コミックマーケットからフリーのイラストレーターになった私がその魅力を解説します

コミックマーケットってどんなところ
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だしのや

だしのや

フリーランス二年生。福祉業界から転入してクリエイターをしております。専門はイラストをはじめとした2Dグラフィック、ゲームシナリオ、心理援助など。現在は主にゲーム業界での出向・受託制作に取り組ませていただいております!Pixiv

はじめまして!だしのや(@dashi_noya)と申します。

フリーランスで主にゲーム業界でのイラストレーターやシナリオライターをしております。

元々の本業は障害福祉施設の生活・就労支援員で、現在もフリーとして契約し、施設支援員兼広報・デザイナーのお仕事をしております。ここまで読んでみて「かなりのイロモノが出たな……」と思った方、本人もそう思っておりますので正解です(笑)

元々は大学で心理学を専攻し、対人援助の職域でのトレーニングを積んでいた身ですので、イラスト制作とは全く関係のない経歴をたどっております。

ついでに言えば、学校の専門教育として美術を教わった経験も全くなく、イラストの制作練習の大部分はほぼ社会人になってから行っていました。

そんな私がフリーランスのイラストレーターとなれたのはコミックマーケットがきっかけでした。

この記事では、コミケについて詳しく解説していきたいと思います。

  • コミケに興味があるけどよくわからないという方
  • モノづくりやそれを発表することの楽しさを体感したいと思っている方

にとって参考になれば幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。

 

コミックマーケット(コミケ)とは

まず、そもそもコミックマーケットとは何なのかという方のために解説します。

コミックマーケット準備会を主催とする、マンガ・アニメ・ゲーム、その他周辺ジャンルを主題とした自費出版・同人誌の総合展示即売会です。

元々は東京の小さな同人誌即売会から始まったイベントなのですが、年数を重ねるごとに様々なサークルや企業が参加するようになり、現在は日本でも有数の動員数を記録する一大同人イベントとして、広く認知されるようになりました。

東京ビッグサイトを会場として、夏のお盆シーズン・冬の年末休暇シーズンの年二回開催されており、サークル主催者は各々が好きな版権のファンアート制作物を頒布したり、完全オリジナルの作品を公開したり、多様な活動を提供しています。

他にも、コスプレイヤーや楽曲制作者、アナログゲーム制作者、エンジニアといった様々なクリエイターが同イベントに集結しており、アニメ・コミック・ゲーム制作企業も一大イベントの出展機会として積極的に活用しています。

※コミケの詳しい来歴については、公式サイトでも詳しく語られているので、ぜひこの機会にご覧になってみてください 

 

私は大学卒業後、就活や仕事の傍ら定期的にPixivに好きな版権のファンアートを投稿していました。

すると、投稿していたファンアートがある同人サークル主催の方の目に留まり、コミックマーケットで頒布する合同誌にイラストを寄稿してみないかと誘われ初参加となりました。

私が初めてイベント参加者としてコミケを訪れた当時、既にコミケは一大イベントとしての立場を確立しており、「こんなにマンガやイラストを求める人が集まるイベントは見たことがない」と驚愕したのをよく覚えています(笑)

 

 

イラストレーターに最も必要なスキルは画力の高さではなく〇〇〇力!?

 

 

コミックマーケットの楽しさ

コミケの魅力として最も大きいのは、「サークル出展者やイベント参加者と、作品を通じた交流ができる」点であろうと思います。

それまで全く見知らぬ人と、好きなキャラクターのファンアートを通じて仲良くなったり、TwitterやPixivで交流のあった方が遥々実際に会いに来てくれたりと、アナログな発表場所ならではの交流の機会をコミケで得ることができます。

「あのときの作品のここがとても好きなんです!」といったイベント参加者のリアルな感想を直接聞けることも多く、制作者としても参加者の皆様の応援でモチベーションを上げてもらえることが多いです。

「実際に自分が作った作品を、目の前でお金を出して買ってくれる人がいる」体験を得られるのも大きく、より魅力的な作品づくりを追求したいと思えるキッカケにもなります。

私もそうしたイラスト制作と発表の楽しさを肌身で実感した一人でして、ファンアート制作者同志に背中を押されたこともあり、自分のサークルを持ってコミケに参加するようになりました。

以来、たいへん多くのイベント参加者やクリエイターの方と交流ができ、皆さんから刺激を受けながら、徐々にイラストレーターとしてのキャリアを目指すようになりました。

コミックマーケット出展者には既にプロとして活動している方、専門学生・美大生等としてプロを目指している方も多く、そうした方々とコミケを通じて交流できるのもこのイベントの良さの一つです。

実際に会場を回ってみると、同じキャラクターを描くだけでもこんなに作家ごとに多様な表現の幅があるのかと、驚かされ勉強になることもよくあります。

検索型のネットにはない、偶発的な作品との出会いもこうしたアナログなイベントの魅力です。

イラストレーターを目指す仲間や刺激を求めている方には、ぜひ一度コミケの会場を訪れて体験してみてほしいと思います!

 

 

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コミックマーケットの大変なところ

コミックマーケット準備会はあくまで「コミケという大型の発表イベントの提供」に徹していますので、基本的に個々のサークル参加者の発表内容・方法に関して助言することはありません。

ですので、

  • どんな頒布物やジャンルならイベント参加者に見てもらえるか?
  • 頒布物の印刷入稿には何が必要なのか、どの業者に発注すべきか?
  • 即売会当日のスムーズな接客や販売の仕方は?

といった課題解決はすべてサークル出展者に委ねられることになります。事前リサーチが必須です。

フリーランスのクリエイターが営業や制作業務を進めていく上で必要なスキルが、コミックマーケットのサークル参加でも同じように求められます。

さらにファンアート頒布による出展の場合、重要なのは版権権利元の二次創作頒布許容ラインの確認です。

二次創作の権利関係についてはしっかりとリサーチしておくことをおすすめします。

いきなりイチから全てやりきろうと思ってサークル参加をすると、中々に大変な目に遭うので、初めて参加したい方は出展経験者の方と合同でサークル参加したり、他のサークルにゲストとして参加したりといった方法を採ってみて、まずサークル参加を体験してみてはいかがでしょうか?

出展には大変なところも多々ありますが、個人としてクリエイター活動を行う醍醐味もたくさん味わえるので、特にフリーランスのクリエイターを目指す方はぜひスキルアップも目指してサークル参加に挑戦してみてください!

発表の中身であるイラストやマンガの制作はもちろん、サークル内での連携や印刷入稿の知識や冊子想定のデザイン、即売会での販売や接客の仕方等々、学びはとても多いです。

 

 

20代半ばの男が出版社に漫画を持ち込んだ結果・・・!

 

 

コミックマーケットで経験値を積みフリーランスイラストレーターへ

私の場合、コミケへのサークル参加を続けてコツコツ作品を作り続けているうちに、PBWや同人サークル主催者、個人のゲーム制作者の方からの依頼を頂くようになり、徐々にですが仕事で絵を描くようになってきました。

ゲーム・ラノベ系イラストレーターを目指すならPBWで実績とお小遣いをGETすべし!

こうした機会を得ると、一層技術力の向上や魅力的な絵の研究に精が出るようになりますし、金銭的なインセンティブもあるのでモチベーションも上がります。

また、イラストの制作案件を通じてフリーでの仕事の進め方もわかってきたので、並行してゲームシナリオの受託制作等も行うようになりました。

振り返ってみると、コミケ出展を通じて

  • 試行錯誤して技術を磨くための分析力・努力・根気
  • 上達を目指して教え合う仲間

の2つを得ていて、フリーランス転向に結びついていったのかな、と思っています。

個人の趣味にとどまらないほど魅力のある絵の制作は、中々一朝一夕にはいきません。

ですが、より多くの作家の方、より多くの作品との出会いが、険しい上達の道のりを越えていく大きな助けになってくれると、私は信じております。

また、そうした作家や作品と出会う場を提供するために、コミックマーケットという場が今もなお役割を果たし続けているのだろうと思っています。

以上、長々と書いてまいりましたが、今回の私の記事が、イラストレーターを目指す方々の一助となれば幸いです!

 

ビジネスコミックの作画仕事について詳しく解説するよ!

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