「好きな絵を描いて、それを売ったお金で生活できたら」——絵を描く人なら、一度は考えたことがあるはずです。
うれしいことに、いまは初期費用も月額も0円で、イラストの販売を始められるサービスがたくさんあります。
原画でも、デジタルデータでも、グッズでも、素材でも。それぞれに向いた売り場があります。
この記事では、イラストを販売できる無料のサービスを「売り物のタイプ別」に整理し、手数料で手取りがどう変わるか、売る前に知っておきたい著作権・AI・税金のルール、そして「並べただけでは売れない」を抜け出す売り方のコツまでまとめました。
2026年時点の料金で、自分に合った売り場を選べるようにします。
その前に|「販売」と「受注」は別の道
イラストでお金を得る方法は、大きく2つに分かれます。ここを混同すると、入口を間違えます。
- 販売……自分が描いた作品(原画・データ・グッズ・素材)を売り場に並べて売る。この記事の主役です。
- 受注……お客さんから依頼を受けて描く。ココナラ・SKIMA・Skebなどのスキルマーケットや、クラウドワークスなどのクラウドソーシングがこちら。
「イラストで稼ぎたい」と思ったとき、多くの人がこの2つをごちゃ混ぜにします。在庫(作った作品)を売りたいのか、仕事(依頼)を取りたいのか——まずそこを決めると、使うサービスが自然に絞れます。
この記事は前者、「作ったものを売る」ほうを掘り下げます。
イラスト販売サービスは「何を売るか」で選ぶ
無料で始められる販売サービスは、売り物のタイプで4つに分けられます。全部を使う必要はありません。
自分が売りたいものに合う入口から始めましょう。

この地図をもとに、それぞれのサービスを順番に見ていきます。
①自分の独立ショップを持つ|BASE・STORES
自分だけのネットショップを無料で開けるサービスです。原画・グッズ・データと、何でも並べられるのが強みです。
BASE(ベイス)
初期費用も月額も0円で始められる、定番のネットショップ作成サービスです。最短数分でショップが作れ、Tシャツやスマホケースにするグッズ化、デジタルデータの販売、インスタグラムとの連携まで無料で使えます。
手数料は、標準のスタンダードプランで決済手数料3.6%+40円に、サービス利用料3%が加わります(2026年時点/PayPay・Amazon Pay・PayPalは決済手数料+1%)。
売上が増えてきたら、月額制のグロースプラン(決済手数料2.9%・サービス利用料0円)に切り替えると手数料を抑えられます。
まずは無料のスタンダードで始めて、売れ行きを見てからプランを見直すのがおすすめです。
STORES(ストアーズ)
BASEと並ぶネットショップ作成サービスです。STORES
のフリープランは月額0円で、決済手数料は5.5%〜6.5%です。
クレジットカード・コンビニ決済・銀行振込は5.5%、キャリア決済やPayPayなどは6.5%で、キャリア決済は2026年8月から6.5%に変わりました。
BASEとSTORESは機能が近いので、売る商品の単価や使いたい決済手段で手取りを比べて選ぶとよいでしょう。
少額の商品をたくさん売るなら、BASEの固定40円が意外と重くなる場面もあります。
②在庫を持たずにグッズを売る|SUZURI・pixivFACTORY
「グッズを作りたいけれど、在庫を抱えるのは怖い」という人に向くのが、受注生産(無在庫)のサービスです。
注文が入ってから1点ずつ生産・発送をサービス側が代行してくれるので、初期投資ゼロで始められます。
- SUZURI(スズリ)……イラストをアップするだけでTシャツ・ステッカー・アクキーなどのグッズにできる。原価に自分で利益(トリブン)を上乗せして価格を決める方式。振込のたびに振込手数料176円がかかる。
- pixivFACTORY/BOOTH……pixiv連携でグッズ化。手数料は上乗せ分(マージン)×5.6%+45円で、原価と送料には手数料がかからないのが特徴。
- UP-T……Tシャツ中心。手数料は利益(販売価格−原価)の10%(オリジナルショップの場合)。
在庫リスクはゼロですが、原価に上乗せする方式なので1点あたりの利益は大きくありません。
まずは無在庫で売れ筋を見つけ、人気が出たらBASEで利益率を上げる、という段階設計がおすすめです。
③原画・一点物を売る|minne・Creema
手描きの原画やポストカード、小物など「一点物」を売るなら、ハンドメイド・作品マーケットが向いています。
- minne(ミンネ)……国内の代表的なハンドメイドマーケットのひとつで、初心者でも始めやすい。登録・月額は無料で、販売手数料は10.659%(税込)。作品価格・オプション・送料の合計にかかります(有料会員minne PLUSのアドバンスプランは10.45%)。振込手数料は1回220円。
- Creema(クリーマ)……作品ページで制作の背景や世界観を伝えやすいクラフト・アートのマーケット。出店無料で、成約手数料は送料などを含む支払い総額の10.67%(税込)。振込手数料は3万円未満で200円、3万円以上で275円。
どちらも無料で始められ、作品ページから直接ファンに届けられます。原画を定期的に出すなら、BASEの独立ショップと併用して、入口を増やすのも手です。
ただし一点物を複数の売り場に並べるときは、同じ作品が2か所で同時に売れてしまう「二重販売」に注意してください。
売れたらすぐ他の売り場の出品を止める、一点物はどこか1か所にしぼる、などのルールを決めておくと安心です。
原画を送るときの梱包・発送
原画は、届いたときの状態がそのまま評価につながります。原画を送るときの基本は、次の4つです。
- 水濡れを防ぐ……OPP袋などの透明な袋に入れて封をする
- 折れを防ぐ……作品より一回り大きい厚紙や板ではさむ(大きな作品は筒も選択肢)
- 衝撃を防ぐ……額装した作品は角を守り、緩衝材ですき間を埋める
- 追跡・補償のある方法で送る……万が一の紛失・破損に備え、配送状況を追える方法を選ぶ
送料を誰が負担するか(送料込みの価格にするか、別途もらうか)も、出品前に決めておきましょう。
④データ・素材を売る|BOOTH・note・ストック素材
デジタルデータそのものを売る方法もあります。在庫も送料もいらないのが魅力です。
ダウンロード販売・ファン課金
- BOOTH(ブース)……イラスト集・ブラシ・素材・PDFなどのダウンロード販売に強い。手数料はダウンロード商品で商品価格×5.6%+45円(2025年10月から)。自宅から発送する物販は(商品価格+送料)×5.6%+45円。
- pixivFANBOX/note……メイキングや高解像度データを月額のファン課金で継続的に届ける。FANBOXの手数料は全年齢向けで10%、noteは決済手数料を引いた残りに10%の利用料がかかります。単発販売とファン課金の「二階建て」にすると収入が安定します。
同人誌・同人ゲームなど、ジャンルによってはDLsiteのような専門の販売サイトのほうが集客力がある場合もあります。
自分の作品のジャンルで、買い手が集まっている場所を選びましょう。
データを売るときは「使っていい範囲」と形式を書く
データ販売で多いトラブルが、買った人がどこまで使っていいのか分からないというものです。
商品ページには、少なくとも次の3点を書いておきましょう。
- 利用範囲……個人利用のみか、商用利用もOKか(アイコン・配信・印刷物など)
- 加工と再配布……加工してよいか、再配布・転売は禁止か
- データの仕様……ファイル形式(PNG・JPEGなど)、サイズ・解像度、透過の有無
また、画面で見る色と印刷した色は変わることがあります。グッズや印刷用に使われる素材なら、その旨をひと言添えておくと親切です。
ストック素材で「資産」にする
吹き出し・アイコン・季節物など、汎用性の高いイラストを素材として投稿し、ダウンロードされるたびに報酬をもらうのがストック素材です。
1枚の単価は低いものの、投稿が積み上がるほど、ダウンロードのたびに報酬が入るのが魅力です。
- イラストAC……無料ダウンロードサイト。ダウンロードされるたびに少額の報酬が入る仕組みで、投稿数がものを言う。
- PIXTA(ピクスタ)……有料素材サイト。販売額の一部が報酬になる仕組み。
- Adobe Stock……世界中のクリエイターが使う素材サイト。ロイヤリティは販売額の約33%。
イメージとしては、ピクスタ
のようなストックサイトに素材を貯めていく感覚です。描いた絵が「働き続ける資産」になります。
注意したいのは、多くのストックサイトには投稿の審査があり、出せばすべて並ぶわけではないことです。
また報酬は、決められた金額に届くまで換金できないのが一般的です。審査の基準や換金できる最低額はサイトごとに違うので、登録前に各サイトの規約で確認しておきましょう。
⑤そのほかの売り場|フリマ・LINEスタンプ・イベント・委託
ここまでの4タイプのほかにも、イラストを売る場所はあります。
- フリマアプリ(メルカリなど)……スマホからすぐ出品できる手軽さが魅力。ただしデータ販売やコピー品に関する出品ルールがあるので、規約を確認してから使いましょう。
- LINEスタンプ……LINE Creators Marketで、描いたキャラクターをスタンプとして販売できます。審査を通れば、LINEの中で売ってもらえます。
- 即売会・イベント……コミティアやデザインフェスタのような創作イベントに出展し、原画やグッズを手渡しで売る方法。ファンと直接話せて、SNSのフォロワーにもつながります。
- ギャラリー・カフェでの展示販売や委託……原画を飾って売ってもらう方法。手数料や条件はお店ごとに決まります。
なお、NFT(デジタル作品の所有証明つき販売)を紹介する記事もありますが、仕組みや価格の変動が大きいため、この記事では扱いません。
手数料で手取りはどれだけ変わる?
「無料で始められる」とはいえ、売れたときには手数料がかかります。同じ1,000円で売っても、サービスによって手元に残る金額は変わります。

大事なのは、「売値=手取り+手数料」で逆算して値段を決めることです。送料を自分が負担するのか、お客さんに乗せるのかでも手取りは変わります。
安く売りすぎて、手数料を引いたらほとんど残らなかった——を防ぎましょう。
見落としがちなのが振込手数料です。売上を引き出すたびに、minneは220円、Creemaは200円か275円、SUZURIは176円、noteは270円がかかります(2026年10月時点)。
BASEやSTORESなど、ほかのサービスにも振込手数料があります。少額のうちにこまめに引き出すと目減りするので、ある程度まとめてから振り込むのがおすすめです。
手数料は改定されることがあるので、売る前に各サービスの最新の料金ページを確認してください。
値段の決め方|最初は控えめ、実績で上げる
「いくらで売ればいいか分からない」は、販売を始める人がいちばん迷うところです。
値段は、次の順で考えると決めやすくなります。
- かかったものを足す……原画なら画材・額・梱包材、グッズなら原価。そこに制作にかかった時間の分も乗せる
- 手数料と送料を足す……上の早見図のように、売り場の手数料を引いても手取りが残るか確認する
- 同じジャンルの出品と見比べる……同じ売り場で、似たサイズ・似た作風の作品がいくらで売れているかを見る
最初は手に取ってもらいやすい価格で実績を作り、売れた数やファンが増えてきたら少しずつ上げていくのが定番です。
一度下げた値段を戻すのは難しいので、大幅な値下げは避けましょう。
売る前に知っておきたいルール|著作権・二次創作・AI
イラスト販売でいちばん避けたいのは、知らずにルールを破って出品停止やトラブルになることです。
売り始める前に、次の3つは押さえておきましょう。
他人のキャラクター・ロゴ・有名人の絵は売らない
アニメやゲームのキャラクター、企業のロゴ、実在の有名人を描いたイラストは、著作権や肖像権などの権利を侵害するおそれがあります。
好きな作品のファンアート(二次創作)も、権利者が販売を認めていなければ売らないのが原則です。
作品によっては、公式が二次創作のガイドラインを出していて、条件つきで頒布を認めていることもあります。
売る前に公式のガイドラインと、出品するサービスの規約の両方を確認しましょう。
原画やデータを売っても、著作権は自分に残る
原画を1枚売るのは、あくまで「モノ」を売ること。契約で譲ると決めない限り、著作権は描いた人に残るのが原則です。
買った人が勝手にグッズにして売ってよいわけではありません。
反対に、データを売るときは前の節で書いたとおり、「どこまで使っていいか」を商品ページに書いておくことで、自分の権利を守れます。
AIで作ったイラストは、サービスごとにルールが違う
生成AIで作ったイラストを売れるかどうかは、サービスによって扱いがまったく違い、しかもよく変わります。
たとえば2026年時点では、次のようになっています。
- PIXTA……2026年4月にAI生成素材の新規受付を終え、5月22日に販売も終了。補助的なAIの利用は認めるとしています。
- pixivFANBOX……2023年の規約改定で、AI生成作品の投稿を原則として認めていないとされています。
- Adobe Stock……AIで作ったことを明示するなどの条件つきで投稿を受け付けています(2022年に定めたガイドライン)。
AIと著作権の関係は、文化庁が「AIと著作権に関する考え方」として整理しています。
AIを使うかどうかにかかわらず、出品前に各サービスの最新の規約を確認するのが確実です。
売れ始めたら必要な手続き|税金と「特定商取引法の表記」
売上が立ってきたら、お金と表示のルールも気にしておく必要があります。
会社員の副業なら「所得20万円」がひとつの目安
会社に勤めながらイラストを売っている場合、給与以外の所得の合計が年20万円を超えると、確定申告が必要になります(給与を1か所から受けていて、その全部が源泉徴収の対象になっている人の場合/国税庁タックスアンサーNo.1900)。
ここでいう所得は「売上」ではなく、売上から手数料・画材などの経費を引いた金額です。
20万円以下で確定申告がいらない場合でも、住民税の申告は必要とされています。扱いはお住まいの市区町村で確認してください。
あわせて、勤め先の就業規則で副業が認められているかも確かめておきましょう。
販売を続けて事業として育てていくなら、開業届を出して青色申告を選ぶ道もあります。
ネットショップには「特定商取引法に基づく表記」が要る
BASEやSTORESのような独立ショップでものを売るときは、通信販売のルール(特定商取引法)にもとづいて、販売者の氏名・住所・電話番号などをショップに表示する必要があります。
「自宅の住所を載せるのは不安」という人も多いはずです。BASEとSTORESには、個人で運営する場合に住所と電話番号を非公開にして、運営会社の情報を代わりに表示できる設定があります。
使える条件はそれぞれの公式ヘルプで確認してください。minneやCreema、BOOTHのようなモール型は、各サービスのルールに従います。
並べただけでは売れない|イラストを売るための7つのコツ
どのサービスも「売る機能」は持っていますが、並べただけで売れるわけではありません。
売り場の中で検索して見つけてもらえる仕組みはあっても、それだけでは埋もれがちです。
特にBASEやSTORESの独立ショップは、自分でお客さんを連れてくるのが前提です。
売り上げを伸ばすための施策を挙げます。
①SNSで「知られる」導線を作る
X・Instagram・pixivで作品を出し続け、プロフィールから販売ページへの導線を1本に絞ります。
制作過程を見せ、完成したら販売を告知する流れが定番です。
②タイトル・タグ・説明文・写真で「見つけてもらう」
売り場の中で検索されたときに引っかかるかどうかは、タイトルとタグで決まります。
買う人が検索しそうな言葉(モチーフ・用途・季節・色など)を入れましょう。
原画やグッズは、写真で印象が大きく変わります。明るい場所で全体と細部の両方を撮り、説明文にはサイズ・画材・制作の背景を書くと、手に取ったときの姿が伝わります。
③季節・イベントの題材は前倒しで出す
年賀状、クリスマス、ハロウィン、入学・卒業など、時期が決まっている題材は需要が読みやすいのが強みです。
特にストック素材は、使う人が準備を始める時期より前に並べておくのがコツです。
④売り場を掛け持ちして住み分ける
ストック(イラストAC・PIXTA)で露出と不労所得の土台を作り、BOOTHやBASEで単価の高いデータ・グッズを、minneやCreemaで一点物の原画を——と、在庫リスクと単価でサービスを使い分けます。
⑤付加価値をつける
イラスト単体より、ひと工夫で単価を上げられます。数点をまとめた画集(PDF)にする、制作過程の動画をセットにする、原画を額装して届ける、枚数限定にする、など。
⑥リピーター(ファン)を育てる
FANBOXやnoteのメンバーシップで、メイキングや高解像度データを継続課金に変えます。
一度ファンになってもらえれば、告知のたびに反応してくれる土台になります。
⑦「売れた理由・売れない理由」を記録する
どの作品が・どのサービスで・どう告知したときに売れたか。記録しておくと、次に何を作ればいいかが見えてきます。
売れないときも、見られていないのか(タイトル・タグ・告知の問題)、見られているのに買われないのか(価格・写真・説明の問題)を分けて考えると、直す場所がはっきりします。
よくある質問
完全無料でイラストを売り始められますか?
できます。BASE・STORES・minne・Creema・BOOTH・SUZURI・イラストACなどは、初期費用も月額も0円です。
ただし「0円なのは始めるまで」で、売れたときに決済手数料や販売手数料、引き出すときに振込手数料がかかります。
在庫を持ちたくないのですが、どれがいい?
受注生産・無在庫のSUZURI・pixivFACTORY・UP-T、データ販売のBOOTH、ストック素材のイラストAC・PIXTA・Adobe Stockが向きます。
どれも在庫リスクゼロで始められます。
手数料がいちばん安いのはどこ?
データ販売ならBOOTH(商品価格×5.6%+45円)が低めです。独立ショップはBASEとSTORESを、売値と使いたい決済手段で比べてください。
ハンドメイド系モールは10%台が目安です。
原画(一点物)を売るのに向くサイトは?
minne・Creemaなどのハンドメイド・作品マーケットか、BASE・STORESの独立ショップです。
ファンがいればBOOTHの物販や、即売会での手売りも選択肢になります。
手描き(アナログ)のイラストも売れますか?
売れます。原画として売るならminne・Creema・BASEなど、スキャンしてデータやグッズにすればBOOTHやSUZURIでも売れます。
原画は自分で梱包・発送するので、上の「原画を送るときの梱包・発送」を参考にしてください。
好きなアニメのキャラクター(二次創作)を描いたイラストは売ってもいい?
権利者が販売を認めていなければ、売らないのが原則です。公式が二次創作のガイドラインを出している作品もあるので、まずそれを確認し、出品するサービスの規約もあわせて確かめてください。
AIで作ったイラストも販売できますか?
サービスによって違います。PIXTAは2026年5月にAI生成素材の販売を終了し、pixivFANBOXも原則として認めていないとされる一方、Adobe StockはAIで作ったことを明示するなどの条件つきで受け付けています。
ルールはよく変わるので、出品前に最新の規約を確認してください。
原画やデータを売ったら、著作権も渡すことになりますか?
原則として、売っただけでは著作権は移りません。著作権を譲る場合は、契約で別に決めます。
データ販売では、利用範囲(商用利用・加工・再配布の可否)を商品ページに書いておきましょう。
会社員の副業でも売っていい?税金は?
まず勤め先の就業規則で副業が認められているか確認してください。税金は、給与以外の所得が年20万円を超えると確定申告が必要です。
20万円以下でも住民税の申告は必要とされているので、お住まいの市区町村で確認しましょう。
ネットショップに自宅の住所を載せたくないのですが?
特定商取引法の表記は必要ですが、BASEとSTORESには、個人で運営する場合に住所と電話番号を非公開にして運営会社の情報を表示できる設定があります。
条件は各公式ヘルプで確認してください。
描いたイラストを「資産」にして稼ぎ続けたい
ストック素材(イラストAC・PIXTA・Adobe Stock)が向きます。1枚の単価は低いですが、投稿が蓄積してダウンロードされるたびに報酬が入り、サイトの検索流入にも乗れます。
まとめ|まずは売り物に合う入口から
イラストの販売は、いまや誰でも無料で始められます。大切なのは、自分が売りたいもの(原画・グッズ・データ・素材)に合った売り場を選ぶこと、そして手数料と振込手数料を引いた手取りで値段を決めることです。
売る前には、他人のキャラクターを売らない・AIのルールを確かめる・データの利用範囲を書く、といった基本のルールを押さえておきましょう。
売上が立ってきたら、税金の申告と特定商取引法の表記も忘れずに。
そして、どのサービスも「並べただけ」では売れません。SNSで知られる導線を作り、タイトルやタグで見つけてもらい、売り場を住み分け、記録しながら改善していく。
自分で作ったショップで自分の絵が売れたときの手応えは、何物にも代えがたいものです。
まずは1つ、気になった入口から始めてみてください。
この記事のテーマを深めるなら、手元に置いておきたいもの
















