個人の意見なので参考程度でお願いします。

ちなみに、キャラクターのイラストと比べて、風景は描きたがる人が圧倒的に少ない市場なので、しっかりと身につけたらガッツリ稼いでいけると思います(`・ω・´)(ここだけの話、正直ブルーオーシャンだと思います。)

*ごっちゃにならないために

風景画=風景そのものの魅力を表現

背景画=主役が存在している風景

という認識で大丈夫かと思います。

 

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今まで経験してきた風景画・背景画の仕事と内容

①ゲーム背景

これを最初に持ってきた理由はゲーム背景が一番仕事として多いんじゃないかなぁと個人的に思っているからです。

なぜ多いかというとゲームというのはキャラクターだけではほぼ成り立たないからですね。

加えて、ゲームの独特の世界観を表現するには背景の要素が大きいからかなと思います。

基礎画力(パースや色彩など)と一つ一つを細かく描く気力を鍛えればゲーム背景の仕事は受けられるはずです。

料金は1枚あたり3〜8万円ほど。(クオリティにより料金の差が激しいです)

夕焼け、夜などの差分イラストで5〜8千円ほど頂けました。

 

仕事の流れ

  1. NDA契約(機密保持契約)の項目を記入

    わかりやすく言うと秘密を守りましょうねといった契約です。

    会社規模になるとほぼ必ず結びます。→発売前に公表などされたら困ってしまうからですね。

  2. 参考資料をもとに背景を作成

    資料なども付け加えてくれる場合が多いので、それを参考にイラストを作っていきます。

    参考資料の内容は「ロケハン画像・参考画像・ゲーム内の他の背景・指示書エクセル/PDFデータ」などがあります。

  3. 各種書類の作成・提出

    見積書、契約書、発注書、納品書、検収書、請求書、領収書などなど大量でめんどくさいですが

    個人x企業だと全部やることは少ないです。ただ少なくとも請求書は作れた方がいいと思います。

  4. 納品

    全てに言えることですが納品期限は必ず余裕を持って提出をしましょう。(これができないと二度と仕事は来ません。)

 

注意点

ゲーム背景を描くうえで大事なのが

一人で全部描くというわけではない

という意識を持つのが大切かと思います。

特に自分の絵柄は極力抑えて参考資料にあるようなイラストのテイストに合わせるように気をつけています。

あとゲーム背景の場合、あくまでもキャラクターがメインなので、背景を目立たせすぎると修正をくらうこともあります。

キャラ参考画像を貼り付けたりして定期的に全体イメージをチェックするようにしています。

 

②音楽ジャケットイラスト

これもかなり多い仕事だと思います。

①のゲーム背景は企業からの依頼が多いですが、ジャケットイラストは個人からの依頼が圧倒的に多いです。

CDやストリーミング配信のジャケットなどがあります。

料金は1枚あたり5〜10万円ほど頂けました。

 

仕事の流れ

  1. 作曲者からTwitterのDMやメールなどで直接連絡
  2. 料金の見積もり、納期の相談、サイズの相談
  3. ラフ制作
  4. 修正もしくは進行
  5. 完成

といった感じですね。

個人の依頼はイラストの事がわからない人が多いので用途に合わせてサイズや解像度を決めて相談しこちらで見積もりを出していきます。

絵のイメージは相手の指定がある場合はそれに合わせますが、特に指定がない場合は歌詞や曲を聴き、自分の中のイメージに近いものをネット画像を参考に進めていっています。

 

仕事をする上での注意点

個人の依頼は契約書等を一部省く場合が多く、言った言わないなどのトラブルに発展する場合もあるので、最初の段階できっちりと決めておくことをオススメします。

 

③イベント・書籍表紙などのイラスト(MV・キービジュアル)

こちらは稀に頂くお仕事ですが、一回依頼を貰えると、けっこうがっつりとした収入になるのでとてもありがたいです。

料金は最低でも1枚あたり10万円ほどで、大きいものだと30万円ほどいただけます。かなり大きいです。

・グループ展示会イベント広告

・書籍カバーイラスト(装丁画)

・ゲームのメインビジュアルデザイン

などの仕事をいただきました。

 

仕事の流れ

  1. ゲーム背景の依頼と同じで最初にNDA契約を結ぶ
  2. 詳細情報を伺い、スケジュールを決める
  3. 制作を進める
  4. 各種書類の作成・提出
  5. 納品

規模が大きいイラスト依頼の場合、Zoomやblue jeansなどのソフトでオンライン打ち合わせなどを行うことがあります。

 

仕事をする上での注意点

規模が大きいとメールも長期になることが多いのでビジネスメールの基礎は勉強しておいたほうがいいです。

 

④アニメコンテンツ用背景画

動画コンテンツが増えていますので、広告やPRを目的としたアニメーションコンテンツの背景画像も需要があります。

簡単な背景(一面壁や空など手数が少ないもの)から難易度の高い背景(都心のビル群俯瞰や重厚なファンタジー世界、専門的な描写を必要とするもの)があり、制作難易度で金額が変わったりします。

1カットあたり5千円~数万円あたりが相場となります。

30秒の広告アニメーションで5カット背景画を描く場合、5万円~15万円前後になります。

アニメの演出(カメラワークを付けて遠近感をもたせるなど)によってはレイヤーを分けて納品する必要があったりします。

また、制作会社の外注でテレビアニメやアニメ映画用背景の作画を依頼されることもあります。

 

※編集部より(2026年10月時点)
アニメ・ゲームとも、背景を描ける人はキャラクターの描き手より少なく、人手が足りない工程とされています(本記事の「ブルーオーシャン」という実感を裏づける方向です)。近年は生成AIで背景制作を効率化する動き(Netflixの短編アニメで背景工程を効率化したと報じられた例など)もありますが、現時点では人を置き換えるより人手不足の工程を補う道具という位置づけが中心で、構図・パース・世界観を設計できる描き手の価値はむしろ際立っています。

その他の背景・風景イラストの仕事

他にも

・イラストの二次使用

・背景画集に掲載

・宣伝イラスト(液タブ・時計・ステッカー・ソフトなど)

・壁画イラスト制作

普段と違うものだと

・ネックレスPRイラスト、ネックレス制作

・ラジオトーク配信

・今回のブログ執筆

・取材

↑などのお仕事をいただきました。こうみると本当に仕事は色々あるんだなぁと感じます。

 

依頼を受ける上での注意点

自分が受けられる以上の仕事は受けない

これ結構むずかしくて何でもかんでも依頼を受けてしまいがちですがスケジュールがいっぱいになってくると作品のクオリティが下がって最終的にクライアントにとってもクリエイターにとってもマイナスにつながってしまいます。

そうなるくらいであれば

・最初から受けない

・納期を長めに取ってもらう

・仕事外のスケジュールを空ける

など交渉、工夫をしましょう。

 

個人依頼はしっかりと契約する

企業依頼の場合は契約がしっかりと決まってることが多いですが個人の場合だとそもそも依頼するのが初めてという人もいるので

・使用範囲を決める

・宣伝はするorしない

・料金は税込or税抜き

・修正の回数

などの項目は先にしっかりと決めておきましょう。

最初の頃はこういったことでよくトラブルになりました( ;∀;)

 

クライアントのことをよく考えて取引をする

・メールは遅くても1日以内に返信する

=早ければ早いほど高感度アップ

・自分しかわからない適当なラフを提出しないようにする

=少なくとも相手がワクワクするレベルで提出する

・相手のイメージと大幅にズレたイラストを描かない

=使用用途や相手が描いて欲しいものをよく考える

・納品イラストは3パターンくらい用意する

=JPG、PSD、統合済みPSDなど

こういった一つ一つの心掛けをすることによって次回以降も依頼がもらえたりします。

 

風景画・背景画の仕事はブルーオーシャン!

わたしがこれまで経験した仕事について解説してきました。

冒頭にも書いたようにキャラクターを描くよりもライバルが圧倒的に少ないので稼ぎやすいジャンルかと思います。

何事にもチャレンジ精神で本気で取り組めばなんとかやっていけるくらいイラストの市場は仕事がたくさんあると思います。

むしろどんどんジャンルが増えているくらいです。

この記事が風景・背景イラストを描いて稼ぎたいと思っている方の参考になれば嬉しいです!

 

※編集部より(収入の目安と学び方)
背景の収入の一般的な目安(レンジ)として、制作会社勤務の背景美術で月17万円前後〜、美術設定で年収300万円台〜、美術監督クラスで年収500万円台〜といった幅が各種情報でみられます(本文のクメキさんの料金は個人・フリーランスの実例です)。背景を学ぶなら、パルミーやColosoの背景・パース講座、Blenderを併用した時短制作などが近年の定番です。

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