イラストレーターの営業

SNSで漫画発信&イベント活動によって企業案件を定期依頼された話

ABOUT US

えんぴつ座
イラストレーターとして、1年前にノースキルで活動開始。二児の母。 大学卒業後、約10年間メーカーの品質管理検査業務に従事。子育てをきっかけに、「好き」を仕事に、経済的に自立してその姿を子供に見せたいと考えるようになり、35歳でデザイナーに転職、復業でフリーのイラストレーターとして活動を始める。 子どもの未来を明るくしたい、という理念のもと、働く女性や、親子、子どもや食べ物のイラストを得意とし、企業様ポスター作成、飲食店のメニューイラスト、ブログのアイキャッチなど作成。
スポンサードリンク



フリーランスでイラストレーターをしておりますえんぴつ座と申します。二児の母です。福島県福島市出身。

私は持ち込みや、電話・メール営業ではなく、

  • Twitterでのマンガ連載
  • 自分で運営するコミュニティ活動

をすることで企業からのイラスト・マンガ案件を依頼してもらえるようになりました。

どのように考え、活動し、依頼してもらえるまでに至ったかをこの記事でお伝えしたいと思います。

営業・集客方法に幅を持ちたいと思ってる方は是非読んでみてください!

 

スポンサードリンク





自分自身の「強み」を、考える。

駆け出しだった私は、まず自分がどんな仕事をしたいのか考えました。

私の場合それは、”育児や子ども向けの教材、親子イベント関連のチラシなどでイラストを描くような仕事”でした。

とにかく、それに繋がる行動をしようと思い立ち手始めに身近な人達の似顔絵を描かせて頂いてました。

そんな中ほとんどのお客様からおっしゃっていただけるのが「優しい」というお言葉でした。

なので漠然と、「優しい」を活かせる仕事ができたら良いな、と考えていました。

似顔絵をひたすら描いているうちに、イラストだけでなく「別のスキルとのかけ合わせ」が必要なのではないか、と感じるようになりました。

参考記事>>

 

週間連載マンガをはじめてみた!

参考


試行錯誤の結果、私が選んだのはイラストとストーリーを掛け合わせてマンガを描こうと思い立ちました。

何故これを選んだのかというと、理由は2つあります。

  1. 「マンガ」は見てもらえる人の幅が広がる
    難しいビジネス書も、漫画にすると読みやすくなりますよね。そのスキルは仕事の幅を広げるのではないか
  2. 少しだけ自信があった
    趣味でこっそり漫画を描いていた時期があり、当時SNSでもまあまあ反応いただけていたという自負があり、これならイケるのでは!?と期待していました。

そこで、他の人からの反応をたくさん見たかったので、週刊連載という形を取りました。

描く上で見る人が共感できるような内容となるよう心がけました。

私の強みである「優しい」を活かす為に、発信内容は、家族の日常で子育てあるある系にしました。

イラスト × ストーリー(家族・子育て) × 優しい

スキルの掛け合わせに更に、自分の強みを掛け合わせることでジャンルを絞れるかと思います。

また、Twitterを中心とした発信にしたかったので、4コマ漫画にして一コマずつ見せられる工夫をしたりしました。

※Twitterは1投稿で画像を4枚まで掲載できます

 

ところが、

 

Twitterでは全然反応が無くて…(チーン)

ほとんど壁打ち状態が続いて、モチベーションがだだ下がり…。

確か6回くらいの連載で(悲しすぎてうろ覚え)辞めてしまいました。

でもこの行動が後々響いてきます!

 

複数の活動が複合的に影響し合って依頼に繋がる!

私はイラストレーターとして活動をする傍ら、コミュニティのイベント活動もしています。

詳しくはコチラ→主婦クリエイターがイベントを企画して仕事を獲得するまでの手順を解説

そのコミュニティで、地元のラジオ番組に出演させていただく機会がありました。

それをたまたま企業の代表の方が聞いてくださっていて私自身に興味を持ってもらえて、わざわざSNSで検索してくれたのです!

そこで、例の挫折した週刊連載マンガにも目を通してくださったことがきっかけでご連絡を頂けました。

実はマンガの中で、その企業が運営している地域食堂に行った時のレポートマンガを(独自に)描いたことがあり、それがコンタクトを取る決め手となったそうです。

イベント活動だけじゃなく、マンガ連載だけでもなく、それらの発信が複合的に影響してクライアントに届くものなんだと思いました。

精力的に活動することは大切です!人生何が起こるかわかりませんからね。

 

ちなみに、ご連絡いただいたときに「視点が優しくて良い」と言って頂けました。

まさに、私の強みである「優しい」が相手にも「魅力」として伝わったので、これは嬉しかったですね!

もともとご連絡いただいた企業の素晴らしい取り組みにはもの凄く興味があり、イラストのお仕事で関わることができたら良いなぁと思っていました。

実際に営業にも行こうと考えていましたので、ご連絡頂けたときは本当に嬉しかったのを今でも覚えています。

 

ただ、この時点ではまだ依頼とまではいかず「ふんわり」したものでした。

 

 

ふんわりした依頼を、確実にお仕事獲得するためにとった行動

「いつか機会があれば依頼したい」

と言われたら、その「いつか」はずっと先の話だったり、もしくはただの社交辞令…であることがほとんどじゃないですか?

私も少ない営業経験の中で、そのワードが出ると「すぐにはご依頼いただけなさそうだな」と毎回ガッカリしていました。

そしてこの時も、例にもれず「機会があれば依頼したい」という感じだったのです。

イベント運営とマンガ連載、それらの成果として繋がったこのチャンスを、どうしても確実にものにしたかった私は自分にできそうなことを2点提案してみました。

✔その企業の運営する食堂の開催イベント用チラシを作る
✔食堂イベントに実際に参加してレポートマンガを描く

特にレポートマンガに関しては「マンガであれば幅広い人たちに見ていただける」というメリットを力説しました。

レポート用の媒体は既にあり、食材の写真と出来上がりの料理やイベントの様子が紹介されていました。

でも、マンガならもっと会場の空気感をお伝えできるのではないか考え、その旨をお伝えしました。

すると思いが伝わり「地域食堂の開催レポートマンガ連載」のご依頼をいただくことができたのです!

これも、Twitterでの週刊連載マンガを予め見てくださっていたからこそ、イメージが湧きやすく、効果的だったのではないかと思います。

 

駆け出しイラストレーターが企業案件を獲得するためには

やりたい仕事があれば沢山行動し、発信しよう

正直、たったの6回で連載を諦めてしまった私が言うのもなんですが、「どうせ描いても反応無いし…」と手を止めるよりは「誰かが見てくれるかもしれない」と手を動かしたほうが仕事獲得の可能性は上がる!と、身を持って体験できました。

ですので、出し惜しみせず、やりたい仕事があればどんどん積極的に手を動かして、発信することは大事だなと思います。

そしてその際は、ただ闇雲に手を動かすのではなく、「自分の強み」を発揮できるものを見つけて発信することが大事です。

そして、SNSのいいねの数だけが全てではないということもわかりました。

確かに「いいね」の数は1つの指標にはなるかと思います。

ですが、あまりそこに固執せず、怖がらずに発信していれば届けたい相手に届くこともあるので、たくさん手を動かすのは有効かと思います。

私も「いいね」が少なくてモチベーションが上がらず辞めてしまいましたが…。

今後はあまり気にせず、めげずに「自分の強み」を発信していこうと思います。

また、窓口は何個もあったほうが良いという事も学びました。

今回の仕事を獲得できた一番のきっかけは、コミュニティ活動です。

この活動も私が好きでしている事です。

たくさんの好きが掛け合わさることで窓口も増えるし、発信の場を多く設けておくことで知ってもらう確率も上がります!

 

行動・発信する時に心がけていること

✔やってみたい仕事のジャンルに、多方向からアプローチしてみる
✔強みを活かした方法を探して試してみる

です。

自分の強みは、仕事をしていく中でクライアントの方から教えていただくのだと常々感じています。

もちろん自己分析して見つけられる人もいるかと思います。

ですが、私は元々自己肯定感が低く、自分の良い部分が見つけられませんでした。

そんな中、クライアントの方から「視点が優しい」と仰って頂ける事が多く、今では素直にそこは「自分の良いところである」と自信が持てています。

今後もお仕事をしていく中で、もっとたくさん自分の強みを見つけて仕事に活かしていけたらと思います!

少しでも皆さんのお力になれたら幸いです!一緒に頑張りましょう!

この記事が面白かった!参考になった!と思っていただけたら下の画像の左上に表示されるPマークをクリックしてPintarestでシェアしてください(ㅅ>ω•*) (PCでご覧の方は画像にカーソルを合わせると【P保存】と表示されるはず)

各種SNSでもシェアしてもらえるとメチャクチャ嬉しいです( 人´•౪•`)⌒♡



自分の強みを生かして営業をしたいイラストレーターにオススメの記事