イラストレーターの仕事

好きなことを発信して絵の仕事につなげる方法を実体験から解説します

好きなことを発信して絵の仕事に繋げる

ABOUT US

Eika
神戸在住のイラストレーター。 2008年より活動を始め、2018年よりフリーランスに。 書籍、雑誌、webなど幅広くイラスト制作しています。 映画が大好きです。
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自分の好きなことが仕事になる、というのは本当に嬉しいことですよね。

大好きな絵を描くことが仕事になるだけでも素晴らしいのに、自分の思い入れのあるジャンル・媒体のイラスト制作依頼を頂くというのは何にも代え難い喜びです。

この記事では、自分の好きなことを発信し続けて、そのイラストの仕事を依頼されるようになった私の体験をシェアします。

私の場合、映画好きが高じてイラストつきの映画ブログを作ったことで、それを見てくださった方から映画関連のイラスト制作依頼を頂き始めています。

私がどのように発信してお仕事まで結び付けられるようになったのか解説していきます。

あなたにも、自分のイラストでみんなに伝えたい、自分の好きなことはありますか?

 

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まずは好きなモノについてのブログを立ち上げる

そもそもイラストレーションという英単語には、何かを説明したり解説するという意味があります。

Sports Illustratedはアメリカで最も有名なスポーツ週刊誌ですが、「スポーツを解説する」というような意味をもっています。

私は、自分が好きなものについて人に説明するのがもともと大好きです。

美味しかった食べ物、楽しかった場所、面白かった漫画などの何が魅力なのか…特にオススメしたいポイントはどこなのか…

などが相手に伝わることに、共有することの喜びを感じます。

何かを伝える時に、視覚的な説明、つまり絵があるとさらに伝わることの幅が広がります。

Eika
イラストレーションという概念の基本的な部分ですね!

「オススメ好き」な気質をもつ「お絵描き好き」な私にとって、『自分の描いたイラストを使って自分の好きな事を発信する』という行為はこの上なく納得のいく図式です。

 

私は大好きな映画をイラストを使ってオススメするブログを立ち上げました。

映画のレビューと合わせて、このようなイラストカットを描いて掲載してます。

ちなみに2017年に私が観た映画のまとめがこちらです!

こんな感じで大好きな映画に関してブログに書いてます。良かったら見に来てくださいね!

ブログ:Eika as a cinetrotter

 

ブログ更新にマイルールを設ける

最初は自分の思うままに、好きなタイミングで好きな映画についてあれこれ書いていたのですが

Eika
もっと色んな映画好きにこのブログを読んでもらえたら嬉しいな。

という気持ちだけでなく

Eika
このブログをきっかけに映画を観に行く人が一人でもいたら最高だな!

という気持ちが芽生えてきて、いっちょまえに

Eika
映画業界のために…!

という謎の責任感を持ち始めました笑

そのことを踏まえて自分の中で3つのルールを設けました。ブログ記事を書く上で意識しておきたいなという私のポリシーです。それは

  1. 公開中の映画について書く(描く)
  2. 必ず映画を見る前に読んでも大丈夫な内容にする
  3. 宣伝するという気持ちをもって、わかりやすく且つ興味がそそられるように書く(描く)

というものです。

誰に頼まれたわけでもないのに、勝手に映画を宣伝する気満々ですね。

けれども、この姿勢が「仕事を頼んだら、こんな風に描いてくれるかな?」とイメージして頂きやすくなったのかも・・・。と思ってます。

この3つのルールの意図を解説します。

 

①公開中の映画について書く(描く)

映画は映画館で観るのが一番楽しいと個人的に思っているので公開中の作品について書くようにしています。

それと、結果的にも、公開中の作品レビューが最も拡散されやすいです。

後述しますがブログだけでなくSNSと連携して発信していきますので、記事の鮮度は結構重要です。

 

②必ず映画を見る前に読んでも大丈夫な内容にする

映画を見るきっかけになりたい!という意識をもちながらブログを書いていますので鑑賞するにあたって支障のないレビューを心がけています。

多くの人の目に触れるかもしれない、ということ配慮しネタバレは書かないようにしています。

 

③宣伝するという気持ちをもって、わかりやすく且つ興味がそそられるように書く(描く)

とにかく映画の魅力を伝えたい!という気持ちで発信しています。

自分でも雑誌などの映画紹介コーナーで興味をそそられるレビューやイラストに出会ったことで実際に劇場に足を運ぶことがしょっちゅうあります。

レビューイラストのもつ力を信じ、試行錯誤中です!

 


以上が簡単ではありますが私が映画ブログを書く上で意識していることです。

それぞれ自分の中では大事な理由があります。

こういったきまりごとがあると更新の頻度やスタイルが定まってきますので、最初にしっかりと考えてみるといいかもしれません!

 

ブログとSNSを連携して拡散させる

マイルールを持ってブログ記事を更新していますが、「ブログを書く」という行為だけでは基本的には書いた記事もイラストも人目には触れません。

私のブログそのものは今までのレビューのアーカイブ的な役割を果たす場所と考えています。

なので、ブログを書き終えたら、描いたイラストと記事のURLを人目に触れやすいツイッターとインスタグラムに投稿しています。

イラストに興味をもって実際にブログにアクセスしてくれた人が、今までのレビューも楽しんでもらえたらいいなとも思っています。

ツイッターとインスタグラムで発信方法を変えているので、それを解説します。

 

ツイッターの場合

私自身があまり映画のハッシュタグを使って検索することが無いので、ハッシュタグよりもしっかりと正式なタイトルをツイート内に含めます。

観た映画館や、俳優さんの名前も含めることでより検索にひっかかるよう工夫しています。

 

インスタグラムの場合

ツイッターと違い、インスタでは細かくハッシュタグを含めるようにしています。

日本語だけでなく、英語でもいれています。

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好きなモノについて発信し続けた結果

このように、

  1. マイルールを設けてブログ記事を更新
  2. 書いた記事とイラストをSNSで広める

という流れで発信しています。

コツコツと続けた結果、

  • 上映イベント用のチラシのイラストカット制作
  • 雑誌の映画コーナーのイラストカットの連載
  • 宣伝会社からレビューイラスト制作
  • ZINE用にイラストカット制作

といったお仕事を依頼してもらえるようになりました。本当に嬉しいです!

映画のイラスト仕事

▲「SAVVY」という雑誌のカルチャーページで主演女優にスポットを当てる映画コーナーのイラストカット

 

とても小さな発信力の私ですが、「その世界の人」というのはアンテナを張って見ているのだなあと感じました。

いつ、どんなきっかけでも「見かけてもらえる」ように、これからも好きな気持ちと謎の責任感をもって、描き続けていきたいと思っています!

 

読んでいただきありがとうございます!

あなたの好きなモノを仕事にするためのヒントになれば嬉しいです。