イラストレーターの仕事

イラストレーターはご縁が大切!人とのつながりで仕事を獲得する方法

イラストレーターはご縁が大切

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ゆるいイラストと北欧デザインが好き。デザインとイラストのお仕事をしながら最近はシナリオも少しずつ手がけています。 次の目標は小説家!(笑)日々好きなことを仕事にしたいと思って生きています。LINEスタンプ販売中です。
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お仕事に限らずの話ではありますが、人とのご縁というものは不思議な力があります。

「運命の出会い」とまでは大袈裟かもしれませんが、実際今の私にはかかせないご縁がいくつもありました。

そういった出会いをご縁として繋ぐために、私がやってきた行動があります。それは

  1. イラストやデザインの会社に所属する。
  2. 副業としてイラストレーターを名乗り、活動を始める。
  3. ひたすら発信、絶えず描き続けることでお声がけいただく。

です。

とてもシンプルでわかりやすい、当たり前と思われることかもしれません。

ですが、この『当たり前』が大事なのです。

もちろん、何かのコンテストで賞を取ったり、ネットに載せていた、知人に頼まれて描いた絵が好評で、とトントン拍子にイラストレーターという階段を駆け上がる人も中には居ます。が!

そればかりでは無いのです。そこを目指して撃沈したのは私だけでは無いはず……!(笑)

そんな方々のために、いろいろな方法があるということを知っておいて欲しいと思い今回、自分自身の経験を元にこの3つについて説明します。ご参考になれば幸いです。

 

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1.イラストやデザインの会社に所属する。

もうお察しでしょうが、直接現場の空気を吸うのは一番手っ取り早い方法です。

先輩方のスキルはもちろんのこと、イラストの描き方だけでなく印刷の基礎やデジタルツールの使い方まで幅広く学べます。

デザインの知識も身につけることができる用途別に使われることを想定した絵を描くことができるので強みにもなります。

さらにデザイナー視点から見た構図や見せ方、資料の集め方なども全てが刺激と勉強になります。

私の場合、雑貨デザインを手がける事務所に就職しPCスキルを習得しました。さらにそれを強みにして自分の絵を生かしたいと文具メーカーへ転職しています。

メーカーではキャラクターデザイン、イラスト発案からレイアウトまで全てデザイナーがこなすのでスピードとスキル、流行りを掴む方法等さまざまな知識を身につけることができました。

ありがたいことに私は在職中にいくつかヒット作を出させていただいたので、この時からアピールするチャンスをいただけました。

さらにここで知り合った先輩方には大変可愛がってもらい、離職した今でも連絡を取り合う仲です。

皆フリーランスで活動しているので、お互いにお仕事を紹介しあったり手伝ったりと大切なネットワークになっています。

お仕事がない時は素直に「暇なので仕事ください」とお願いしてみます。

案外たくさんお仕事抱えている方がいるので、できる範囲でお手伝いさせていただいたりしています。

付き合いが長くお互い信頼しあっているので、お仕事を通してクライアント様をご紹介いただくこともあります。

 

2.副業として仕事を始める。

本業はそのままに、平日の夜や週末の休みには『フリーランスイラストレーター』と名乗り、オリジナルの作品を作ったりするのもオススメです。

ある程度イラストが出来てくるとグッズ製作も良いアピールになります。

グッズを作るとそれに見合ったイラストも描くようになるので、目的別に絵を描くことを覚えることができるでしょう。

1枚絵のイラストと、キーホルダーにする絵は違いますよね。そうして作品数が増えるとイベントにも出られるようになります。(実際私がそうでした)

ポストカードやキーホルダー、原画やイラスト本を作って売るのです。自分の絵がどう見られるのかを知る良い機会にもなります。

お客として他の方の作品も拝見できるのでかなり勉強になります。

イベントに出るとそこで知り合った方とつながり、お仕事の話や今後のイベントの活動の情報も交換したりと、新しいご縁が広がります。

さらに、クラウドワークスランサーズといったインターネット上でのコンペやプロジェクトに応募したり、プロフィールページでアピールをし、とにかく「営業」します。

意外とここからのご縁で長期継続のお仕事をいただけることがあるのです!

お仕事履歴として紹介できるものはもちろんありがたいですし、そうでなくても経験として描かせていただけるのはなにより大きな収穫になります。

自分の絵で誰かが喜んでくれるという嬉しさ、ありがたさを実感できる良い機会です。

コンペに出したものは最終的に選ばれなかったとしても、自分の作品としてポートフォリオに入れることも可能です。

自分の好きな絵とお仕事用の絵の違いを感じることもあるかもしれません。

好きなだけではOKが出ないこともありますし、クライアントの意向を汲んで絵を描くという難しさを学べる場でもあります。

友達や家族、元職場の知人など、普段から交流をしている人にも「絵のお仕事受けますよ」と伝えたり、日々イラストを描いて見せたりしていると何かのタイミングで「そういえば知り合いが〜」と、新しいお話のご縁を繋いでいただけることもあるのです。(意外とこれが多い!)

年賀状や季節のカードなど、手軽なものから引き受けるという方法もあります。

『あの人に頼んだら絵を描いてもらえる』と認識してもらえる機会です。(私はお隣さんの年賀状もお仕事として受けさせていただきました)

参考記事>>
副業イラストレーターの仕事のやりがいと大変さを現役の僕が答えましょう
パラレルワークでイラストレーターの夢を叶えよう!複業イラストレーターという考え方

3.ひたすら発信して、絶えず描き続ける。

SNSやホームページは手軽にたくさんの方に見てもらえるツールです。

ホームページを見て連絡しました、というメッセージを時折いただきます。もちろん、pixvをはじめ様々なSNSに自身のサイトURLを紐づけることは必須です。とにかくたくさんの人に見てもらうということが大事です。

そして絶えず更新。(これは私もなかなか難しいと思うところではありますが)やはり更新が多い方は人目に触れる頻度が高いので有利です。

さらに『類は友を呼ぶ』という言葉にもあるように、絵描きさんは絵描きさんと繋がりやすいのではないでしょうか(私はぜひ繋がりたいです)素敵な絵を見ると刺激になります。

そこからのご縁で合同誌に参加したりイベントに出たりすることもあるでしょう。

活動の幅が広がるとアピールチャンスももちろん増えます。そうするとお仕事との出会いもグッと上がります。

なにより、これまでに描き貯めた作品がポートフォリオになり、また新たなお仕事アピールへとつながるのです。とにかく時間があれば絵を描く!描いたら恥ずかしがらずに見せる!です。

参考記事>>
実績ゼロからでもイラスト・漫画のお仕事がもらえる「SNS宣伝戦略」
イラストレーターがブログで作品を公開して仕事に繋げるための2つのポイントとは

 

人とのご縁を大切に〜つながりを大切にしてお仕事ゲット!のまとめ

お仕事をいただくにはまず行動!です。

  • 自分の存在を知ってもらう
  • 絵を見てもらう
  • 仕事をしたいと思っていることを伝える

ことが大切です。

そして、どんなお仕事であれ絵に携われることは嬉しいですよね。感謝の気持ちを忘れずに伝えましょう。

『誰か』との繋がりがあって、お仕事の『ご縁』があるのです。

良い印象を持った人が困っている時は助けたくなるものです。日頃の人間関係を大切にしていきましょう。

幅広いジャンルやテイストがあるとその分世界も広がります。自分の中の『好き』の全てを大切にしながらアピールしていきましょう。

なによりも「楽しい」と思えることが一番です!楽しく絵を描いていると、周りにも伝わります。

たくさん絵を描いて様々な場所に出向いてアピールして、いろいろな人と出会い、仲間を増やすことを楽しんでみてください。

きっと、気づけば良いご縁に恵まれていることでしょう。

 

少しでもあなたのイラストレーターライフのお役に立てれば幸いです。