風景や背景専門のイラストレーターをしているクメキ(@KUMEKI_3)と申します。
正直、SNS発信を真剣に取り組めば生活するには十分なくらいは稼げるはずです。
実際わたしはTwitter発信とPixiv発信のみで生活費の3〜5倍くらいは稼げています。
この記事では絵描きのためのSNS運用方法について解説していきますので
・絵を描いて十分な収入を得たい
・SNS運用で収益化したい
と思っている方は是非最後までご覧ください。
絵描きが活用できるSNS
まずはじめに絵描きが活用できるSNSを紹介していきます。
TwitterやInstagram、pixivあたりは有名かと思いますが、実はそれだけではありません。
・YouTube
・ニコニコ静画(動画)
・GALLERIA
・TINAMI
・Weibo
・Behance
・Bilibili
GALLERIAとTINAMIもPixiv同様イラストSNSです。
Weibo(微博)は中国版Twitterのようなものです。
BehanceはAdobeが運営しているクリエイター向けSNSです。(英語必須)
Bilibili(哔哩哔哩、B站、ビリビリ動画)は中国のエンタメSNSです。登録が少し特殊でテストがあるので難しいです。
また、動画系サイトでも「スピードドローイング系」「描いてみた系」「描き方解説系」など絵描きが発信できるコンテンツジャンルはいろいろあります。
こちらもチェック▶イラストレーターが営業活動で使えるSNSと特徴を紹介
これらのSNSで継続して発信できると多くのメリットが享受できます。例えば
・絵が上手い人と関わりが持てる(横のつながりが持てる)
・影響力がつく(フォロワーが増える)
・作品の良し悪しがわかる(フィードバックがもらえる)
・自分自身の宣伝に使える
・企業・個人から依頼が来るようになる
など。ただ閲覧するだけでなく自らSNSで発信することで得られるものは多いです。
これを理解したうえで、次から絵描きのための稼げるSNS運用方法を解説していきます。
稼げるSNS発信の具体的方法
SNS自体でお金を稼ぐというよりも、SNSで手にした影響力・集客力を使って稼ぐという方が正しいです。
- 絵を描く
- SNSで発信する
- フォロワーを増やす
- フォロワーの反応を元に修正(フィードバック)
- フォロワーを更に増やす
これを繰り返しつつ、以下の方法でマネタイズします。
noteでコンテンツ販売
文章でノウハウを販売するのが一般的です。(わたしはやっていませんがフォロワーの増やし方・絵の上達方法・絵の商売テクニックとかだと良く売れそうですね)
他にも何か自分が頑張ってる分野で気付きなどがあれば売れると思います。
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pixivFANBOXで支援してもらう
フォロワーが増えてくればpixivFANBOXなどのクリエイター支援サービスで定期収入をあげることができます。
定期的なデータ公開、未公開イラスト、ラフデータ公開など、これもいろいろやりようはありますね。
定期的に更新できる人であればチャレンジしてもいいかと思います。
イラストレーターのよー清水さんはFanboxで
・イラストを月2回添削
・イラストに関する文章でのお悩み相談
という商品を作っていましたね、とても参考になります。
こちらもチェック▶個人創作で収益化!ファンに支援してもらう3つのポイント
グッズやデータ販売
pixivFACTORYでグッズ登録してBOOTHやBASEで販売すればこちらの負担0でお金を稼げます。(連携も簡単です)
格安の印刷所などでグッズを作って売ってもよいとおもいます。(おたクラブというサイトがオススメです。)
グッズというとTシャツやスマホケースなどが定番ですが、モノではなくてPSDレイヤーデータや画像付きのイラスト制作テクニックPDFなどデータ系もよく売れている印象です。
こちらもチェック▶イラスト作品をグッズ化したりデジタル販売できるサイトまとめ
Skeb依頼をもらう
先日100万登録者突破(取引合計18億円突破)したSkebというサービスを使った取引です。(1人で運営してるらしいのでほんと恐ろしいです)
海外の文化であるコミッションサービス(イラストレーターに有料で絵を描いてもらう)とほぼ同じです。
クライアント:匿名で依頼できる、安い
クリエイター:修正や細かいやりとりが無く負担が少なく描ける
といったメリットがありますね。
個人的なイメージですが正式な依頼の下位互換といった感じでしょうか。
下位互換とはいえお互い気楽にやれるところがとてもメリットかなと思います。
個人・企業から依頼を請ける
結局、これが一番稼げます。
発信を頑張ってフォロワーを5千〜1万人くらい集めることができたら、それなりに影響力がついてきます。
すると高確率で依頼したい人の目について声をかけられます。
また企業のPR案件などの依頼も増えます。
いやいや、、、そんなにフォロワー増やすの無理、、
っていう人がいると思いますが、そこそこの画力で試行錯誤ができ、しっかりと継続して発信すればこのくらいはすぐいけます!
こちらの記事でSNSのフォロワーの増やし方を解説していますので参考にしてくれたら嬉しいです。
*「フォロワーの増やし方記事」
こういった話をするとフォロワーが多いから依頼が来るんじゃなくて絵が上手いと依頼がくるんでしょって思う人もいるかもしれません。
たしかに絵が上手い事はとても有利かもしれませんが絵が上手くても依頼したい人の目にとまらなければ全くの無意味です。(絵が上手くて発信も上手いと無双ですが)
ぶっちゃけコンセプトアート(背景設定画)のようなものでない限り絵のクオリティはそこまで求められません。
なのでコツコツと発信しながらついでに絵のクオリティアップをしていきましょう。
同時に実績をあげる行動を
企業から依頼を請けるにはやはり実績は必要になります。
SNSを運用しつつ同時に絵の実績をあげることで
・よりフォロワーが獲得しやすくなる
・より依頼を請けやすくなる
というメリットも享受できます。
…なのですが、実績が無いと
不採用・依頼されない→実績が作れない
といった悪循環に陥ってしまいます。
そこで、最初の実績を作る手段を提案しておきます。
①企業サイトなどで外注登録をする
「イラスト 外注登録」などで検索すると応募している企業が見つかるので登録して待ちましょう。
*必須項目に実務経験、実績アリなど書いてある場合があるので注意。
でも、ほとんどの場合、登録後すぐ仕事を振ってもらえるわけではありません。
基本的に待ちの姿勢なのでパッと登録を済ませておいて他のことに注力しましょう。
②コンペサイトで応募する
企業などが賞金をつけて募集をかけています。
金のタマゴを探している感がすごいです。(私はそう感じました)
コンペ自体は素晴らしいとは思うのですが私はあまりオススメしません。
なぜなら頑張っても賞金を手に入れられる可能性は低いし、そのために頑張るのはちょっとリスキーかなと個人的に感じます。
ただ何も実績が無い人が挑戦してみて自分のスキルアップに役立てられると感じるのであればやったほうがいいとは思います。
募集内容と自分の絵柄が合っていたら受かる可能性が高いのでチャレンジしてみる価値はあります!
挑戦したいという方は「登竜門」というコンペサイトがオススメです。
コチラもチェック▶【保存版】イラストの公募・コンペ・コンテストを開催しているサイトまとめ
③クラウドソーシングに応募する
仕事を依頼したい企業や個人と請けたい人をマッチングするサービスです。
大量かつ、納品期限が短い特徴があります。
ライバルは多いですが、依頼内容は多様なので、自分の絵柄に合った募集に1点集中もしくは数点しっかりと提案をすれば仕事は取れると思います。
私自身学生時代ではあるのですが何件かお仕事は頂きました。
ただこれは実績を作る目的で取り組むのであればいいのですが、収益を上げる目的にはあまりオススメしません。
正直しんどいです。
金額が高いコンペだと提案する人の数も多くなるので、採用率はガクっと下がります。
コチラもチェック▶イラストレーターが活用できるクラウドソーシングまとめ!メリット・デメリットも解説
④家族、友人、知人に仕事をもらう
半ば強制的に実績を作れるのでどうしても急いで実績が作りたい人にはオススメです。
個人的な依頼よりも、その人が勤めている会社から仕事を振ってもらえるようであればおいしいです!
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イラストで稼ぐことをエンジョイしましょう!
わたしは学校を卒業してから活動を始めてイラストレーター歴はまだ2年くらいしかなく、今現在も必死に実績を積んでいる最中です。
今回の記事のようにSNSを駆使しつつ実績をあげていければ稼げるイラストレーターになれると考えています。
これから活動するみなさんには、イラストを仕事にする事をあまり重く考えないで!とお伝えしたいです。
もし食べていけなくても他の仕事をすれば普通に生きていけるよね、くらい気楽に考えて活動をしていきましょう。
重く考えていては人生辛くなってしまいます。
楽しくイラストを描いてのんびりと生きていくそんなエンジョイライフをモットーにお互いに頑張っていきましょう。
この記事で少しでも皆さんのお役に立てることがありましたら幸いです。