フリーランスでイラストやアニメーション制作をしているカスダ(@kasudatatsuya)です!
テレビのイラストカットって憧れますよね?
僕はお茶の間に自分の描いた絵が流れて多くの視聴者の目に触れるなんて…考えただけでコーフンします!!
そんなテレビカットのお仕事を縁あってご依頼頂けましたので、今回はその経験を活かして
テレビ番組用イラストの仕事を個人で担当するためのアピール術をまとめてみたいと思います。
★ 自分のイラストをテレビで使ってもらいたい!
★ テレビに自分の絵を使ってもらって友人・家族・親族に自慢したい!!
なんてイラストレーターの方は是非参考にしてみてくださいね^^
どんなテレビ番組用のイラストを描いたのか?
アピール術の前に、僕がどんな番組でどんなイラストを描いたのか紹介します。
依頼されたのはフジテレビのバラエティ特番「実録スクープ!その時、裁判官は言った」という番組です。
裁判官の特番なので法廷画っぽく、でもバラエティだから笑える感じで。というオーダーでした。
スタッフロールに名前が乗ると嬉しいっ!! pic.twitter.com/xmEynQjI1n— カスダタツヤ:フリーランスクリエイター (@kasudatatsuya) July 27, 2019
裁判官の説諭(裁判の最後に被告に向けて裁判官が悪いことを改めるように諭すヤツ)を紹介する番組。
その中でも「え?そんな説諭あり!?」みたいなトンデモ説諭を紹介するコーナー用のカットイラストを描きました。
仕事の詳細については僕のWEBサイトをご覧ください。
他にも
「今夜くらべてみました」のエピソードトーク用イラストカット
今日の「今夜くらべてみました」に僕が描いたイラストが流れましたー! pic.twitter.com/tL6Nfhsizt
— カスダタツヤ▶㈱粕田屋 (@kasudatatsuya) January 20, 2021
メチャクチャ反響があった「しゃべくり007」のエピソードトーク用イラストカット
今日放送のしゃべくり007でaikoさんのエピソードトーク用イラスト描きましたー!
aikoさん45歳って信じられないくらい可愛らしいですよねー🥰 pic.twitter.com/TuP7BL29yA— カスダタツヤ▶㈱粕田屋 (@kasudatatsuya) March 1, 2021
テレビ番組用イラスト案件の事情
まずはテレビ番組用のイラスト案件の性格を把握する必要があります。
テレビ番組用イラストは基本的に個人依頼は無い!?
そもそもテレビ番組に使われるイラストはそれ専門でやっている会社に依頼されるパターンがほとんどです。
大量発注・スピード制作・バリエーション豊かな描き分け…などテレビ的なニーズを満たせるとなると個人よりも、豊富な人材を抱えた企業への発注となるのは想像に難くありません。
芸能人の似顔絵なんかは既にあらゆるテイストで描かれたストックがあって、その中から選んだりするみたいですね。
なので、自分で描いた絵をテレビでバンバン流したい!!みたいな人はそういう会社に所属するか、業務委託契約しておくと豊富に案件が流れてくるかと思われます。
その辺の詳細はこちらの記事に詳しくまとめられているので、興味があればご一読ください↓
テレビ業界下請けイラストレーターの話。仕事内容は?給料は?なり方は?
テレビ番組用イラストの踏み込んだジャンルを狙う
では個人で依頼されるためにはどうしたらいいでしょう?
テレビ番組にはあらゆるジャンルがあります。
バラエティからニュース・報道、健康系からドキュメントなど多彩です。
その中で使われるイラストも番組の雰囲気に合わせて描かれることがほとんどですよね。
報道番組内でコミカルテイストな絵を使って凶悪事件の情報を伝えていたらクレームものです。
なので、上述したテレビ番組専門のイラスト制作会社では、あらゆるテイストの絵を納品できるよう人材確保しているわけです。
でも、まれに、もうちょっと踏み込んだジャンルの絵が必要な番組もあったりします。
”もうちょっと踏み込んだジャンル”とは、つまり いわゆる”バラエティ””報道”などといった大枠のジャンルではカテゴライズしにくいものです。
まさに今回僕が担当した番組がそれだったりします。
裁判という固めなテーマを扱ったバラエティ。使いたいイラストのテイストは
- 裁判なので法廷画のようなイメージ
- だけどバラエティなので笑えるような絵で
- とはいえギャグコミカルな感じでもなく、シリアスさも兼ねて
- 塗りは法廷画っぽく水彩で
- でもスピーディに修正に応じてもらいたいのでアナログ制作はNO
みたいな”ちょっと踏み込んだジャンル”です。
個人で狙うならこういったオーダーメイド感のある内容を自分の得意分野で請け負うべきです!
個人・フリーランスでテレビ番組用イラスト案件を依頼されるには
と、いうことなので、ちょっと踏み込んだジャンルの番組を作ろうとしているディレクターさん(ないし、イラスト素材等発注担当の人)と知り合いアピールすることでイラストの依頼がGETできそうですよね。そのためには
- 実際にテレビを作ってる人と知り合う
- WEBを駆使して検索流入を狙う
の2択となります。
①はまずムリでしょう。そもそも、テレビ番組を担当してるディレクターさんやら関係者の知り合いっています??僕はいないです><
なんか六本木とかで催されてるパーティ―とか行けば出会えるんでしょうか…?出会えてもお話し聞いてもらえるんでしょうか…?
「俺っち、ギョーカイ詳しいから番組DもPもツーツーよ!」
って人はその人脈を活かして何とかなりそうですが、僕を含めてほとんどの人にとってハードルが高すぎるので②について解説します。
WEBを駆使して検索流入を狙え!
実際、今回僕が依頼された流入経路も自分のWEBサイトからの問い合わせでした。
フリーランスのテレビ番組ディレクターの方からのご依頼です。(テレビディレクターにもフリーとかあるんですね)
へー、テレビ番組のイラストもネットで探してるんだー。なんて思いましたが、ヒアリングしてみると、上述した通り、基本的には契約してる会社に依頼することがほとんどだそうです。
今回僕に白羽の矢が立ったのは”ちょっと踏み込んだジャンル”だったから。
こういうのは小回りの利く個人の方が依頼しやすいし、そのジャンルを得意としてる人にお願いしたいとのことでした。
今回なんかでいうと「水彩・法廷画・笑える…」などのキーワードで検索して該当しそうなイラストレーターを探していたそうです。(検索ワードの詳細は不明)
で、僕のサイトに辿り着き、
「水彩っぽく描けるし、コミカルな絵も描いてるし、法廷画っぽいテイストでも描いてるぅ!!」
ってことで問い合わせてくれたそうです。
実績作品に関しては僕のWEBサイトを是非ご覧下さい^^
つまり、WEBでの発信がキーポイント!!
検索してもらえるWEBサイトの作り方
べつにテレビ番組用イラスト案件に限らず、検索されるWEBサイトを持っていれば自分の欲しいイラスト案件を呼び込むことも可能です。
そんなWEBサイトの作り方は、ざっくり言えば
- 制作実績もSEOを意識したタイトルをつける
- 実績のイラストをペタッと貼るだけじゃなくて、テキストで詳細を書く
です!
僕のサイトの実績紹介ページをご覧いただければわかりやすいかと思いますが、何となく検索されそうなキーワードを盛り込んでいることがわかりますか?
「SNS用」「マンガ風」「水彩テイスト」「コミカル」「バナー用イラスト」・・・
などですね。こういうワードを含めておくと、そのワードで検索した時に検索一覧に表示されやすかったり…しなかったり…。
この辺に関してはこちらの記事でわかりやすくまとめてますので是非ご覧下さい↓
【イラストレーターのブログ集客】イラストSEOを意識した営業戦略
そもそもWEBサイトの作り方が分からない!!
って場合はこちらの記事で尋常じゃないほどにわかりやすく書いてますのでご参考ください↓
オリジナルサイトの作り方からサイトに必要な要素など詳しくまとめました!
個人でイラストの依頼を請けるならWEBサイト必須!
ということで結局テレビ案件関係なくWEBサイト必須!という話に落ち着いてしまいましたがw
まとめると、テレビのイラスト案件を請けたい!とお考えの方は
- テレビイラストを専門で請け負ってる企業に就職 or 業務委託契約をする
- 踏み込んだジャンルの番組イラストを依頼されるよう検索流入が見込める自サイトを作り育てる
- 夜な夜な六本木とかに繰り出す
という感じでしょうかっ!
ちなみにテレビ以外にも魅力的なイラストのお仕事はたくさんあります!
どんな仕事があるかはこちらをご覧あれ!