イラストレーターの働き方【会社勤務・副業・海外・在宅フリーランス】

イラストレーターという職業はフレキシブルに働き方を選択できます。

この記事ではイラストレーターの働き方をそれぞれ紹介し、その特徴を解説していきます。

会社員イラストレーターとして働く

正社員・契約社員・派遣社員など企業に勤める働き方。

一般的なサラリーマンと同じで社会保障や固定給が得られます。

1日8時間働けば何時に出社してもOKなフレックス制度や、自宅で働いてもOKなリモートワーク制度を設けている企業もあります。

基本給に一部残業代を含めて支給している裁量労働制を採用している企業も多いです。

イラストレーターと言えど、絵を描くだけでなくデザイン業務や雑務など必要に応じてこなす必要があるけど、それにより総合的にスキルアップできたり。

会社員イラストレーターとして働くためには？

当たり前ですが就職する必要があります。

書類審査後、1～3回程度の面接を経て採用というプロセスが多いです。

書類では学歴よりもポートフォリオ（作品集・制作実績）が重要視される傾向があります。

未経験でもチャンスはありますが、ポートフォリオが作れないと厳しいです。

マイナビクリエイターやギークリーなどの転職エージェントを活用することでアドバイスを受けながら転職・就職を進めることができます（無料！）

転職エージェントについての解説はこちらをご覧ください。

副業イラストレーターとして働く

企業に勤めながら副業でイラストレーター業をする働き方です。

会社員とフリーランスの間のような働き方ですね。

フリーランスは仕事が無ければ収入がゼロになってしまいますが、副業であれば会社員としての給与報酬を受け取りながらできるので安心して取り組めます。

給与+副業収入が入るのでガッポリ稼ぐことも可能。※年間20万円以上の収益が発生する場合は確定申告が必要です。

ただし、本業の合間や就業後に副業をすることになるのでスケジュール管理が難しかったり時間的拘束が厳しかったりもします。

副業クリエイターがランサーズでどのくらい稼げるのかというレポートはこちらです。

また本業に対しての”副”業という考え方から脱却して複数の本業を持つ”複”業という考え方もあります。

副業イラストレーターをすることで仕事にやりがいが見出せる！かもしれません。

副業イラストレーターとして働くには？

実はイラスト制作スキルとネット副業は相性が良かったりします。

イラストをお金にする方法はいろいろありますのでこちらのまとめ記事を是非ご覧ください。

自分でもできそうなものからチャレンジしてみてくださいね。

また、将来的にフリーランスとして独立することを考えている方は、その前にプレ独立期間として副業をしてみるといいでしょう。

仕事の獲り方やスケジュール管理方法など学ぶことは多いはず！

在宅・フリーランスイラストレーターとして働く

フリーランス・個人事業として独立開業してイラストレーター業をする働き方です。

在宅で働いている人が多いです。

カフェで働こうがコワーキングで働こうが基本的に自由！

案件によっては企業に出向して働く形態もあります。

イラストを描くだけじゃなく、営業や経理も兼ねて経営をする必要がでてきます。

仕事を取れなければ収入はゼロになるし、働けば働いた分稼ぐことも可能。

当サイトの管理人は新卒でフリーランスになって大失敗した経験があります。

お金を稼ぐ方法はひとつだけではないので、あれこれ試行錯誤して収益源を増やす工夫が必要です。

そのプロセスを楽しめたりチャレンジすることに抵抗が無い人が向いているかもしれません。

また、よくイラストレーターは稼げないと言われます。

他の職業を比べ賃金が低いのは確かですが、実はフリーランスイラストレーターは稼ぎやすいビジネスモデルでもあるのです。その理由は

1. 設備投資費用がかからない
2. 売上が季節に左右されない
3. 商品のロスが少ない
4. 小資本で始められる
5. 在庫がない（あるいは少ない）
6. 利益率が高い

からです。

詳しくはこちらをご覧ください。

在宅・フリーランスで働くには？

もし今あなたが会社員であれば、辞めて独立する前に

1. 技術
2. 人脈
3. ビジネススキル

の3つを手に入れておきましょう。

これらは独立後のあなたを救う武器となるはずです。

詳細は以下の記事で。

また、独立前にしっかりと準備しておけば生活が破綻することなく事業を軌道にのせることも可能です。

実際に当サイト管理人が独立前にした準備についてまとめましたので参考にして下さい。

”在宅”にのみこだわるのであれば、フリーランスでなくてもリモートワークを採用している企業に勤めるって方法もありますね。

主婦・主夫イラストレーターとして働く

在宅・リモートで働けるイラストレーター業は主婦（夫）にも人気です。

家事・育児の合間に仕事をこなし、副収入を得られれば生活費にゆとりがでますね！

また、家事・育児を日々遂行する目線から描かれたイラストやマンガコンテンツはSNSとも相性が良いです。

SNSやWEBサービスを駆使して出版までしてしまったママさんイラストレーターもいます。

そしてこちらも自身の子育てエピソードをマンガにして発信することで仕事に繋がった主婦のお話です。

家事・育児と仕事の両立方法

とはいえ家事や育児に追われると仕事する時間がなかなか捻出できないのも事実…。

そこで実際に子育てをしながらイラストの仕事をしているママさんイラストレーターのスケジュール管理法を学びましょう！

地方でイラストレーターとして働く

都心ではなく地方でもイラストレーターとして働くことは可能です。

その土地に即したアプローチをすることでブルーオーシャン（ライバルのいない市場）を開拓できるかも。

そんな働き方をしているイラストレーターにインタビューした記事がこちらです。

地方在住でも食いっぱぐれない働き方

地域密着で営業すればリピーターもつきやすく意外と仕事には困らないかもしれません。

ただ、ネックなのは上のインタビュー記事で飯塚さんもおっしゃっている通り、都心から降られる案件と比べ地方案件は金額が安い…。

であればインターネットを活用して地方にいながら都心の仕事をひっぱってくればいいじゃないか！ということでコチラの記事にまとめられています。

海外でイラストレーターとして働く

イラストの仕事は何も日本国内だけではありません。

海外に目を向ければ市場はどこまでも広がっていきます。

でも言葉の壁は？どこで仕事募集してるの？

など疑問も多いし、不安もつきません。

そこで既に海外クライアントと渡り合っているイラストレーターの経験談記事を読んでイメージを膨らませましょう！