はじめまして。植物系のイラストレーターのTakuyaです。
マンガや人物を描いてらっしゃる方が多いので自分のようなお花や植物に特化したようなタイプは珍しいかもしれませんね。
普段はイラストとは全く関係のない工場系の仕事をしながら、傍らアート・イラストの制作をしています。
こんな感じの作品を描いています。
今回は
絵のド素人だった自分が好きなことを継続して発信することで、仕事につなげることができた体験談
というテーマで、書かせて頂きたいと思います。
- 素人でも絵が仕事になった体験談を知りたい人。
- 自分の作品を通じて、人生に可能性を探している人
- まだ自分の作品に自信が持てないけれど、発信を始めたいと思っている人
- 発信すると、どんな事が起こる可能性があるのか知りたい人
- 自分の絵が売れるわけないよ。と思っている人
などなど、僕の体験が少しでもあなたの作品制作の参考になれば嬉しいです。
イラスト制作のきっかけはFacebook
工業系の学校に進学し、そのまま工業方面に就職。だから、絵の勉強は、中学高校で美術の授業を受けたことがあるくらいです。
デッサンできないし、人物なんて全然描けません。人物とか動物をリアルに描ける方は本当に尊敬します!
昔から植物が好きだったので野山で花を見かけたりすると、つい立ち止まって見入ったり、写真を撮ったり、観察をしていました。
園芸店を見て回ったり、植物を収集したり、自分で栽培することが趣味の一つだったのです。
そんな自分でしたがFacebookで見かけたパターンアートに関する記事を見てアートにのめりこむようになります。
パターンアートの中でもzentangle(ゼンタングル)と呼ばれるもので、決められた形のパターンを繰り返し描くことにより、比較的かんたんにアート作品を作ることができます。
海外では医療などにも利用されていて、癒やし効果もあるそうです。
これが自分にはクリティカルヒット!
繰り返されるパターンが植物の力強さを彷彿とさせて、植物好きな自分には、カッコ良い絵だなと思いました。
「俺も描いてみようかなあ。うまく描けたらインテリアにでもしよう。そうだ。Facebookに投稿したらネタになるかも。」
そんな軽い感じで、見よう見まねで描いた作品をFacebookに投稿。
すると普段の投稿より多くの“いいね!”が付きました。
嬉しくなったので、色々な絵をパターンで描いては投稿して、“いいね!”が付くのを楽しみにしていました。
そのうち、パターンは薄れ、自分の好きな植物やお花を取り入れ、オリジナルの絵を描くようになりました。
どんな反応が返ってくるかハラハラするけど、それがまた楽しかったり。
イラストレーターが営業活動で使えるSNSとその特徴をまとめてみました!詳しくはこちら
イラストの投稿を続けていたら依頼が来た
イラストを投稿し続けていると「あなたのイラストをお店に飾りたい」とコメントが付きました。
お話をしてみると、飲食店を経営されているとのこと。
値段を聞かれましたが、趣味で描いているだけだし、とても嬉しかったので、お代は頂かないことにしました。
当時は販売するという気持ちは全く無くて、自分の絵がお店に飾ってもらえるなんてとても光栄だなあ。と思っていたので、喜んで差し上げました。
その方は、お店に飾ってある僕のイラストをSNSで投稿してくださったり、「彼はこんな絵を描くのよ」とお客さんに話して頂いたり、「お店が明るくなった」と嬉しそうに絵のことについて話してくださるので、感無量でした。
「素人が趣味で描いたイラストなのに、こんなに喜んでもらえるなんて・・・イラストの力ってすごいな。なんだかすごく嬉しいぞ。」
自分の生み出したものが人を喜ばせることができるんだ。
と、自分に自信ができた瞬間でもありました。
実績ゼロからでもイラスト・漫画のお仕事がもらえる「SNS宣伝戦略」
マダムの後押しでイラスト販売を開始
とある集まりでのこと。今、趣味でこんな絵を描いていまして、先日お店に飾ってもらえることになったんですよ。と、マダムとお話をしていた時のこと。
僕「この前、絵をSNSで発信していたら、お店に飾ってもらえるようになったんですよ。こんな絵を描いてまして・・・」
マダム「あら。素敵ね。あなたの描くお花は女性に好まれそうだし、販売してみたら良いのに」
僕「いやいや、趣味で描いているだけですから、お金をいただく訳には(照)」モジモジ
マダム「“あなたのイメージでお花を描きます“なんてどうかしら。女性はそういうの好きよ。私なら買うわ。」
僕「本当ですか?冗談でなければ描かせていただきますよ(笑)」
マダム「本当よ!もっと堂々と発信していかなきゃもったいないわ。どこでどうなるか分からないわよ! みんな~、彼が私達のイメージで花のイラストを描いてくれるそうよ。ちょっと来て!」
マダムB「あら、それなら私もお願いしようかしら」 マダムC「私もいいかしら!」
僕「!?(え、本当に?) よ、喜んで!」
はじめてのイラスト販売は、素敵なマダムのアイデアと後押しにより、同時受注いただくという思いもかけない形でスタートしました。
さらに、マダムの口コミにより、さらに他のお友達からも受注をいただけるという連鎖が生まれました。マダムの口コミの力すごい。。。
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自分を知ってもらうために情報発信を継続しよう
それからも、FacebookやinstagramなどのSNSを通じて作品投稿を継続することで、引き続きお仕事を頂いています。
現在は主にinstagramで活動しており、自分の世界観を出すために専用のアカウントを取得して、そこは作品紹介だけの場所にしています。
SNSの情報発信ですが、僕は以下のことを意識しています。
- 自分の世界観を大切にする。(一つのアカウントでは作風を統一する)
- 自分の人柄が伝わりやすいような文章を書く。(僕の絵は柔らかい印象なので、きつい言葉は使わない等)
- こんなことがしたいという夢を書いてみる。(アパレル商品に使われるのが夢です等)
投稿が実績やポートフォリオになりますし、投稿する文章などで人柄が出ます。
お仕事をを探されている方にとっても、自分の人柄を前もって知ってもらうことで、その人がどんな方かが分かりやすいので依頼しやすくなると思います。
また、いいね!がつかなくても、少なくても、がっかりして発信をやめないでください。
投稿を見ている人はいます!(友達からいいね!つけないけれど、見ているよ。と言われました。)
コツコツと作品の情報発信をすることで、たくさんの人に自分の活動を知ってもらえて、楽しい何かに繋がるかもしれませんよ!
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