どうも!イラストレーター生存戦略編集部( @ksd_illust )です。
今やTwitterやInstagram、FacebookなどのSNSはイラストレーターとして活動するうえで重要なツールとなりました。
たかがSNS、されどSNS!
上手に運用できれば、そこから集客できて仕事に繋がります。
自身のポジションを明確化してブランディングにも活用できます。
この辺のSNS活用方法は以下の記事が参考になると思いますので、気になる方はチェックしてみてくださいね^^
さて、この記事では、そんなイラストレーターのSNSプロフィール欄に
駆け出しイラストレーター
初心者イラストレーター
などと自己紹介してしまっている方々への注意喚起をお伝えしたいと思います。
”駆け出しです”とか”初心者です”なんて書いちゃってませんか?
そういうプロフィールを書いていると、実はいつまでもちゃんとした仕事にありつけなかったりします…!
その恐るべき理由をツラツラと書いていきます。。
動画版はこちら▼作業しながらも聞けるので絵を描きながらでも流し聞きしてくださいね^^
自分が駆け出しだと名乗ることの意味
そもそも自分がイラストレーターに依頼する側の立場として考えてみましょう。
駆け出しイラストレーターとベテランイラストレーター、どちらに仕事を任せたいですか?
あえて”駆け出し””初心者””素人”なんて書いてる人には依頼しづらく感じませんか?
正規な仕事であれば、なおさらその傾向は強まるはず。
最後まで責任をもって仕事してくれるだろうか?
納期を守って進行してくれるだろうか?
”駆け出し”イラストレーターにはそういった信用が欠けてしまうのです。
締め切りまでに納得できるクオリティのイラストが納品されないのは、依頼したあなたの責任になってしまいます。
「なんでまだイラスト仕上がってないの!?」と上司に叱責されるかもしれない。。
その後の工程でおさえておいたデザイナーさんにも迷惑がかかるかもしれない。。
…やっぱり駆け出しの人には依頼できないな!
そうなるのが当然の流れ。
つまり、あなたがプロフィールに初心者であることを記載することによって、その時点で既に依頼を失注しているといっても過言ではないのです!!
だから、”駆け出し””初心者””素人”と記載する意味は無いのです。
意味がないだけならまだしも、トラブルに巻き込まれる可能性すらあります…。
駆け出しイラストレーターに依頼する人はどんな人?
”駆け出し””初心者””素人”と記載されたイラストレーターにちゃんとした仕事を依頼する人はほぼ皆無!とお伝えしましたが、例外で依頼してくれる人もいます。
それはどんな人かと言うと
- 新人を発掘し、新たな才能を見出したい人
- お金がないから安く絵を描いてほしい人
です。
新人を発掘し、新たな才能を見出したい人
あなたがとても素敵な絵を描いているのに”駆け出し”ですお仕事ください><とプロフィールに書いていれば、そこに手を差し伸べたいと考える人もいるかもしれません。
でも、そんな人いますかね??
筆者は会ったことありません…!
素敵な絵を描く、というのももちろん重要なのですが、仕事として依頼する以上、先述したように
- 納得できるクオリティで納品してくれる
- 〆切を守って仕事してくれる
- 最後まで責任をもって仕事してくれる
方が大切だからです。
これを重要視するクライアントは少なくありません。(というかほぼそうです)
なので繰り返しになりますがまともな仕事を発注したい人は”駆け出し”に依頼はしたくないのです。
お金がないから安く絵を描いてほしい人
駆け出しイラストレーターに依頼したいと考えている人、堂々不動の第一位が「イラストに対してできるだけお金を支払いたくない人」です!
駆け出しなんだから、安く描いてよ!
仕事を経験させてあげるからタダでお願い!
イラストなんかにお金かけたくないからテキトーでいいからちゃちゃっと描いてよ!
”駆け出し””初心者””素人”という文言はそういう輩(やから)を呼び寄せてしまう呪いの自己紹介なんです…。
こういう人たちと仕事をしているとメチャクチャ消耗します。
絵を描いて収入を得よう、イラストレーターとして生活していこうと考えているのであれば、絶対に係ってはいけない人たち。
こういうヤツね↓
駆け出し、と名乗ることの危険性についてお分かりいただけましたか?
駆け出しって名乗りたくなっちゃう理由
仕事を依頼してもらえないリスクを抱えながら、ヤバイ奴らを呼び寄せてまで なぜ”駆け出し”と名乗ってしまうのか。
それはつまり自信の無さの表れだったりします。
”駆け出し”と名乗ることで
ちょっとくらいのミスは大目に見てね!
上手く描けなくても怒らないでね!
納期過ぎちゃってもしょうがないよね!
といった、まだまだ初心者なんだから何かあってもご勘弁を!という免罪符であり、自分を守るための盾なんじゃないですか??
そういったテヘペロ心がチラ見えしちゃいます。
プロとしてお金をもらって描くんだ!という決意まで至っていないように感じるのです。
いやいやいや、自分は本当に最近イラストレーターを名乗り始めたから”駆け出し”って名乗ってるだけだ!!そこに特別な意味のないし、スケベ心もテヘペロ心もないよ!!
なんて声も聞こえてきます。
”駆け出し”と書くことにメリットが無いのは先述した通りです。あえて書くことで自分の格を落としています。
それに、いつまで駆け出しで、いつから駆け出しじゃなくなるのか…。
もう最初から「プロのイラストレーターです!お任せください!!」と名乗ってしまった方が潔いですよね。
で、依頼してもらえたら、納得してもらえるよう必死に対応する。分からないことは調べる、聞く。
そうやって経験していく過程ではミスもでてくることでしょう。
過ちは真摯に受け止め、謝罪し、再発防止の工夫をしていく。
これを繰り返すことで、いつの間にかベテランイラストレーターになっていくのだと思います。
イラストレーターとして収入を得て生活をしていきたいのであれば、まずは”駆け出し”という免罪符を捨てて、プロとして対応していくんだという決意が必要なのです。
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