クリエイターよ!だまされるな!!
一見、都合の良さそうな案件でも実は地雷案件だった…なんてこともあります。
クリエイターを食い物にする悪鬼!悪徳クライアントの魔の手から自身を守るために、ここでは地雷案件の依頼に使われがちな
耳障りは良いけど信じちゃいけない誘い文句5選
をご紹介していきます。
もし、依頼時にこんな誘われ方をしてきたら身構えた方がいいかもしれません…。
が、依頼を請ける際は慎重に判断しましょう…。
動画版はこちら▼
納期はいつでもいいので…
え!納期決まってないの!?超余裕あるじゃん、ラッキー!!
なんて安請け合いしてしまうと痛い目を見るかもしれません…。
納期が決まってない(またはメチャクチャ先)ということは、クライアントが納得するまで納品できないということでもあります。
こだわりの強いクライアントの場合、延々と修正が続く場合も…。
最終段階まで制作したものを「うーん、やっぱり根本から作り直したい」と、ちゃぶ台返しされる可能性だってあるんです!
なんせ納期が無いからね!!
いつも〆切に苦しまされるクリエイターにとって甘い囁きにも聞こえますが、実は納期が無いというのも考え物だったりするわけです。
何か月も対応して報酬これだけ…?なんてことにならないように注意しましょう。
「納期はいつでもいいので…」は地雷案件やな。。。会社員時代、その名目で1年以上納品できない案件があった。長引くってことは、予算は変わらず工数がその分かかるってこと。
クリエイターよ騙されるな!用心すべき地雷案件依頼の誘い文句5選 https://t.co/QS3VyeeuxX @ksd_illustより
— くにかたゆうか|designer (@ykunid) January 14, 2020
延々と終わらない作業を依頼され続けるのはしんどいですよね…。。
今後継続的に依頼あると思うので初回は安めで…
これもよく聞く誘い文句!
でも約束が守られることはあまりありません。。
この依頼を請けた後のシナリオは以下の通り。
- その後の連絡は無い(1回だけ安く仕事を請けただけ)
- 継続的に仕事は来るものの、金額は上がらず。ずっと安く請け負い続ける。
- 2回目以降は報酬アップで継続的に依頼を請ける
③パターンの確率もゼロではない。
ゼロでは無いけどレアケースだと思っておいた方が良いです。たいがいは①か②。
でも、お試しパターンの場合はワンチャンありです。
まだあなたに信用が無くて、でも依頼はしたいのでリスクヘッジで初回は予算抑えめで。みたいなパターンですね。
初回の納品物がクライアントの求めるラインを超えることができれば次回以降は値上げして継続依頼してもらえるかもしれません。
ただ、初回依頼時に求められるラインの線引きと、次回以降の値上げ金額についてしっかり確認を取っとかないと危ういかも。
今後も依頼するから今回は安めでと言ってきた顧客が2回目以降報酬アップで継続的に依頼してくれる確率がゼロじゃない??
ゼロだよ!www
クリエイターよ騙されるな!用心すべき地雷案件依頼の誘い文句5選 https://t.co/1syLgNcA9n @ksd_illustさんから pic.twitter.com/UwLKQF9F4l
— 米村歩@日本一残業の少ないIT企業社長 (@yonemura2006) January 14, 2020
ゼロ!!なのかもしれません><
いろんな所で(納品物が)露出されるのであなたの宣伝にもなる!だから安めで…
クライアントもビジネスなので、何とかできるだけ安く良いものを発注したがるものなのです。
これに関しても苦肉の策で言っていることが多かったりします。
というか、案件内容を確認すれば、どれ程の露出があるか・自身の宣伝になるのか判断できるところだと思うので各自で判断してみましょう。
ちなみに、いろんな所で露出されるような大きな案件であれば、ある程度の予算が確保されている可能性が高いので、値上げ交渉をするとドカンと上がる場合もあります。
単純に案件を抱えている代理店などが仲介料をガッツリ抜いているだけ、なんてことも。
案件内容を確認していけるようなら金額交渉!
値上げが難しければ断るか、本当に自分のブランディングに繋がるような仕事であれば請けてみるのもアリですかね。
とりあえずまず会ってお話がしたい!
メールや電話じゃなくて会ってお互いをよく知ってから依頼したい!
というクライアントも珍しくなかったりします。
人となりを知ってから仕事を頼みたいってヤツです。
こういう誘い方をされたら
スケジュールやご予算、ご依頼内容によってはお引き請けできない場合もあります。
お会いして貴重なお時間を頂いたうえでお断りとなってしまっては申し訳ないので、まずは詳細をメールで頂戴できますでしょうか?
と返してみるといいでしょう。
それでも詳細を教えてくれず、まずは会いましょう!と誘ってくる人はかなり危険!
多分、以下の2パターンのどちらかです。
- メチャクチャ地雷案件。会って強引に引き受けさせようとしてくる。熱い思いを語ってきたり、情に訴えてくるパターンも。
- 何か別の勧誘目的。
会って打ち合わせが必要な案件でも、たいがいは、まずメールで詳細を確認できるはず。
いきなり会うのは避けた方が無難です。
報酬は安いけど、クオリティはそこまで求めてないので、サクッとお願いできませんか?
誰も得しない…。地獄のお誘い…。
- クリエイター:安いお金もらって、ポートフォリオに掲載できないような低クオリティの仕事をする
- クライアント:しょぼい納品物をGETする
金額は安いけど、そんな頑張らなくていいなら請けるか~
と考えてしまうと危険!
だいたいこれを言ってくるのはクライアントとクリエイターの間に入っている代理店だったりします。
クライアントとクリエイターの板挟みになっている状態。
クライアントからすればお金払ってしょぼい納品物おさめられても困るだけです。
実際請けてみたらメッチャ修正されまくる…!みたいな展開もありえます。
そもそも、実績として誇れない案件を安い金額で請け負うなんてことしてたら廃業まっしぐら!
こんな依頼をしてくるところとは、距離を取った方が吉です!
『実績として誇れない案件を安い金額で請け負うなんてことしてたら廃業まっしぐら!』は改めて肝に命じておきたいですね…
クリエイターよ騙されるな!用心すべき地雷案件依頼の誘い文句5選 https://t.co/f8Kk5W2DJ8 @ksd_illustから
— 影由 (@kagelow) January 14, 2020
ついつい隙間時間でサクッと小銭稼げるならまぁいいか…って思っちゃいがちですが(僕なんかはそうです)
その時間をもっと有意義に使った方が絶対いいです!!
クリエイター泣かせ案件追加
あと、似たようなことだと
・予算が決まらないうちにどんどん進む案件
・連絡や確認が雑な会社・人
・社長の鶴の一声で白紙になるなどなど、挙げだすといろいろ出てくるな…
— サタケシュンスケ|イラストレーター(20年2月11日〜24日 個展 東京浅草) (@satakeshunsuke) January 14, 2020
ベテランイラストレーターのサタケシュンスケ先生のツイートです。
- 予算が決まらないうちにどんどん進む案件
- 連絡や確認が雑な会社・人
- 社長の鶴の一声で白紙になる
これもあるあるですね~><
甘い誘い文句の裏を読み取るべし!
都合の良い話には裏があるものなのです。
実際にここで紹介した誘い文句だけじゃなく、あの手この手でクリエイターを安く使い倒そうとする悪い大人はたくさんいます!
だまされないように、よ~く注意してくださいね!
勿論、悪い大人ばかりではなく、クリエイターに敬意をもって接してくれる人もたくさんいます。
そんな素敵な関係を築けるクライアントと仕事をしたいものですね!
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