どうもカスダ( @kasudatatsuya )です。
イラストレーターは年収が低いと言われがちですが、実は儲かってる人が多いのも事実。
かく言う僕も割と稼いでる方なんじゃないかなと自負してます(エヘンッ!)
僕なんか有名でも何でもないので、この記事を読んでるあなたも「おまえ誰やねん!」と思われてるかもしれません。
そんな僕でも独立して2年目には年収1,000万円を超えることに成功しています。
そこでこの記事では、フリーランスのイラストレーターが年収1,000万円の壁を超えるためにはどうしたらいいか、その具体策を2つ提示します。
たくさん描いて上手くなれ!!
有名なゲームのキャラデザを担当しろ!!
なんて解像度の低い、再現性の低い話はしません。
今から取り組める具体的な方法をお伝えします。
ただし、簡単ではありません。
誰でも簡単!1日5分!ワンクリックで!
みたいな怪しい話ではないです。
でも実際に僕が実践してきた方法ですし、稼ぐための方向性は示せると思いますので是非最後までご覧くださいませ^^
いちいち記事読んでる時間なんて無いよ!って方は作業しながらこちらの動画を垂れ流しておくと吉!↓
イラストだけでは年収1,000万円超えは難しい…!
まず最初に衝撃の事実をお伝えしなくてはなりません。
イラスト制作だけではバリバリに稼ぐのは結構難易度高いです。
例えば1枚10万円のイラストの仕事を請け負ったとしましょう。(計算簡略化のために税金計算は省きます)
1,000円ではなく100,000円ですよ!そこそこに高単価です。
打ち合わせからラフ提案、制作してリテイクして…という一連の工程を経て完成させるまでに仮に4日間かかったとしましょう。
ずっと働き続けるのはしんどいので1日休みをとるとすると、1枚完成させるまでに5日間かかる計算となります。
つまり、1か月間に6枚制作することが可能です。
ということは、この月に稼ぐお金は60万円!
あら、いいじゃない!!
でも、それでも年収にすると720万円…!目標の1,000万円には届かないのです。
しかも、イラストの仕事をされてる方ならお分かりかと思いますが、1枚10万円の仕事が月に6枚、コンスタントに毎月もらえる仕事なんて無いですよね!!
およそ あり得ない好待遇をもってしても尚、1,000万円の壁は越えられないのです。
イラストだけでお金を稼ぐことがどれだけ難しいことか…。
もちろんイラスト制作だけでメチャメチャ稼ぐ人もいます!
そういう人は
- 超有名で人気、認知度が高くてネームバリューがある
- 超絶手が早くて1枚数千円のカットを毎月200枚前後生産でき、それを維持できる体力と気力がある
というパターンになるかと思います。
どちらも超人的な能力が必要になるので、あまりオススメしません…!
イラストレーターが年収1,000万円を超えるための具体策
では我々凡人が年収1,000万円を超えるにはどうしたらいいのか。その具体策をお伝えしていきます。
①イラスト制作と他のスキルを掛け合わせる
以前、こちらの記事でも書きましたが、イラスト単体だけではなく、他のスキルと組み合わせることで売上をグンと伸ばすことができるようになります。
どのようなスキルと組み合わせれば良いかと言うと、
イラスト×○○で単価を上げることができます!
・デザイン
・ストーリー(漫画)
・ライティング
・動き(アニメーション)スキルを組み合わせて来年は年収UP!
本年もありがとうございました^^来年もイラストレーターにとって有益な情報を提供していきますので引き続きよろしくお願いします!
— イラストレーター生存戦略の粕田 (@ksd_illust) December 31, 2019
↑このあたりでしょうか。
わかりやすいので言えば漫画ですかね。
絵を描けるスキルにストーリー・構成を練れるスキルを掛け合わせれば漫画制作が可能です。
漫画が描けると、それだけで
- 広告漫画
- 動画漫画
- ビジネスコミック
- 自己紹介漫画
- SNS集客用漫画
…などなどの仕事を受注できるようになります。
あたりまえですが、単体カットイラストを請けるよりは単価も良いです。(その分労力かかるので)
個人的にオススメしたいのはイラスト×動きのアニメーション制作。
実際に僕はここをメインに仕事してます。
こういうの作ってます↓
描いた絵を動かせると結構需要があったりします。
さらに構成を練れて絵コンテも描けたり、音回りのディレクションもできるなら(もしくは音も作れるなら)超高単価で受注可能です。
5G時代に突入すると動画需要は爆伸びするとも言われていますし、アニメーション制作の仕事も増えるんじゃないですかね。多分。
出典:サイバーエージェント、2019年国内動画広告の市場調査を実施|株式会社サイバーエージェント
たとえ無名であったとしてもスキルを組み合わせることでイラスト制作のスキルを何倍も高単価にすることが可能です。
絵を描けるというスキルを多角的に展開できると道が開けるかも!
また、スキル以外にも専門的な知識を掛け合わせるのも有効です。
建築の知識に長けたイラストレーター
現役ドッグトレーナーのイラストレーター
など、絵を描くこと以外に専門性を持っておくと希少性が生まれ単価を上げやすかったりします。
その辺詳しくは以下の記事で解説されてます。是非合わせてご覧ください。
②ストック収入源を作る
ほとんどのイラストレーターさんに主な収入源といえば、企業や個人のクライアントに依頼されて仕事をするフロー収入と呼ばれるものだと思います。
対して、労働せずとも定期的にお金が入ってくる仕組みをストック収入と言います。
- フロー収入
労働によって得られる収入(依頼されたイラストを納品する、など) - ストック収入
仕組みを作れば定期的に収益をもたらしてくれる
フリーランスイラストレーターの恐いところは収入が安定していないところ。
先月はそこそこ仕事したから売上も多かった!でも今月はマジで暇…。売上ゼロ…ぴえん…。
なんてあるあるですよね!
でもストック収入源をもっておけばそんなこともなくなります!
定期的にお金を作ってくれる収入源を仕組み化することこそ年収1,000万円への第一歩とも言えます。
具体的にどんな方法があるのかと言うと…
イラストレーターが展開できるストック収入源
・ブログ
・YouTube
・note
・ストックイラスト
・キンドル出版
・クリエイター支援サービス
・オンラインサロンクライアントワーク以外に少しずつでもストック収入を育てられるとおいしい🤑
チャリンチャリン💰
— イラストレーター生存戦略の粕田 (@ksd_illust) March 20, 2020
こんな感じ。
例えばブログやYouTubeチャンネルなんかはコンテンツをアップすることで広告収入を得られるようになります。
閲覧された数(=PV数)に応じて収益を得られます。
ブログ記事を書いたり動画を撮影するのは大変ですが、その1回の労働でその後半永久的にお金を生み続けてくれる(…かもしれない)ようになるわけです。
また、イラストレーターが取り組みやすい例でいえばストックイラスト!
制作したイラストをストックサービスにアップしておけば、誰かが購入してくれる度にチャリンチャリンとお金が入ってくる仕組みです。
これもイラストを描く労力はかかるものの、アップしたイラストが半永久的に稼いでくれたりします。
もしあなたがアナログ作品を制作してるなら、こちらのサービスもオススメ!アナログ作品がストック収益を生み出してくれます。
そしてnoteを使えば漫画の連載やイラストの販売なんかの仕組みも構築できます。
個人でもサブスクモデル(継続課金)を簡単に作れるので、うまくいけば安定収入になります。
WEBサービスを活用すれば個人でも継続的にストック収入を得られる仕組みを作ることができます。
これが一昔前だと、大金はたいて不動産を買って、家賃収入を得る…みたいな結構なリスクを背負って作らなければならなかったのですが今はノーリスクで始められます。良い時代!
しかし、ある程度まとまった収益を発生させるには継続的なリソースの投資が必要です。
一朝一夕頑張ったからといって月ウン万円も入るような仕組みは作れません。
年単位の長期的な継続で育っていくものです。
コツコツと積み上げていくことで盤石なストック収入になるはずです!
さらにイラストや漫画などあなたのスキルを活かしたストック収入を得る仕組みを作れると、そこからフロー収入、つまりクライアントワークに繋げることだってできます。
それらのコンテンツは言うならばあなたのポートフォリオです。
作品を多くの人に見てもらえれば、その中からあなたに依頼したいと思ってくれる人が現れるかもしれません。
ストックコンテンツが広まれば広まるほど、ストック収入が増えるだけじゃなく、新たなクライアントワークを引っ張ってくることができるようになるのです!
この辺詳しくはこちらの記事をご覧ください↓
イラストレーターでも年収1,000万円!
世間的に低年収と思われがちなイラストレーターですが、今回提案しました
- イラストと他のスキル、あるいは専門性を掛け合わせる
- ストック収入を育てる
この2つを達成できれば、十分大台は見込めます。
さぁ実践あるのみです!
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