どんなに素晴らしい絵を描こうとも、その存在を知られていなければ誰からも評価されません。
良い絵を描き続けていればどこかで誰かが見つけてくれて広めてくれるに違いない!・・・なんて思っているのであればそれは甘えです。
絵本「えんとつ町のプペル」を38万部以上売ったキングコングの西野氏は「作るだけじゃなくて作って届けるまで」と創作活動を再定義しています。
作品が届かなければ、世間からしたら何もしてない人と見なされる。
届けてこそ、初めて”作品”として成立しうるのです。
じゃあ、どうすればあなたの作品は世間に届くのでしょうか?
ブログやSNSで発信すれば届けることができるのではないでしょうか?
作品が認知されれば、仕事として制作の依頼を呼び込むことができます。
イラストレーターとして仕事を獲得するためにWEBで発信していきましょう!
この記事ではイラストレーターが活用したいSNSについて紹介していきます。
早速アカウントを作ってあなた自身の広報活動を始めましょう。
イラストレーターが活用したいSNS
うまく活用できれば仕事に直結したり、作品を広められるSNS。ここでは
- Instagram(インスタグラム)
- Twitter(ツイッター)
- Facebook(フェイスブック)
- note(ノート)
- Behance(ビハンス)
- dribbble(ドリブル)
- pixiv(ピクシブ)
について順に紹介していきます。
Instagram(インスタグラム)
画像メインのSNSなのでイラストとの相性もバッチリです。
ただ、同じようにイラストをアップしている人は物凄く多いので見てもらうためには差別化も必須。
- 見た人が共感できるイラスト
- 笑ってしまうイラスト
- ストーリー性のあるイラスト
- 旬なネタのイラスト
- 漫画
など。多くの人に見てもらえるようなイラストをコンテンツ化してアップしていくといいでしょう。
プロフィールページにポートフォリオサイトのURLを記載することで興味を持った人がアクセスしてくれるようになります。
横3マスのギャラリーページに統一感を持たせてブランディングするのも重要。
セルフブランディングに使える!インスタのナイスなレイアウト方法6選
Twitter(ツイッター)
こちらも絵を投稿しているイラストレーターさんは多いです。
インスタグラムと同じように多くの人が見たい・シェアしたいと思えるイラストを投稿し続けるのが鍵。
また、ツイッターはブログとの相性も良いのでブログ記事を投稿したらツイッターでお知らせしてみると良いでしょう。
ブログ記事がグーグルに認知され、検索結果にランクされるまで3ヶ月ほどかかるとも言われています。
つまり書いたばかりのブログ記事は検索流入が見込めません。
でもツイッターでリンクを貼ることで不特定多数の人へアピールすることができます。
ブログの内容が良ければ、読んだ人がRT(他の人にオススメ)してくれるかもしれません。
ブログとツイッターを上手く使えればポートフォリオサイトへ爆発的なアクセスが見込めます。
イラストレーターがポートフォリオ兼ブログサイトを作ると得する5つの理由
Facebook(フェイスブック)
実名でビジネスライクな関係を築きやすいSNSです。
他SNSと比べて現実的な付き合いができるので、より仕事に繋げやすいのが特徴です。
イラストだけではなくツイッター同様ブログ記事のシェアもできます。
また、オンラインサロンの運営をフェイスブックグループで運営している団体も多いです。
イラストを必要としているオンラインサロン内で営業をかけることもできます。
note(ノート)
クリエイターなら登録しておきたいSNS。
- テキスト:文章の投稿(画像や動画の掲載も可。ブログ記事のようなもの)
- 画像:画像をメインに投稿(注釈など文章を掲載することもできる)
- つぶやき:140字以内のテキストを投稿(Twitterみたいな感じ)
- 音声:音声データを投稿(楽曲やラジオ配信などもできる)
- 動画:動画データを投稿(YouTUBEの動画のリンクでも貼れる)
を投稿できて、それらを楽しみあうSNSです。
出版社との提携などもしているので、漫画を投稿してnote内で人気が出ればそのまま出版化なんてのも最近ではよく耳にする話です。
noteの活用方法は別記事でまとめていますので是非参考にしてみてください。
イラストレーターのnote活用術!営業・収益化するアイデア6選!
Behance(ビハンス)
世界中のクリエイターが作品を投稿・公開しているSNSです。
Adobeが運営しているのでAdobe製ソフト毎に作品登録したり検索できたりもします。
IllustratorやPhotoshopから直接作品を投稿することも可能なのでAdobe製品で制作している人にとっては参加しやすいです。
日本国内だけでなく世界中から作品が集まるので見ているだけでも楽しいし勉強にもなりますね。
評価されるようになれば海外からの仕事依頼もありえます。
そのままアカウントをポートフォリオサイトとして活用しているクリエイターも多いです。
海外進出したいイラストレーターのための営業方法を4つご紹介!
dribbble(ドリブル)
こちらもBehance同様世界中のクリエイターが集うSNSです。
公開した作品を見て仕事を依頼したり、求人情報が掲載されていたりクリエイターがビジネスとしても活用できるコミュニティです。
バスケットボールをテーマに世界観が作られていて、作品投稿をShotと言ったりアカウント登録者のことをPlayerと呼ぶなど独特な用語が使われます。
このSNSは招待(Draft)されないと参加できない仕組みとなっているので質の高いクリエイターが集う場となっています。
閲覧するだけなら誰でもできます。
Behanceやdribbbleは単純に作品のクオリティで評価がされるのでイラストの質で勝負したい、という方には向いてますね。
pixiv(ピクシブ)
ご存知、イラストコミュニケーションサービス・ピクシブです。
お絵描き好きSNSとして知られています。
絵に自身があるならチャレンジすることで知名度を上げることができるかもしれません。
ピクシブ内でイラストレーターを探している企業もありますので、アピールできれば仕事に繋がるかもしれません。
絵の描き方やソフト・アプリの活用法などわかりやすく解説することでたくさんの人にシェアされることもあります。
描きたいジャンルのイラストの仕事を依頼されるためには、これが効果的!
SNSから絵の仕事を獲得する
これらSNSからどう仕事を手に入れるのか、認知拡大を狙うのか。
想像つかないという場合は是非以下の記事を参考にしてみてください。
実績ゼロからでもイラスト・漫画のお仕事がもらえる「SNS宣伝戦略」
イラストのSNS投稿で有名になった具体例はこちら。
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上手に活用できればSNSは優秀な営業先となりうるのです。
是非チャレンジしてみてくださいね。
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